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管理人のポートフォリオ銘柄の1つでもある、アッヴィが2021年の2Qの決算発表をしました。
アッヴィと言えばご存じ、ヒュミラの期限切れから再々に渡り懸念が囁かれている銘柄ですが、懸念をよそに3年越しの新高値更新が掛かっている非常に重要なタイミングの決算でもあります。
果たしてアッヴィは新高値をブレイクできるのか、しっかりと内容を確認していきましょう。
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7/30の発表当日の株価は、-2.57(2.16%)となる下落で幕を閉じる形となりました。
ですよね、といった所で納得できる内容かと思います。
前回の決算以降は115ドルのレンジに乗せたものの、それ以降の派手さはなく±1%といった非常に細かい取引を続けながらも淡い期待で120ドルに向かうような動きでしたね。
チャート的には悪くないのですが、如何せんモメンタムの弱さが顕著であり、なかなか強気で買い増しに動けない日々が続く期間だったと考えています。
現時点において、ヘルスケア自体は追い風ではあるものの、残念ながら今回の結果を持って新高値をブレイクするという結果は期待できそうにはありませんね。
さて、セグメントはどうだったかというと、
以下が前回のQ1の内容ですが、ヒュミラ含む主力の免疫学のウェイトが大きく元に戻っており、他セクターが思いのほか伸び悩んだことを示唆しています。
加えて今期は、ヒュミラ自体も米国では7%とプラスだったものの、海外で-6%と振るわずトータルでも12.6%と残念な結果となってしまいました。
アムジェン、AMGN、バイオジェンといった同業他社のバイオシミラーの影響は次第に大きくなりつつあるという点は否定しようがありません。
2021年のEPSガイダンスを引き上げし、調整後1株当たりを12.52~12.62ドルにすると発表しました。
そこまで力強い内容とは言い切れないものの、前回のQ1に引き続き連続で上方修正で来ている点においては、十分に期待できる内容と見て良いでしょう。
数字的に見てみると、やや物足りないといった点が目立ったような気がします。
悪くはなかったが、頗る良いと言えるほどでもなかった、というべきでしょうか。
アラガンの成長はまだ期待できるものの全体のセールスの低調を覆すほどの内容には至っていない、という印象で、残念ながら現在の金利に右往左往する市場の中で勝ち抜くには弱気な決算だったと言わざるを得なかと思います。
という状況の中、決算当日で-2%の下げは比較的軽傷で済んだのではないでしょうか。
今後、ズルズルと下がらないことを切に願いたいものですが、現在の115ドルのレンジを割り込むほどの悪い材料も見当たらないため、INMDの好例もありますし引き続きボトックスが同社の第2の主力となる経過を楽しみつつホールドを続けて行きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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管理人のポートフォリオ銘柄の1つでもある、アッヴィが2021年の2Qの決算発表をしました。
アッヴィと言えばご存じ、ヒュミラの期限切れから再々に渡り懸念が囁かれている銘柄ですが、懸念をよそに3年越しの新高値更新が掛かっている非常に重要なタイミングの決算でもあります。
果たしてアッヴィは新高値をブレイクできるのか、しっかりと内容を確認していきましょう。
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2021年2Qの決算内容
2021年第2四半期の、アッヴィの発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は139億5900万ドル
(2020年の104億2500万ドルから比較して33.89%増) - 純利益7億6600万ドル
(2020年-7億3800万ドルから比較して回復) - 調整後1株当たり利益(EPS)は3.11ドル
(2020年の2.34から比較して32.90%増) - 営業利益は44億4100万ドルで
(2020年の7億5200万ドルから比較して490.55%増)
売上の数字としては、30%増とまずまず順調な推移だったかと思いますが、純利益、営業利益の前年比較はあまり参考になりませんので、その点のみご注意ください。
今回の決算をグラフにすると、下記の通りになりました。
昨年のQ2は、アラガンの買収直後でコロナ禍ということも重なり、決算の大きく足を引っ張った形となりましたが、今期ではまさにアラガンによる回復劇を期待していましたが、些か予想と異なる結果だったようですね。
上図のグラフを見たところ、同社の営業利益は昨年同時期を除きそれなりに安定して上昇していますが、やはり純利益の不安定さが目立つといった印象が拭えません。
個人的にも売り上げに関しては問題ないと見ていますが、全体的な数字として市場がどう反応したのかを含めて事項で確認していきたいと思います。
今回の決算をグラフにすると、下記の通りになりました。
昨年のQ2は、アラガンの買収直後でコロナ禍ということも重なり、決算の大きく足を引っ張った形となりましたが、今期ではまさにアラガンによる回復劇を期待していましたが、些か予想と異なる結果だったようですね。
上図のグラフを見たところ、同社の営業利益は昨年同時期を除きそれなりに安定して上昇していますが、やはり純利益の不安定さが目立つといった印象が拭えません。
個人的にも売り上げに関しては問題ないと見ていますが、全体的な数字として市場がどう反応したのかを含めて事項で確認していきたいと思います。
前回からの推移について
【ABBV】アッヴィ7/30の発表当日の株価は、-2.57(2.16%)となる下落で幕を閉じる形となりました。
ですよね、といった所で納得できる内容かと思います。
前回の決算以降は115ドルのレンジに乗せたものの、それ以降の派手さはなく±1%といった非常に細かい取引を続けながらも淡い期待で120ドルに向かうような動きでしたね。
チャート的には悪くないのですが、如何せんモメンタムの弱さが顕著であり、なかなか強気で買い増しに動けない日々が続く期間だったと考えています。
現時点において、ヘルスケア自体は追い風ではあるものの、残念ながら今回の結果を持って新高値をブレイクするという結果は期待できそうにはありませんね。
さて、セグメントはどうだったかというと、
以下が前回のQ1の内容ですが、ヒュミラ含む主力の免疫学のウェイトが大きく元に戻っており、他セクターが思いのほか伸び悩んだことを示唆しています。
加えて今期は、ヒュミラ自体も米国では7%とプラスだったものの、海外で-6%と振るわずトータルでも12.6%と残念な結果となってしまいました。
アムジェン、AMGN、バイオジェンといった同業他社のバイオシミラーの影響は次第に大きくなりつつあるという点は否定しようがありません。
前回の決算同様に注目されたボトックスの化粧品および治療薬に関しては、引き続き好調をマークしている模様で営業ベースで2倍以上となる14億3000万ドル、売上は5億84000万ドルにまで増加しており、まだ今後も成長が期待できる分野と見ています。
2021年のEPSガイダンスを引き上げし、調整後1株当たりを12.52~12.62ドルにすると発表しました。
そこまで力強い内容とは言い切れないものの、前回のQ1に引き続き連続で上方修正で来ている点においては、十分に期待できる内容と見て良いでしょう。
まとめ
コンセンサスEPSは目標3.10ドルに対して、辛うじてビートという形でした。数字的に見てみると、やや物足りないといった点が目立ったような気がします。
悪くはなかったが、頗る良いと言えるほどでもなかった、というべきでしょうか。
アラガンの成長はまだ期待できるものの全体のセールスの低調を覆すほどの内容には至っていない、という印象で、残念ながら現在の金利に右往左往する市場の中で勝ち抜くには弱気な決算だったと言わざるを得なかと思います。
という状況の中、決算当日で-2%の下げは比較的軽傷で済んだのではないでしょうか。
今後、ズルズルと下がらないことを切に願いたいものですが、現在の115ドルのレンジを割り込むほどの悪い材料も見当たらないため、INMDの好例もありますし引き続きボトックスが同社の第2の主力となる経過を楽しみつつホールドを続けて行きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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