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いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。


ご存じの方も多い通り、半導体企業はここ数年で最も強い逆風の最中にあり、株価的にも非常に苦戦の強いられている状況ですが、半導体企業の最大手、最注目されている王者企業エヌビディアが2022年のQ2の決算発表をしました。


この決算によって半導体景気の風向きを変える内容となってくれることを、強く期待しながらもしっかり決算の中身を確認してきたいと思います。







2022年Q1の決算内容

2022年第1四半期のエヌビディアの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は56億6100万ドル
    (2020年の30億8000ドルからの83.79%増加)


  • 純利益は19億1200万ドル
    (2020年9億1700万ドルからの108.5%増加)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は3.03ドル
    (2020年の1.47ドルからの106.12%増加)


  • 営業利益は19億5600万ドル
    (2020年の9億7600万ドルからの100.4%増加)

前回、前々回ともに前年比50%超えを連発する内容で躍進を続けていた同社ですが、ここに来てさらに83%超えと驚異の売上げを記録してギアを加速させてきました。


強いー、これは圧倒的すぎますねー・・・。


グラフにすると下記の通りになりました。

nvda-1q


うわぁ、、、グラフで見ても明らかに異次元決算。


これで株価が上がらないなら、相場がおかしいと言わんばかりで、かなり結果が期待できそう。


個人的に5月の決算ラッシュをいくつか見てきましたが、ダントツの結果を見せてくれた印象です。


特に好決算で株価も一気にブレイクした【UPS】ユナイテッド・パーセル・サービス、【TGT】ターゲット、の3社が今回5月決算ラッシュにおける個人的ハイライトだったと感じています。








2つの銘柄ともに、大きく窓を上げて上昇しましたね。


決算後の推移について、僅か1日しか経過しておりませんが市場の反応を見ていきたいと思います。



前回からの推移について

【NVDA】エヌビディア
nvda-chart


決算発表翌日(5/27)の相場結果は反応が弱かったものの、さらに翌日となる5/28には+30.26(4.88%)となり同社の新高値を更新する内容でした。


前回も同様でしたが、エヌビディアの決算当日は売りが出てしまうようで、決算内容に飛びついて買う場合には注意が必要となる点、皆さんもぜひ覚えておいてください。


とりあえずは、ホルダーの皆様、新高値おめでとうございます!



決算前の期待値が大きい企業だけに、決算発表後の株価は微妙な値動きをしやすい同社ですが、今回は誰しも予想しなかった決算だけに、翌日に大きく反動が来たといった感じでした。


加えてここ数日のイーロン・マスクのTwitterによるビットコインが急落していたことから、ウォール街へ資金が再び戻ってきつつあったことも一因ではないかと考えられます。


btc-chart
また380万ドルまで押し戻され、BTCオワコン説がSNSに流れ始めましたね・・・



思うに、ビットコインを利確 or 撤退する良いタイミングであったことに加え、エヌビディアの決算後にジャンピングキャッチした、という方も多いんじゃないでしょうか。


また1/4への株価分割も承認されたことから、ここ数日急速に600ドル台へ回復しつつあったことも幸いし、1か月ぶりの大陽線からの新高値を更新と非常に流れだったかと思います。





という訳で、セグメントを確認しておきたいと思いますが、同社で確認しておくべきなのは主に2つの事業のみとなります。


データセンター

売上20億5000万ドルと過去最高の収益を記録し、前年比では79%となっています。


以前ほどの100%を超える成長率とまではいきませんでしたが、それでも驚異の数字であることには間違いがありません。


個人的には、AWSのEC2でエヌビディアGPUコアベースのインスタンスが利用できるというトピックが非常に気になりました。





ゲーム

こちらも売上高は過去最高の27億6000万ドルで前年比で106%増加となり、依然として主力のRTX3000シリーズの売上が積みあがっています。


これらのデバイスでのマイニングでは、直近で暴騰していたイーサリアムのハッシュレートを下げるなどの以前として暗号資産マイニングとしての需要が高い状況が続いているようですね。


確実にゲーム分野の収益は右肩上がりですので、2021年もゲーム関連銘柄、セクターは強気と考えています。


グラフにまとめると以下のような形となりました。

nvda-per

主力であるゲーム、データセンターが順調に伸びていれば、凡そ問題ないという見方です。


個人的にはデータセンターのほうが伸びしろがあると考えていたんですが、この1年でまたゲームの成長率の巻き返す形となっていました。


RTXシリーズ、高いけど売れてますもんね・・・。


ワイも欲しいです。



と話が逸れてしまいましたが、主力セクターが大きく売上牽引しており不安要素と呼べる内容は皆無だったのかな、と思います。





まとめ


最後にEPSの結果についてですが、下記の通りでした。


nvda-eps


予測3.28に対して、3.66と余裕のビート。


ここまでの強さを見せられて、買わないという選択肢はあまりに消極的過ぎるとも言えるのかもしれません。


同社の最先端技術は、今後のあらゆるIT(PCやクラウド)、半導体、自動車といった各産業における必須の基盤となっており、かつほぼ独占的な市場を有していると言えます。


2020~2021年はヨコヨコの展開が長らく続いていましたが、これを機にようやくブレイクする条件は整ったとみて良いのではないでしょうか。


私も過去に保有して一度は利確してしまったものの、常々買い戻したいなと考えていました。


では肝心のいつ買うか、というてんについてですが、個人的には分割後の購入を考えています。


というのも、まだ来週以降の相場の状況を鑑みる必要がありますが、下手に分割前の駆け込み需要で700ドルを超えてしまう可能性もありそうで、そんなタイミングで掴みたくないというのが最大の理由です。


恐らく分割後の2~3週間ほどの続伸後に、大きな売りのターンが来るはずなのでそのタイミングを狙ってみたいと考えています。


現状の650で1/4であれば162.5ドルですが、ざっくりとした予測では680ドル近くまでは上昇すると見て、分割後に170ドルくらいが落としどころといったイメージです。


それまでの間、半導体が勢いづいて高くなりすぎないように祈りたいものですし、しっかりキャッシュを残しておかないといけなくなりそうですね。


とにかく、決算の内容としてはダントツで素晴らしい内容で、今すぐにでも購入したいところですが、今後も引き続きウォッチを続けていきたいと思います。



皆様の参考になれば、幸いです。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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