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7/20、タバコ銘柄大手のフィリップモリスが、2021年の2Qの決算発表を確認しました。


前回の1Qも、売上は横ばいながらもしっかり利益率を上昇させており、圧倒的なキャッシュフローをみせつけた同社。






このところ、株価も100ドル前後で停滞となっていましたが、この決算をきっかけに変化があるのかないのか、を確認していきたいと思います。



余談となりますが、なでしこジャパン、カナダとの1-1の引き分けという結果で非常にハラハラしましたが、お疲れさまでした!!


初戦黒星でなくて、とにかくよかった・・・。


それでは、最後までお付き合い頂けると幸いです。


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2021年2Qの決算内容


まずはいつもの通り、数字からみていくことにしましょう。


2021年第2四半期の、フィリップモリスの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は75億9400万ドル
    (2020年の66億5100万ドルから比較して14.17%増)


  • 純利益21億7200万ドル
    (2020年19億4700万ドルから比較して11.55%増)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は1.57ドル
    (2020年の1.17から比較して11.2%増)


  • 営業利益は31億2900万ドルで
    (2020年の27億900万ドルから比較して15.50%増)

今回も昨年度対比で、いずれも2桁増となるまずまずの結果だったのではないでしょうか。


しかし、前回1Qが20~30%増という数字が並んでいたのに比べると、やや見劣りする内容かな、とも考えられます。


直近の決算をグラフにすると、以下の通りとなりました。


pm-q2


グラフを見ての通り、利益率に関する上昇は相変わらず好調です。


ただどうしても、直近の決算で売上が伸びてない、って感じてしまいますよね。


同社のキャッシュフローには、疑念の余地はありませんがやはり成長力という視点で期待するのは難しいとも言えそうです。





前回からの推移について

【PM】フィリップモリス
pm-chart



発表当日の株価の値動きは-3ドル(-3.06%)という下落となりました。


やはり市場の期待値としても、株価100ドルを突き放してギャップアップするような好決算を期待していたのに、、、という感じだったのではないでしょうか。


特に6月中頃には出来高も高くなっていたことから、2Qの決算に期待が高まっていたのでは、と予測していますし、実際多くのPMホルダーが願っていた未来だったのではないでしょうか。


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当日の相場は、ダウ、ナスダック、SP500ともにオールグリーンな相場だっただけに、フィリップモリスは完全に負け組ボックス入りのようになっていました。


株価94ドルにまで下落するのは、実に5月以来の2か月ぶりとなります。


翌日にはすぐに買い戻しが入ったようですので、さらなる下落の心配は無用そうですが、基本的に材料の少ない企業ですので、次の決算まで95~100ドルのレンジはまだ続くとの見方が強まりそうです。


ただし、悲観するほどの内容でもありません。


2021年の希薄化後EPS予想を5.76ドルから5.86ドルに上方修正しており、既存事業の成長率を12%から14%に引き上げていることからも同社のビジネス自体は順調そのものと言えます。


強気で買い増して行くほどの内容ではないことは確かだと思いますが、3年間で70億ドルもの自社株買いを発表し、引き続き株価の下支えも強いことが予想されますので95ドルを下回ったら買い、くらいの気持ちで臨んでいけばよいのかな、と考えています。





まとめ


というわけでコンセンサスEPSは問題なく、ビートしました。



pm-eps



IQOSユーザーは、ついに2000万人を突破し依然として70%以上の強いユーザーシェアを持っており、正直なところ、この数字さえ伸びていれば安定のホールドで良いんじゃないかという気がしています。


pm2q-repo



結果として、ホールドは継続で問題なし。


ただ、買い急ぐ必要もなく自社株買いが期待できることから、下がったら買いのスタンスでOKという判断を継続します。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



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