こんにちわ。
いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。
今週は待ちに待った、大型決算の週となりましたね。
まだ今回は週の初め、月曜日と言うことで比較的穏やかな動きですが、明日からGAFAM含む大型銘柄の発表となりますので、前哨戦ともいえるオーティス・ワールドワイドの決算内容を見ていきたいと思います。
この銘柄、前回の決算後に飛び乗ってみたのですが、その後の株価の伸びはイマイチ、といった所もあり、今回の決算をもとに今後の方針を決めようと考えていたところでした。
さて、実際はどうだったのでしょうか。
という訳で是非、最後までごゆるりとお楽しみいただければと思います。
もし、よろしければこちらのバナークリックで応援よろしくお願いします。

にほんブログ村
次の記事への励みとなりますので是非!
一通り、数字に関しては悪くない結果だったようですね。
ただし、大幅な2桁増を発表した前回決算に比べると、ちょっと見劣りする内容ではないでしょうか。
今回の決算内容をグラフにすると、下記の通りとなりました。

過去の推移を見ても、エレベーター企業の決算は時期によって大きく左右されるわけでもない業界だと思いますので、前年比超えはクリアできているものの前期比を下回る内容だったのはちょっとがっかり、といった所です。
という訳で、株価の影響に懸念が広がりそうな予感です。

当日の株価は、-3.77ドル(4.40%)となりました。
やはり周囲の反応としてもイマイチ、という結果に移ってしまったようですね。
むぅ、残念ながら非常に同感できる結果です。
改めて数字を追ってみると、コンセンサスEPSは市場予測の0.73に対して0.77ですので、十分余裕のある数字でした。

セグメント結果として気になるのが、中国の既存事業売上高は2桁の増加、という点。
いや、それ逆に不安だわ。
きっと、これさえなければ85~90ドルレンジにて踏みとどまっていたであろうと予測しているのですが、なかなか難しいものですね。

2021年の売上高は、前年比11.8〜12.3%増の143億ドル、既存事業売上高の成長率は従来7.5-8%に対し、8.5-9%(新製品が15-15.5%、サービスが4%)となる見込み。
調整後の営業利益は従来予想の21.6〜21.8億ドルに対し、21.8〜21.9億ドル、調整後の1株当たり利益は、2.89-2.93ドルから2.95ドルを予測しています。
フリー・キャッシュ・フローについては、従来予想の14億5,000万ドルから15億5,000万ドルに修正、修正後の業績予想は、前年同期比で17%の成長を見込んでいます。
うーむ・・・・全体的に、微増といった修正でしたね。
あまり手ごたえを感じられる内容ではなかったかな、という印象です。
当日の株価は、久しぶりに大きく下げる結果となりましたが、ガイダンスの上方修正内容を見る限り、今後の期待はできそうな印象はありますね。
ただし、気になるのが今後の決算報告の波に呑まれてしまう、という点が
中国不動産関連企業のデフォルト懸念が払拭されていない現状を鑑みると、積極的に同社を買い増して行く理由は薄くなるのかなぁ、という見方です。
しかしガイダンスも程よい内容であったことは業界にとって非常に良い兆しとも言えるでしょうし、今後も不動産関連の投資は明るいと考えて良いのかもしれませんね。
そうなると個別株の同社を持つよりREITのETF、RWRで良いんじゃないか説が頭をよぎります。

10月内のパフォーマンスでも+8.72と非常に順調ですし、安定した株価に毎月配当というオマケつき。
とにかく安定感がある銘柄ですので長期でじっくり保有してみるには、悪くないのですが高成長を継続できるかといった視点では厳しい評価に分かれてしまいそうですね。
米国株四季報も読了しウォッチ銘柄を更新したばかりですので、個人的には含み益があるうちに他の株に乗り換えようかな、という考えです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ポチリお願いします。ぺこり。
にほんブログ村
いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。
今週は待ちに待った、大型決算の週となりましたね。
まだ今回は週の初め、月曜日と言うことで比較的穏やかな動きですが、明日からGAFAM含む大型銘柄の発表となりますので、前哨戦ともいえるオーティス・ワールドワイドの決算内容を見ていきたいと思います。
この銘柄、前回の決算後に飛び乗ってみたのですが、その後の株価の伸びはイマイチ、といった所もあり、今回の決算をもとに今後の方針を決めようと考えていたところでした。
さて、実際はどうだったのでしょうか。
という訳で是非、最後までごゆるりとお楽しみいただければと思います。
もし、よろしければこちらのバナークリックで応援よろしくお願いします。

にほんブログ村
次の記事への励みとなりますので是非!
2021年3Qの決算内容
2021年第3四半期の、オーティス・ワールドワイドの発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は36億2000万ドル
(2020年の32億6800万ドルから比較して10.77%増) - 純利益2億6600万ドル
(2020年2億6600万ドルから比較してイーブン) - 調整後1株当たり利益(EPS)は0.77ドル
(2020年の0.69から比較して11.59%増) - 営業利益5億4200万ドルで
(2020年の5億1100万ドルから比較して6.06%増)
一通り、数字に関しては悪くない結果だったようですね。
ただし、大幅な2桁増を発表した前回決算に比べると、ちょっと見劣りする内容ではないでしょうか。
今回の決算内容をグラフにすると、下記の通りとなりました。

過去の推移を見ても、エレベーター企業の決算は時期によって大きく左右されるわけでもない業界だと思いますので、前年比超えはクリアできているものの前期比を下回る内容だったのはちょっとがっかり、といった所です。
売上予測的にも35.6億でしたので、結果として1.8%の上振れといった内容でビートしたものの目立つ内容ではありませんでした。
営業利益は微増ということで、まぁ納得できる内容ですが純利益が昨年度とタイというのは、頂けない内容ですね。
営業利益は微増ということで、まぁ納得できる内容ですが純利益が昨年度とタイというのは、頂けない内容ですね。
という訳で、株価の影響に懸念が広がりそうな予感です。
前回からの推移について
【OTIS】オーティス・ワールドワイド
当日の株価は、-3.77ドル(4.40%)となりました。
やはり周囲の反応としてもイマイチ、という結果に移ってしまったようですね。
むぅ、残念ながら非常に同感できる結果です。
改めて数字を追ってみると、コンセンサスEPSは市場予測の0.73に対して0.77ですので、十分余裕のある数字でした。

売上内容、既存製品、新規製品ともに営業マージンが伸びている点は、評価して良い内容に間違いありませんが、
セグメント結果として気になるのが、中国の既存事業売上高は2桁の増加、という点。
いや、それ逆に不安だわ。
むしろ、悩みの種だわ。
きっと、これさえなければ85~90ドルレンジにて踏みとどまっていたであろうと予測しているのですが、なかなか難しいものですね。
という訳で最後の希望ともいえるガイダンスですが、今回の決算で2021年の見通しを上方修正していました。

2021年の売上高は、前年比11.8〜12.3%増の143億ドル、既存事業売上高の成長率は従来7.5-8%に対し、8.5-9%(新製品が15-15.5%、サービスが4%)となる見込み。
調整後の営業利益は従来予想の21.6〜21.8億ドルに対し、21.8〜21.9億ドル、調整後の1株当たり利益は、2.89-2.93ドルから2.95ドルを予測しています。
フリー・キャッシュ・フローについては、従来予想の14億5,000万ドルから15億5,000万ドルに修正、修正後の業績予想は、前年同期比で17%の成長を見込んでいます。
あまり手ごたえを感じられる内容ではなかったかな、という印象です。
まとめ
当日の株価は、久しぶりに大きく下げる結果となりましたが、ガイダンスの上方修正内容を見る限り、今後の期待はできそうな印象はありますね。
ただし、気になるのが今後の決算報告の波に呑まれてしまう、という点が
中国不動産関連企業のデフォルト懸念が払拭されていない現状を鑑みると、積極的に同社を買い増して行く理由は薄くなるのかなぁ、という見方です。
しかしガイダンスも程よい内容であったことは業界にとって非常に良い兆しとも言えるでしょうし、今後も不動産関連の投資は明るいと考えて良いのかもしれませんね。
そうなると個別株の同社を持つよりREITのETF、RWRで良いんじゃないか説が頭をよぎります。

10月内のパフォーマンスでも+8.72と非常に順調ですし、安定した株価に毎月配当というオマケつき。
とにかく安定感がある銘柄ですので長期でじっくり保有してみるには、悪くないのですが高成長を継続できるかといった視点では厳しい評価に分かれてしまいそうですね。
米国株四季報も読了しウォッチ銘柄を更新したばかりですので、個人的には含み益があるうちに他の株に乗り換えようかな、という考えです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ポチリお願いします。ぺこり。

にほんブログ村

コメント