こんにちわ。


週末ブロガーのぺろりです。


いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。


Nvidiaに続く、第二の半導体の巨人、ブロードコムの決算がついに来ました。

avgo-logo

Nvidiaも最近は少し株価は落ち着いたものの決算の内容はもちろん、直後の株価の反応は市場の雰囲気を一転させるほどの破壊力だったかと思います。





おかげで半導体企業は軒並み好調をキープし、SOXLも最高値を更新するなど追い風となっている点もホルダーにとっては嬉しい結果となっています。



前回の決算では、予測していた通りしっかりと480ドル代のレンジを抜けてブレイクアウトしてくれました。


ね? だから500ドル超えてくるって言ったっしょ?


現在もなおモメンタムは衰える兆しを見せておらず、市場が業績相場へと移行しつつある中で迎えたこの決算、期待しないわけにはいきませんよね。


落ち着きつつあるエヌビディアの後を継いで、利益をもたらしてくれることを期待しつつ本決、内容を確認していきましょう。


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2021年4Qの決算内容


2021年第4四半期のブロードコムの決算発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は74億700万ドル
    (昨年の64億6700万ドルから比較して14.48%増)


  • 純利益19億8900万ドル
    (昨年の13億2400万ドルから比較して42.67%増)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は4.45ドル
    (昨年の1.45から比較して51.87%増)


  • 営業利益は25億8100万ドル
    (昨年の15億6100万ドルから比較して65.34%増)


これで通算3期連続で2桁増となる、優秀なる結果で2021年最後のクォーターを締めることが出来ました。


控えめに言って優秀です。


今回の決算をグラフにすると、下記の通りとなりました。


avgo-4q


グラフを見ての通り2021年は一気に営業利益の上昇により収益性が向上、売上も年初来10%と順調すぎる結果、株価も大きく躍進した年になったかと思います。


ちなみに前回のフリー・キャッシュフローは34億2600万ドルから、34億5300万ドルの7.8%となっていますので、収益性も上昇しており財務面での懸念を感じさせません。


予測売上7億3600ドルに対し+5.4%の上振れ、予測EPS7.74に対して+9.04%の上振れという結果でしっかりビートする結果となりました。


前回同様、爆益でなく非常に堅実な数字の推移であることが何よりの安心感になりますし、経営陣の素晴らしさが伝わる内容なのかなと思います。


半導体銘柄って、夢見るような爆益じゃなくていいんです、これがいいんです。


さて、続いては株価の推移を見ていきましょう。





前回からの推移について

【AVGO】ブロードコム

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いつもは、決算当日に売りが出やすいブロードコムですが、


今回は+48.26(8.27%)の大勝利でした。


さらに12月に入ってからは、+78ドルという圧倒的なモメンタムを堅持し、SOXLは+1.7ドルと引き続き半導体銘柄を押し上げにも貢献。


という訳で、


ホルダーの皆さん、おめでとうございます!

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ワッショイ、ワッショイ!


購入し始めた際は当初300ドル過小評価気味だったように感じていましたが、じわじわと評価を集めつつも、株価は600ドルを超えて大ブレイクしてくれました。


気が付けば、ダブルバガーも目前というオマケつき。


ジム・クレイマーもCNBCインベスティング・クラブでブロードコムの保有を明言していましたし、最近の人気上昇の陰にはこの辺りの影響もあったのかな、と感じています。


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当然ながら、年間を通した株価の推移でもVTIなどの主要ETFを大きく上回る結果であることから、2021年ベストバイ銘柄にノミネートされてしかるべき1社かと思います。



しかし、600ドルを超えてくるともう簡単には買えないくなりましたよね・・・。


それだけが悩みなんですが、分割が待ち遠しいですね。


引き続き、決算内容に戻りますが今回のセグメント結果は下記の通りとなりました。

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あまり、セグメント比率に関しては大きな増減はありませんでした。


つまり、既存ビジネスが順調に伸びているので、手を加える必要ない、ということですね。


高配当銘柄でもある同社の気になるキャッシュフローは、下記の通り。


avgo-cs


依然として、半導体銘柄にしては高配当を維持しつつも莫大な設備投資を継続している同社は、EBITDAが抜きんでて高い点は、平常運転なので気にしなくてよいでしょう。


結論、見えていると思いますがホールド、いや買い増しなんですが、資金が足りないのがホント悩みですよね。





まとめ


さて、続く第4四半期のコンセンサス売上高については、予想7億2500ドルに対して、7億6000ドルということで、引き続き同社を信頼し続けて良いと考えています。



今年の半導体銘柄は、供給不足云々で前半の成績は伸び悩みが見られたものの、やっぱり信じて地道に買い続けるというのが大正義だったということが証明されましたね。


という訳で個人的な半導体セクターのMVPはエヌビディア、ブロードコム、AMDに決定したいと思います。


最後に、ホルダーお待ちかねの増配の時間となりました。


従来の3.6ドルから4.1ドルへ13.88%の増配を決定しました。


過去の配当をグラフにすると、


avgo-div


株価も爆益の上に、増配もするとか最高かよ!


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ここ最近の株価の躍進が目覚ましく、ついに利回りは3%を切ってしまいましたが、それでもなお魅力的な企業としか言いようがありません。


余程の天変地異が起こらない限りは、手放す必要は無さそうですね。


きっと優秀な経営陣ですので、700ドルに差し掛かる辺りで分割辺りを発表してくれることを期待しています。


分割後は、絶対買い増すぞ!


と決意を新たにさせてくれる、素晴らしい決算でした。



現場からの報告は以上です、皆さん良い週末を!


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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20年Q3の決算内容です。




半導体セクターの比較記事です。