こんにちわ。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。


不動産・データセンター事業を行うアイアン・マウンテンに異変が起きています。


というのも、同社の決算だった5/18日に大陽線を記録して以降続伸が続いているのです。


平均7~8%という超高配当銘柄だった同社ですが、株価の上昇とともに現在では5%台にまで落ち込むほど、急騰を続けて新高値を更新し続けPERは38%と人気銘柄へと変化を遂げています。


そんなに良い決算だったのか?


そしてまだ株価は伸びる可能性はあるか?


すっかり決算を調べるのが遅くなってしまいましたが、調べてみたいと思います。


という訳で、始めていきましょう。








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2021年1Qの決算内容

アイアン・マウンテンの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は10億8200万ドル
    (2020年の10億6900ドルからの1.21%増加)


  • 純利益は4560万ドル
    (2020年3800万ドルからの20%増加)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は0.32ドル
    (2020年の0.22ドルからの45.45%増加)


  • 営業利益は2億500万ドル
    (2020年の2億2000万ドルからの0.68%減少)


数字的には、ぼちぼちといった内容でしょうか。


株価が伸びるほどの強いインパクトはなかったように感じますが、過去の推移をグラフにすると下記の通りとなりました。


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刺客的にも大きな変化があったわけではありませんが、3期連続で売り上げの上昇が続き市場予測を達成できている点も評価されていることかと思います。


しかし、強い上昇に紐づく要素までは数字に表れていないと言えそうですね。



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前回からの推移について

【IRM】アイアン・マウンテン
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決算発表後は、8%近くの株価上昇し同社としては比較的珍しい大陽線を引くチャートとなりました。


まずはホルダーの皆様、おめでとうございます!



ここまで信じて保有できなかった自分が不甲斐ない・・・!!



というか、単純に悔しい。


ずっと保有してたら、ドヤってたでしょうねぇ・・・。


2021年に入り2月頃から上昇トレンド入りとなっていましたが、当時はハイテクグロース株全盛の頃でした。

自分としても売却してしまった銘柄でもあるため、長らくウォッチから非対象としていたため完全に見落としていましたが、現在のチャートとしては3月の下落も影響を受けずに50日移動平均線を上回る理想的なラインを描いています。


下げ圧力や調整も少ないことから、機関投資家の積み上げていることだと思いますが、中でも今や株価40ドルまで回復しているSPYDが一時期は構成銘柄No2にまで買い集めていたようです。


記事執筆の現時点では、8位まで下がっているようですが、そういやチャートの形も類似しているような気もしますね・・・・。


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とはいえSPYDは構成銘柄を平均的に買い集めているため、ランク比率が多少入れ替わったからと言って売っているという訳ではありませんので、ご安心を。


しかし、あれだけ鳴かず飛ばずで26ドル~40を上に下にと、ぐらぐら揺れていたアイアン・マウンテンがETFに採用されただけで急に新高値を取るとは、それだけの変化があったということでしょうか。


セグメントを確認しておくと、同社のセールスは2つのみです。

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そのうち、物理ストレージについては、はっきり言って斜陽産業とも言える分野であり今期は4%となるプラスでしたが、今後の成長予測的にも明るいとは言えません。


一方データセンターは参入してようやく5年が経過しており、今期-3%という所まで上がっており黒字化がようやく見える兆しとなりつつあります。


米国データセンター業界最大手の【EQIX】エクイニクスもようやく株価を戻しつつあるとはいえ、ここまでスムーズに伸びているわけでもないことを見ると、特段このセクターにスポットが当たっているわけではなく、単純に同社が注目されているということで間違いないかと思います。


確かにこの数年での海外向けの新規データセンターの増築を行っており、インドを中心に引き続き拡大路線であるという点、IT・クラウドの主戦場が中国~インドへと移るであろう数年後を見据えた展開もちょっと気になるところです。


加えてガイダンスを上昇修正しましたので、これも市場にとってはプラスに評価された、という要因もあるかと思います。


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メジャーで強い銘柄の決算ばかりを見ていると、10%台という修正があまり大した変革ではないように見えてしまいますが、こういったレガシー企業から新規事業で立て直そうとしている企業の場合、ようやく軌道に乗ってきたという印象も加わり、大きく生まれ変わるきっかけにもなり得るため、比較的希望的観測の強い買いが入っているんじゃないかな、と考えられます。






まとめ


最後に予測EPSの結果ですが、この通りでした。

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予測、0.25に対して0.32で難なくクリアといった形になりました。


前Qでのミスが悔やまれますね、これがなければ株価はさらに伸びていたことでしょうし、もう少し早く気づけたんじゃないかなぁと。


ここまで来てお気づきの方も多いかと思いますが、同社は爆益を狙える銘柄ではありません。


今回バランスシートが改善されていたとはいえ、負債が大きい上に配当も高すぎるため、通常時の株価はあまり安定しているとは言えません。


よって、今のようなトレンドを迎えるのは数年に一度あるかないか、のような非常に珍しい時期ともいえるため、短期でのトレードでは一定の成果は出せるんじゃないかなと考えています。



しかしながら、個人的にはもう少し様子を見たいと思っています。


理由として、劇的な決算内容ではなかったという点に加えモトリーフールやヤフー・ファイナンスといった投稿の中にも同社を推す記事が散見されており、以前のPER20を下回って低迷していた不人気銘柄時ではありえない周囲の変化が起きているからです。


どちらかと言えば、アイアンマウンテンが変わったというよりは、評価しているメディア側が風向きを変えている風に見えて、どうも腑に落ちないというか、信用する根拠が見当たらないと感じているのです。


また直近ではハイテクグロース株が少しずつ息を吹き返し始めている感もあり、急に局面が変わるとも言い切れない市場であるため、急に飛び乗るにはまだ早すぎるといった所です。


このまま45ドルを超えてもモメンタム衰えずに、50ドルへ向かう動きであれば再度インすることを考えたいなと思います。



ちなみに、アイアンマウンテンはSBI証券では取り扱いがなく、マネックス証券かサクソバンク証券での購入が可能となっています。



というわけで、憶測の内容記事ばかりで申し訳ないですが、皆さんの参考になれば幸いです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



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