こんにちわ。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。


前回のイスラエル企業記事が好調でしたので、味を占めて今回は続編となるアイルランド発の企業を調べてみました。





皆さんが一度は聞いたことがあるようなIT企業や製薬会社など、多くの一流企業が企業も意外にアイルランド出身だったりということも珍しくありません。


前回のイスラエルにおいては、国の特徴などが生かされた企業の輩出が目立ったように思いますが、アイルランドだとどのような企業に強みがあるのか、気になるところですよね。


という訳で、直近の株価を参考に見ていきたいと思います。


皆さんの参考になれば、幸いです。


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アイルランドってどんな国?


皆さんはアイルランドについて、どの程度ご存じでしょうか。


もちろん、当ブログを拝見頂いている皆さんは偏差値75以上の超頭脳明晰で、ハイセレブな方たちばかりですので、おさらいする必要もないかと思いますがアイルランドの周辺地図を貼っておきます。

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Google Mapより


首都はヨーロッパで最も安全とも言われるダブリン(治安がいいイメージなのはアイスランドですけどね)という都市で、位置的にはイギリスの隣、ヨーロッパの最東に位置する島国です。


人口は約5,000万人でニュージーランド、と同じくらいです。


サロメ、幸福な王子の執筆で有名なオスカー・ワイルドや、ギネスビール、バグパイプにキルトスカート(個人的にはギリーシューズは好みです)、ケルト音楽など独自の多様な文化が色濃く残る魅力的な国の1つです。


島国ということもありインフラ面では日本同様にエネルギーに関しての懸念がありますが、風力発電による再生可能エネルギー率を急速に高めているようで、この辺りクリーン意識の高いヨーロッパならではといった印象です。


アイルランドは世界のグローバル企業が数多く存在しており、そのランキングは日本よりはるかに高いというデータもあります。


「グローバル・イノベーション・ランキング2019」TOP20
1位「シンガポール」60.1ポイント
2位「ルクセンブルク」58.1ポイント
3位「スイス」57.5ポイント
4位「ニュージーランド」56.5ポイント
5位「アイスランド」56.0ポイント
6位「アイルランド」55.7ポイント
7位「エストニア」55.3ポイント
8位「スウェーデン」55.1ポイント
9位「アメリカ」54.9ポイント
10位「イギリス」54.8ポイント

※ちなみに当時の日本は32位


ヨーロッパの中でも進学率が非常に高く、平均給与も高水準をキープしており、その理由としては海外の企業を積極的に誘致していることが影響しています。

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12.5%という圧倒的な法人税の低さによって、Google、Apple、FacebookなどGAFAM企業のヨーロッパ本部などは、ほぼこのアイルランドに集中しているそうです。


ちなみに個人投資家が好んで移住したがるシンガポールですら、法人税率はは17%ですので如何にアイルランドが起業しやすい国であり、海外企業の誘致に対して積極的かが判りますね。


こういったソフトウェア企業が、アイルランドにオフィスを持つもう1つの理由として人材の豊富さが挙げられています。


前述した進学率の高さの背景には、アイルランドでは大学までの授業が無料ということもあり、貧富の差がなく誰でも努力すれば進学が可能となっていることが挙げられます。


前回のイスラエルも同様でしたが、STEM科目の参加、推進しており高度な教育レベルを推進しています。

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よって、誘致した大企業に対して現地採用される人材レベルの育成を、国が支援する体制が整っている、という理想的な環境が整っている訳ですね。


アイルランド将来雇用戦略に基づき2025年までの生涯学習が推奨されており、その甲斐もあってかGDPは3.4と非常に高く、こちらもヨーロッパの中でも高水準をキープ、加えて人口の平均年齢が低く、33%が25歳未満と高齢化ならぬ若年化社会とでも言うべきで、今後も強い成長が期待できるでしょう。


以前は北アイルランドとの確執もありましたが、現在では安定しており、治安も良くリスクも少ないことも優良企業が進出する理由の1つとなっているようですね。


押さえておきたいアイルランド銘柄


では、どういった企業が実際に存在するのかを株価を交えて、見ていきたいと思います。


いずれも選出した理由は超個人的なものですので、過不足あるかもしれませんがご了承下さい。


【MDT】メドトロニック
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医療機器メーカーの大手で、ペースメーカーで有名な企業ですね。


心疾患、糖尿病などの手術支援システムを持ち、企業買収にも積極的な企業であり、コロナ禍においても優秀な経営陣によって安定した株価を維持していましたね。


連続配当は44年、配当率は1.97%という点も同社の底堅さを物語る内容だと思います。



【ACN】アクセンチュア

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ITコンサルティング、インテグレーションの最大手企業の一角を担う、アクセンチュア。


最近では、DX主導銘柄としても株価の伸びも素晴らしく、コロナ禍からの株価はトリプルバガーを目前に控えるほど順調なようです。


2年ほど前から四半期配当に切り替えており、順調に増配を行っています。


現在の配当率1.14%ほどで、株価とともに今後も上昇が期待できる優良企業だと思います。


【AON】エーオン
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保険ブローカー、リスクマネージメント企業のエーオンという企業です。


データ解析によりソリューションと再保険サービスを提供し、特殊保険のリーディングカンパニー的存在でもあるそうです。


配当率は0.66%と低めですが連続増配10年目であり、株価も順調に推移している点が素晴らしい企業ですね。



【ALLE】アレジオン
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本社をダブリン二億緊急避難用のパニックバー、電気制御キーを開発した老舗企業であり、セキュリティ関連機器を製造、販売する企業です。


元インガソール・ランドからスピンオフした企業であり、現在7年連続増配中、配当率は1.07%となっています。



【ETN】イートン
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電機、油圧機器、の世界大手企業の1つであり、自動車部品も多く手掛ける企業です。


モーター、バルブ、ポンプ、などを製造していますが、UPSなども販売しているニッチな企業とも言えますね。


連続増配10年で、1.88%の配当率となっています。



【APTV】アプティブ
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GM母体の部品会社デルファイ・オートモーティブがパワートレイン部門を分離した際に、現在の社名へ変更しました。


ワイヤハーネス、コネクター制御システムなど電装品を主力としており、近年のEV人気の影響が大きくなることが予測されています。


残念ながら、現時点では配当を停止してしまっているようですが、その反面株価の上昇は目を引くものがありますね。


【STE】ステリス
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こちらも医療機器の王手企業であり、病院向けに減滅器、手術室の関連機器、サービスを提供しています。


直近でカンテル・メディカルを買収するなどで、株価も好調を続けています。


連続増配16年の中堅選手であり、配当率0.76%です。



【ENDP】エンドー・インターナショナル
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特殊医薬品大手、ジェネリック製薬企業のエンドー・インターナショナル。


オピオイドの訴訟問題の影響もあり、株価はアレなのであくまで紹介まで。


ちなみに無配当企業です。




まとめ

いかがでしたでしょうか。


イスラエルは地政学的な見地からも、高度な人材、セキュリティに対する意識の強さがITソフトウェア企業における発展に活かせているという側面があったかと思いますが、アイルランドではヘルスケア・医薬品が特に多く見受けられるかと思います。


製薬企業では世界上位10社のうち9社、医療機器企業では25社のうち15社がアイルランドに本社、もしくは支店を持っており、かなり集中している点が伺えるかと思います。


先の12.5%という圧倒的な法人税の安さに加え、製薬会社、ライフサイエンス企業の研究開発税額控除を25%の水準に引き下げることで、積極的な外資企業の誘致を行ってきた、という経緯が影響しているようです。


武田薬品工業の子会社の1つでもある、シャイアーなどが同国の製薬会社でしたし、アッヴィが買収したアラガンなども同様ですね。


やっぱり、国内企業が発展するのは国策による主導が大きい、と言えそうですね。



今回紹介した企業で、偶然なのかもしれませんが全体的に配当が低めの企業が多い、と点も気になりました。


高配当銘柄の代表である、たばこ、エネルギーといったセクターが含まれていないので当然と言えば当然なのですが、2%を超える銘柄はあまり見かけないような気がします。


その分しっかりと連続増配を継続している企業も多く、同国ならではの堅実さの顕れ、なのかもしれませんね。


今後、発掘していく企業の中でも、アイルランドという国の特徴を生かせている企業かどうか、という視点、判断に役立てると幸いです。



それにしても、やっぱりアクセンチュアは2020年度に買っておくべきだったなー。。。(泣)



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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