こんにちわ。


週末ブロガーのぺろりです。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。


記事にするのが遅くなりましたが、3/1ワンオークが4Qの決算を発表しましたので、その内容を見ていきたいと思います。

oke-logo


現在はウクライナ情勢の背景があるためWTI原油先物でも115ドルを超えるほど異常な原油高状態となっています。


同社もパイプライン企業であるため、その恩恵を受け決算とは別に株価は順調に推移してくれているようです。


ほんの1年ほど前までは、このエネルギーセクターは高配当の逆張り以外に投資する意義を見いだせない程でしたが、今ではすっかり短期スウィング投資の対象となるほどの、人気セクターとになってしまいましたね。


そうなると、第三次世界対戦という言葉がネット上でちらつくようになった今、さらなる原油高に向かっていく可能性もありそうです。


と、まぁ期待に胸を膨らませる前にしっかり、直近の決算内容を確認して行きましょう。


それでは、本日もよろしくお願いいたします。


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2021年4Qの決算内容

2021年第4四半期のワンオークの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は54億2000万ドル
    (2020年の25億7000ドルからの110.85%増加)


  • 純利益は3億7900万ドル
    (2020年3億1200万ドルからの23.18%増)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は0.85ドル
    (2020年の0.69ドルからの23.18%増)


  • 営業利益は6億5200万ドル
    (2020年の5億3800万ドルからの21.18%増加)

という訳で、昨年度対比で見るとかなり順調な数字となります。


ですが、これ冒頭でも述べた通り2021年のエネルギーセクターは目も当てられない程の壊滅的被害でしたので、成長率が高いという訳ではない点はご留意くださいね。


グラフにすると下記の通りになりました。

oke-4q


とはいえ、グラフにして改めてみると、その内容は十分評価されるべきかな、というのが主観です。


さてさて、決算発表から数日経過してしまいましたが、市場はどう反応したのかを改めて確認して行きましょう。

前回からの推移について

【OKE】ワンオーク
oke-ch


なんと決算発表当日は-1.48(2.27%)と、イマイチ振るわない結果となりました。


うーん、、、伸び悩みましたね。


今回の数字を見てみると、売上予測は44億3000万ドルに対して54億2000万ドルで22.34%の上振れしたのに対してコンセンサスEPSは0.88に対して0.85で3.4%の下振れ、でした。


なるほど。


売上は確かに順調に回復していますが、EPSが落ち込んだのが原因とみて良いでしょう。


通常であれば、この反応であれば以降数日はダラダラっと下げて60ドル付近まで押し戻される流れかと思いますが、結果として68ドルを超えて年度来新高値を更新する結果となりました。


エクソン・モービルなんか3年ぶりに84ドルにまで戻していますからね、もうしばらくはエネルギーセクターのバブルは続く可能性が高そうですね。



2021年度の通期決算としても、全体的に好調だったと言って良いようで、ロッキーマウンテン地域の天然ガス処理量は21%増、320本以上の井戸を接続、NGL原液処理量が45%増加しています。


総額6億ドル以上の債務削減したとのことで、キャッシュフローも改善できている様子です。


次年度ガイダンスも堅調を維持する内容であり、純利益の中間値を13%増の16億9000万ドル、調整後EBITDAの中間値は7%増の36億2000万ドルと着実な成長が期待できそうです。



短期的に今回の決算の数字だけを見ると、評価としてはSO-SOな印象でプラマイゼロかなぁ、と考えていましたが、やはり原油高の状況はもうしばらく続く見通しであることに加え、このまま来季の見通しが進むようであれば、目標株価を65ドルから75ドルまでに引き上げて良いかな、と考えています。






まとめ


まぁ、株価が騰がるのは良いこと、に間違いありません。


ただし、原油高が一時的な側面もあるため、余り強気の買い増しは考えていません。


というのも、もとより当ブログでは同社の銘柄の取得単価を45ドルまでに抑えており、最高株価でも65ドルで設定していたので、既に天井を超えている状態と認識しています。


もちろん、短期的なトレードを意識するのであれば、今は絶好のタイミングと言えるかもしれませんが、やはり同社に投資する最大の目的は長期保有による配当に他なりません。


エネルギーセクター全般は、コロナ期に株価が1/4までに減少しましたが、この2年の間で急速に回復しており、非常に目まぐるしい展開を迎えています。


もちろん、現在のウクライナ情勢は誰にも予測のできない出来事であり、このセクターにおいては恩恵の大きい出来事となりましたが、企業の純粋な成長と異なる要因での株価の急上昇は、個人的には要注意のサインのように映ってしまいます。



どれだけ現在の状況が続くかは分かりませんが、1Q、2Qくらいまでは決算の数字的にも良い形で表れてくるでしょう。


となると反動が来るのは3Q以降、でまた再度下落のタイミングが来るのかもしれませんので、直近の株価に浮かれて急ぎ買い増すということはせずに、じっくり流れを見ながらのんびり配当を享受していく予定です。


という訳で、本日の決算記事は以上となります。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


皆さんの参考になれば、幸いです。


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ぺこり。