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週末ブロガーのぺろりです。


ポートフォリオ銘柄の1つでもある、アッヴィが2022年の3Qの決算発表をしました。


同日はエクソン・モービルやAmazonも決算発表するなど、何かと慌ただしい一日で多くの市場参加者が当日の決算企業の評価をチェックしては、即売買に動いたようで大きい反応があった日となりました。


abbv-logo


ただ残念ながら、直近の決算はやや物足りないといった数字が続いており、今回の決算も正直期待値は低め、といった所感です。



ヘルスケア全体のセクターが持ち直している中、同社も同じ波に乗れるか、に期待が集まっている決算だったわけですが、内容を確認して行きたいと思います。



さて、本題に入る前の雑談ですが、最近の新しい趣味として家庭菜園を始めました。


kateisaien


理由として、庭が余っているという点と、子供たちと一緒に実益を兼ねた作業をやりたかったんですよね。


まずは簡単に始められる、サニーレタスを長男君と一緒に植えて、やっと5日目にして発芽してくれました。


ただのファーストステップなんですけど、思いのほか嬉しいもんですね。


今後は、玉ねぎとかホウレンソウなどの種類を増やして行こうかと考えています。


という訳で、本日もよろしくお願いいたします。

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2022年3Qの決算内容

2022年第3四半期のアッヴィの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は148億1200万ドル
    (2021年の143億4200万ドルから比較して3.28%増)


  • 純利益39億5200万ドル
    (2021年31億8000万ドルから比較して24.28%増)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は3.66ドル
    (2021年の2.83から比較して29.33%増)


  • 営業利益は46億300万ドル
    (2021年の43億600万ドルから比較して6.90%増)


前年比売上がやや心細い成長率となっていますが、純利益はしっかりと成長できていますね。


EPSの伸びも申し分ない内容かと思います。


割と手ごたえのあった決算だったのではないでしょうか。


今回の決算をグラフにすると、下記の通りになりました。


abbv-3q


それでは、当日の株価の推移と評価を、見ていきたいと思います。




前回からの推移について

【ABBV】アッヴィ
abbv-ch


決算の内容に期待できそうだったものの、当日の株価の推移は-5.89ドル(3.84%)で着地する形となりました。


あれれ・・・・。


前々回の決算あたりでは、-9.43ドル(6.42%)でしたので、その時に比べるとかなりお手柔らかに済んでいるとはいえ、あまり期待を下げる内容ではなかったと思うんだけどなぁ。


とはいえ、10/28の市場は全面高というオールグリーンな相場の中真っ赤に染まったのは同社と決算をミスったAmazonだけ真赤になっており、見るも無残な形となっていました。


ちなみに同日決算発表のあった【XOM】エクソン・モービルは、利益が過去最高を記録した落ちうことで年度来最高値を更新し、105ドルを突破していました。


個人的にはコロナ期にエクソン・モービルの株は35ドルで仕込んだため、トリプルバガー目前ということで鼓舞したかったんですが、保有数の多いアッヴィが落ち込んでしまったことのほうがショックで素直に喜べない一日となりました。



(´・ω・`)むー



さて、気を取り直して評価となった、数字周りを確認して行きたいと思います。


指標となるコンセンサスEPSは、以下の通りでした。


abbv-eps


目標EPSの3.56に対して、3.66ということで2.81%の上振れ。


決して力強い乖離ではなかったものの、同社の直近の決算は予測差がギリギリ達成ということが多かったため、良い兆しが出始めてきているように思えます。


前期が+1.81%、今期+2.81%と上昇が重なっている点も、◎。


続く売上予測は149億2000万に対し、148億1200万と僅か-0.73%ほど及ばずという結果でした。


あー、これはちょっと悔しいですね。


確かに前年比で見ても、強い成長とは言えませんでしたが、あと少しだけ足りなかったということで、ここで評価が割れたのかな、という気もしますね。


なんといっても、今シーズンはヘルスケア企業がいずれも良決算で持ち直している企業が多く、メルク、ファイザー、ブリストル・マイヤーズ、ジョンソンエンドジョンソンなど株価は強い上昇傾向に入ってますね。


今もっとも安定しているのは、ヘルスケア系のETFなんじゃないかな、と思います。


つまりヘルスケア関連に強い期待がありながらも、残念ながら今回の決算においてはそのグループ内には入れず、一人負けな状態に拍車がかかり売りが進んだとも言えそうです。


ついに株価も150ドル台を割り込みましたが、決してダメな決算だったわけではないので、あまり気にする必要も無さそうで、ひとまずは安心。



引き続きセグメント比率を見ていきます。


まずは前Qから、ですが



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主力のヒュミラ含む、免疫薬セクターが引き続き続伸。



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他には大きな変化は少ないものの、前期比マイナスとなっているセクターがやや目立ちます。


セグメントはどうだったかというと、以下の通り。


abbv-sec-sal


米国のヒュミラの売上高は49億5,600万ドルと7.4%の増加したものの、海外ではバイオシミラー医薬品の競合によりヒュミラの売上高は報告ベースで25.9%減となった点も痛手。


前期のようなスカイリジ、リンボックの活躍も見られず全体的に思わしくない結果となっているようで、厳しい内容だったということが伺えます。


ボトックスも以前の期待ほどではありませんが、4%弱の増加となっていますので、すべてが悪材料だったという訳ではありませんが、決算直後の株価の値動きとしては正しい評価のように思えてきますね。


最後にガイダンスです。


2022年通年の予測EPF13.76ドル~13.96ドルでしたが、13.84ドル~13.88ドルへやや下方修正しました。


直近で買収した、IPR&Dにおける1株当たり0.25ドルのマイナスが今回も継続していることが要因となっているとのことですが、この辺りも歯切れが悪く評価を落としてしまう要因ですね。


前期でも上記の買収によるマイナスを含んでいましたし、ホルダーとしては果たしてこの買収は成功だったのかという疑いの目が強まっていることになります。



こうなると、いくらヘルスケアが好調とはいえ、株価回復の追い風影響を受けることは難しくなりそうな予感。


2023年前半も160ドルアンダーの低空飛行が続きそうな、印象ですね。


こりゃ、しばらくは放置かなぁ。


個人的な所感ですが今回の決算は、かなりガイダンスの内容によって評価が別れてしまうみたいですね。


マイクロソフトも数字は悪くなかったのですが、前年比割れの弱気ガイダンスで売り込まれましたし、同社の場合も同じような扱いになるかと思います。


まぁやはり参加者の視線として、FOMCの締め付けに今後も勝ち抜けるか否かを見て売買の判断にしているということですよね。


でアッヴィの今回の決算だけを見てみると、買い増しして良いタイミングとは程遠いように見えますね。


考察としては、以上にしたいと思います。




まとめ


ただ、ホルダーとして悲しいニュースばかりではありませんでした。


そうです、待ちに待った1年に一度のお楽しみ、増配を発表しました。


1株1.41ドルの配当を、1.48ドル(+4.96%)へ増配してくれました。


ホルダーの皆さん、おめでとうございます!

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ただし、過去の増配歴を見ても、2018年の大増配をピークに徐々に下降減少となっていますし、2022年には8.46%と2ケタ台を下回り、ついには5%を割り込んできました。


もともと高配当銘柄化して以降は、株価の躍進も大きかったため投資妙味もあったのですが、最近いろんな意味で落ち着いてきたのかな、という気がしますね。


配当率も気が付けば5%を下回っていますし、今後も引き続き軟調となる可能性が高いので、買い増しはせずに黙ってホールドを続けて行こうと考えています。




最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


皆様の参考になれば、幸いです。


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