こんにちわ、週末ブロガー管理人のぺろりです。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。


グロース銘柄としては、もっとも長い期間ホールドしていた【SQ】スクウェアですが、この度すべて売却することにしました。




当ブログでは珍しく、グロース銘柄の利確です。


pose_doyagao_man


ま、グロース銘柄のトレードはトータルではマイナスなんですけどね!


自慢して言うことでもないけどね!


そんな当ブログでの数少ない含み益銘柄をわざわざ手放した理由、また乗り換え先の銘柄をご報告しておきたいと思い記事にすることにしました。


それでは、売買の内容を追っていきたいと思います。


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スクウェアを利確して、購入した銘柄は


実は見切りをつけて1度に売却したわけではなく、保有12株を2回に分けて売却しました。


以下1回目の売却時のエビデンス。

sell-sq-6


ちなみに売却した時期は、株価260~270ドルあたりで停滞が続いていた8月末~9月上旬にかけてです。


単純に売却した理由としては、潮目が変わりつつあると感じたことと、決算が微妙だったことです。


潮目が変わりつつある、と感じたのは後述します。


まずは直近2回の決算の記事です。








実質直近の決算はEPSをミスしていますが、オーストラリアのAfterpayを買収したことを併せて発表することによって暴落の憂き目をうまく回避することが出来ました。


ここで感じたのは、実はスクウェア本体の成長は鈍化しているんじゃないか?


という点。


もっと具体的に言えば、新高値の280ドルを超えられない可能性が高いと感じたことです。


もちろん、結果として買収を成功させることで株価は一時的に上昇しているので、経営陣の優秀さは相変わらずなのですが、やはりそれ以降の株価の推移には以前ほどの勢いがなくズルズルと下がり始めついに260ドルを割り込むことになりました。


sq-chart

どうしても280ドル以降の新高値を超えられない・・・


同社と同様の指標、ライバル銘柄として参考にしているのが【PYPL】ペイパルですが、こちらも推移は似たようなものでしたね。


pypl-ch



そのため、スクウェアの売却タイミングはそろそろだな、と以前より考えていたというのが理由の1つです。


もう1つの理由でもある、潮目が変わりつつある、というのは具体的にいうと、


Buy Now Pay Later】の流れが無視できないものになりつつあり、すでに新しい株価トレンドとなりつつあるということです。


皆さんもご存じかと思いますが、【UPST】アップスタート、【AFRM】アファームなどの銘柄の上昇気流は、まさに今の不調が続く相場のお金が一気に集まりつつあるような印象ですね。


afrm-chart
Amazonの決算に採用されたAffirmは一気に、株価が上昇



同様に【UPST】アップスタートもその勢いはとどまることはなく、もうすでにスクウェアの株価の後ろを捉えつつある最中。


まさか、この展開は、、、と思い


売却した資金でアップスタートに乗り換えることにしました。

buy-upst-6



と、ここまでは半分掛けのようなものもありましたし、正直ジャストアイデアに近いものもありました。


元からアップスタートの決算は素晴らしく、利益率も良い企業だとは思っていましたが、乗り遅れてしまった感があって躊躇していたのですが、この資金の入り方はちょっと尋常ではないように感じました。


しかも9月に入って相場が冷え込んでいるからこそ、こういったグロース銘柄への資金が集中し安い状況が続いており、同社の人気をさらに押し上げている要因になっていると考えています。


この資金の投入量は、まさにコロナ期に入ったタイミングの【ZM】ズームと同じ感覚です。


つまり、不安定な時期が続けば続くほど、これらグロース銘柄への投資資金流入が加速する可能性が高まっています。


まさに、イナゴ投資が絶好調な好機で、プレマーケットで利確売りが見えているのに明け方にしっかりプラスに押し戻しているという、強靭なモメンタムをキープしていますよね。


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今回、潮目が変わったというよりも、どちらかと言えばスクウェアの旬が過ぎた、といったほうが適切なのかもしれません。


スクウェアがここまで株価を伸ばしたのは、言うまでもなくコロナによるパンデミック期の小売店などのスモールマーケットに特化した圧倒的な浸透率でシェアを獲得したことが理由です。


しかし、現状はワクチン接種が進んでいるものの、就業率は改善されておらず、企業側は雇用獲得に難航している状況が続き、物価インフレが始まりかけているのにもかかわらず、テーパリングのタイミングを後ろ倒しにせざるを得ない、という悩ましい状況が続き経済の不透明感が強く感じられます。


となると一定の導入が済んだ決算システム企業から、与信をAIで判断して後払いにするシステムのほうが、経済を回す効果は大きいと判断した多くの投資家がいる、と考えられそうです。


つまり、コロナ期に伸び悩んだスモールビジネスの救世主としての役目を終えた、というストーリーに置き換えることが出来そうです。


一方、BNPL銘柄はワクチン接種率50%を超えた米国経済において、消費の失速が許されないイケイケの投資家にとっては格好の応援銘柄になっている、という心境と予測しています。


そのため、この2社間の株価の推移を少し様子見して考えよう、なんと思っていたら


アップスタートの株価はあっという間にスクウェアを超えてきたんですよね。


upst-chart
一気に289ドルまでタッチ、これもう300ドルをターゲットに入れた動きですよね


様子見なんて悠長なこと言っていたら、


スクウェアを売却してもアップスタートに乗り換えできなくなる、と感じたので、急いで残りのスクウェアも同様に売却することにしました。

sell-sq-6-2


という訳で同様に、【UPST】アップスタートを4株買い増しを実施。


ついでに、以前から買い増し判定となっていた、こちらも買い増しすることにしました。


【INMD】インモード
buy-inmd-2



【SWAV】ショックウェーブとどちらにするか悩んだのですが、まだ100ドル前半で今後もロット数を増やせる可能性の高いインモードを2株のみ購入。


いやぁ、インモードの利益率の高さも素晴らしいですよねぇ。


というか、アッヴィと業界を共食いするのは避けてほしいなぁ、なんて思ったり。


この2銘柄で、今後のグロース株の勝負をかけていきたいと考えています。




まとめ

8月にも大量損切りを実施したので、多少はスクウェアの利確で取り戻せた格好になりました。


それにしても、このところはETFですらじわじわと下げる日々が続いており、2021年に入って最も流れが掴みにくい状況だなぁ、とつくづく感じます。


そんな中、資金を投じるべき銘柄の選択は非常に難しいと思いますし、正直今はあまり持ち替えるべきタイミングとは言いづらいと思いますが、半導体が持ち直してきたこともあり、はっきりと目に見える形ではないにせよ秋シーズンに向けた、セクターローテーションは着実に始まっていると考えています。


アップスタートに関しては、現時点での目標株価320ドルを設定し、今後の行方を見守っていきたいと考えていますが、現在のキャッシュ比率を崩してまで買い増したい、というほど強気ではありません。


今回はスクウェアからのわらしべ長者的な乗り換え案件だったので、深く考えずに実施してすぐにプラス運用に入れたので運も良かったのだと感じています。


しかし、ジム・クレイマーも言っていましたが、決算を後にするという企業が流行れば流行るほど、お金は早く回るようになりますが、不都合が多くなることも事実です。


だって、やってることはサブプライムと同じわけで、AIの判断とはいえ返せない人に貸している可能性もあり得るからです。


調査によるとBNPL関連の決算を利用している3割相当が、返済に遅滞が発生、債務超過しているというデータもあるそうで、このような企業は永続的に成長する可能性は限りなく低いと考えています。


つまり、しっかりと出口戦略、目標株価からの脱却を意識していないと出し抜かれてしまう可能性もある点だけ、ご留意くださいね。


あくまでもご利用は計画的に!


ということで、イナゴ投資家としてアップスタートに便乗したというご報告の記事でした。


最近好調をキープしているETF、BOTZでも採用されていたから、イナゴでも大丈夫w




最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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