こんにちわ。
オーバーストックという、オンライン小売企業の紹介記事です。
管理人の苦手する、無配グロース株で、直訳すると「過剰在庫」となりますが、果たしていったいどんな企業なのでしょうか。
設立は、1999年とインターネット業界では、古参な部類に入る企業です。
ソルトレイクシティに本拠地を置き、上場したのは2002年となります。
以降、世界各地でのサイト展開及び発送を拡大し続け、2010年頃に日本も個人輸入が可能となっているそうです。
同社HPよりイメージを掲載。
他社と一線を画しているのが、ビットコインでの支払いも可能という点で、2018年と早期の時点でも参入を果たしている点であることから、かなりのテック企業であることも伺えます。
またCEOは、ブロックチェーン自体が、同社の成長の軸であるほどの強い自信を示している様子です。
実際にビットコインで支払ったことがないので、想像の域を超えませんが、この客層、およびニーズって、割とアッパークラス向け?なのかな、という気がします。
ビットコインで支払う人種って、それなりに限られてくるはずなので、投資に踏み切るかどうかはこの辺りも重要な判断ポイントとなりそうですね。
なお、運送の提携先はDHLです。
【OSTK】オーバーストック
PERは14.83倍とまだ、注目が集まってはない隠れ銘柄。
ショップサイトトップに広がるのは、家具が多いようですね。
Wayfairなども押しも押されぬ人気となっていますし、オンライン家具というスタイルは定着しつつあるということだと思います。
別記事で読んだところ、コロナショックの引きこもり需要を受け、オフィスデスク、チェアーといった高級家具に拘る消費者ニーズが高まっている、とのことでした。
実際、管理人の周囲でも在宅時に向け、ゲーミングチェアを買った知人も多く、長時間使っても疲れない、健康志向な家具が特に人気となっているようですね。
こういった企業の隆盛をみると、レゲット・アンド・プラットといった老舗家具企業が、長期伸び悩むもの頷けますね。
残念ながら、配当はございません。
続いては、成長性を見ていきます。
実は2018年に一度、ブレイクし75ドル近くにまでタッチしたものの、その後急激に収束して現在に至ります。
そのため、パッと見の数字では、まだ粗削りな部分が見て取れるかと思いますが、1つずつ、順を追ってみていきます。
EPSは、この2年で大きく変化を迎えつつあると言えます。
約2年間と永らくマイナスだっただけに、プラスに反転してからの反動はかなり大きくなりそうですね。
こちらも同じく、2年前の反動を元にようやく改善の兆しが見えてきたといったところでしょうか。
小売りゆえに粗利は20%とあまり高くない点と、オンラインにもかかわらず売り上げが安定していない点が懸念点と言えそうです。
営業マージンが低いのは、頂けないですね。
収益構造はそれなりに、良いです。
上図の負債比率を見ての通りですが、財務キャッシュフローは非常に優秀です。
なお、自社株買いをする感じではなく、まだ成長期の過程ともいえるため、増株に次ぐ増株となっています。
7月、8月で首位に変動しています。
それなりに波乱万丈な、株価の動きといますね。
今後も、こうならないことを祈るばかりですが。
さて、先週末にさらに株価を押し上げることとなった、先日8月6日で報告があった20Q2決算は、売上2倍となる大飛躍だった模様です。
加えて営業利益も大幅反転しており、3期連続の赤字から黒字転換が見込まれることからも、投資対象として急上昇しているようですね。
同業のWayfairもここ1か月だけで、100ドル上昇していることから、同セクターを狙った個人投資家ではな機関投資家による大量の買い上げの可能性もあるので、要注意かと思います。
(ただの憶測です、違ったらスイマセン)
気になる点としては、直近で役員に任命されているバーバラ女史。
彼女は元米国ウォルマートの上級副社長兼最高マーケティング責任者であり、世界最大の小売業者でブランド戦略を開発および拡大しながら、店舗およびeコマースビジネス全体のマーケティング組織を主導していた実力の持ち主です。
どうやら彼女がジョインした2018年以降の動きと、低迷した株価の推移は関連していそうな気がしており、丁度そのタイミングにかけて大幅なインフラ基盤更改を進めていた模様。
もし、上記の刷新において強固なマーケティング技術によって同社のセールスが伸びているのだとすれば、まだまだ化ける可能性はあると言えそうです。
今や世界のオンライン小売王者となったAmazonも、超前衛的なテック企業でした。
テクノロジーに支えられたマーケティング技術の高さこそが、大きな翼となる可能性を秘めていると考えられます。
テック系のオンライン小売銘柄からは、まだしばらくは目が離せそうにありませんね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ポチリお願いします。ぺこり。
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【OLLI】気が付いたら、100ドルを突破していたオリーズ・バーゲン
【LEG】レゲットアンドプラットの苦境は続く。
余計なお世話かも知れませんが、最強の椅子は、こちらです。
オーバーストックという、オンライン小売企業の紹介記事です。
管理人の苦手する、無配グロース株で、直訳すると「過剰在庫」となりますが、果たしていったいどんな企業なのでしょうか。
オーバーストック(OSTK)
設立は、1999年とインターネット業界では、古参な部類に入る企業です。
ソルトレイクシティに本拠地を置き、上場したのは2002年となります。
以降、世界各地でのサイト展開及び発送を拡大し続け、2010年頃に日本も個人輸入が可能となっているそうです。
あらゆる業界の小売商品に至る、全米中の余剰在庫(Overstock)を集め、ショッピングモール、オークション販売のショップサイトを展開している企業です。
またEコマースビデオ事業も手掛けており、保険や旅行商品名なども取り扱いがあるのが驚きです。
同社HPよりイメージを掲載。
他社と一線を画しているのが、ビットコインでの支払いも可能という点で、2018年と早期の時点でも参入を果たしている点であることから、かなりのテック企業であることも伺えます。
またCEOは、ブロックチェーン自体が、同社の成長の軸であるほどの強い自信を示している様子です。
実際にビットコインで支払ったことがないので、想像の域を超えませんが、この客層、およびニーズって、割とアッパークラス向け?なのかな、という気がします。
ビットコインで支払う人種って、それなりに限られてくるはずなので、投資に踏み切るかどうかはこの辺りも重要な判断ポイントとなりそうですね。
なお、運送の提携先はDHLです。
【OSTK】オーバーストック
PERは14.83倍とまだ、注目が集まってはない隠れ銘柄。
ショップサイトトップに広がるのは、家具が多いようですね。
Wayfairなども押しも押されぬ人気となっていますし、オンライン家具というスタイルは定着しつつあるということだと思います。
別記事で読んだところ、コロナショックの引きこもり需要を受け、オフィスデスク、チェアーといった高級家具に拘る消費者ニーズが高まっている、とのことでした。
実際、管理人の周囲でも在宅時に向け、ゲーミングチェアを買った知人も多く、長時間使っても疲れない、健康志向な家具が特に人気となっているようですね。
こういった企業の隆盛をみると、レゲット・アンド・プラットといった老舗家具企業が、長期伸び悩むもの頷けますね。
配当について
残念ながら、配当はございません。
成長性
続いては、成長性を見ていきます。実は2018年に一度、ブレイクし75ドル近くにまでタッチしたものの、その後急激に収束して現在に至ります。
そのため、パッと見の数字では、まだ粗削りな部分が見て取れるかと思いますが、1つずつ、順を追ってみていきます。
EPS
EPSは、この2年で大きく変化を迎えつつあると言えます。
約2年間と永らくマイナスだっただけに、プラスに反転してからの反動はかなり大きくなりそうですね。
営業利益
こちらも同じく、2年前の反動を元にようやく改善の兆しが見えてきたといったところでしょうか。
小売りゆえに粗利は20%とあまり高くない点と、オンラインにもかかわらず売り上げが安定していない点が懸念点と言えそうです。
負債率
営業マージンが低いのは、頂けないですね。
キャッシュフロー
収益構造はそれなりに、良いです。
上図の負債比率を見ての通りですが、財務キャッシュフローは非常に優秀です。
なお、自社株買いをする感じではなく、まだ成長期の過程ともいえるため、増株に次ぐ増株となっています。
まとめ
SP500との比較では、下記の通りとなりました。S&P500との比較
7月、8月で首位に変動しています。
それなりに波乱万丈な、株価の動きといますね。
今後も、こうならないことを祈るばかりですが。
さて、先週末にさらに株価を押し上げることとなった、先日8月6日で報告があった20Q2決算は、売上2倍となる大飛躍だった模様です。
加えて営業利益も大幅反転しており、3期連続の赤字から黒字転換が見込まれることからも、投資対象として急上昇しているようですね。
同業のWayfairもここ1か月だけで、100ドル上昇していることから、同セクターを狙った個人投資家ではな機関投資家による大量の買い上げの可能性もあるので、要注意かと思います。
(ただの憶測です、違ったらスイマセン)
気になる点としては、直近で役員に任命されているバーバラ女史。
彼女は元米国ウォルマートの上級副社長兼最高マーケティング責任者であり、世界最大の小売業者でブランド戦略を開発および拡大しながら、店舗およびeコマースビジネス全体のマーケティング組織を主導していた実力の持ち主です。
どうやら彼女がジョインした2018年以降の動きと、低迷した株価の推移は関連していそうな気がしており、丁度そのタイミングにかけて大幅なインフラ基盤更改を進めていた模様。
もし、上記の刷新において強固なマーケティング技術によって同社のセールスが伸びているのだとすれば、まだまだ化ける可能性はあると言えそうです。
今や世界のオンライン小売王者となったAmazonも、超前衛的なテック企業でした。
テクノロジーに支えられたマーケティング技術の高さこそが、大きな翼となる可能性を秘めていると考えられます。
テック系のオンライン小売銘柄からは、まだしばらくは目が離せそうにありませんね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ポチリお願いします。ぺこり。
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余計なお世話かも知れませんが、最強の椅子は、こちらです。
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