こんにちわ。


週末ブロガーのぺろりです。


いつも当ブログに来ていただき、ありがとうございます。


今日は先日10/19に発表された、P&GのQY23におけるQ1決算の内容を見ていきたいと思います。

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先々週より、10月の決算シーズン到来ということで、少しずつですが市場が活況になってきたかな、という印象ですね。


こちらは先週一週間10月3週目のヒートマップですが、よほど決算をミスした企業でない限り全面的な強い上昇となりました。


hm-w


ありがたや~。

決算週に入る前までは、「下落相場は続く」、「本当の恐怖はこれから」といった悲観的な記事が相次いでいましたけどね。


市場の反応としては、絶望的になるほど決算の数字は悪くなかった、とする見方の企業も多かったようで、やもすると本当にここから回復のターンに向かっていけるかも・・・な可能性も期待できるのかな。


P&Gの場合は、特に消費者の動向が如実に反映される企業ですので、非常に注目を集める決算となりましたが、早速内容を見ていきたいと思います。


と、その前に本日の余談なのですが、


やっと息子二人の運動会が終わりました。


いずれも土曜日開催で妻が賀参加できなかったため、父親のみの参加という形でしたがやっぱり見に行くだけでも結構疲れちゃうんですよね。


そして今日は、漢字検定の試験日と連日休みなしで子供も疲労、緊張ともにピークを迎える峠となる慌ただしい一週間でした。


来週以降はゆっくり体を休めつつ決算に集中していきたいと思います。


それでは本日もよろしくお願いいたします。

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2023年1Qの決算内容

2022年第3四半期の、プロクター&ギャンブルの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は206億1200万ドル
    (2022年の203億3800万ドルから比較して1.35%増)


  • 純利益は39億3700ドル
    (2022年41億2600万ドルから比較して3.95%減)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は1.57ドル
    (2022年の1.61から比較して2.48%減)


  • 営業利益は49億3900万ドル
    (2022年の50億2300万ドルから比較して1.67%減)



あららら。


見ての通り、あまり喜ばしくない数字が並んでいますね。


まずは同社の最低ベースラインともいえる売上に関して昨年度対比5%超え、という目標は未達。


前回の決算でも売上は前年比3%増と、非常に微弱な反応でしたし2期連続で減収となっている点は間違いなくマイナス評価という形にならざるを得ません。


うーん・・・初見でこれは厳しい内容を予感させますね。


そのほかの数字もどう見ても、芳しくないですね。


何がいけないかというと利益減になっていますね、こちらは2022年1Qも同様でした。


過去の決算を見ても1Qが下がりやすい、という特徴があるわけでもありませんので、単純にミスったと言わざるを得ない結果と言えるでしょう。



グラフで見てみると、以下のような結果となりました。

pg-1q




何はともあれ、市場の反応がどうだったのかを見ていきましょう。




前回からの推移について

【PG】プロクター&ギャンブル

pg-ch


決算当日の終わりの結果は、-2.57ドルという評価でした。


もっと大きく落ち込む結果も覚悟していましたが、辛うじて暴落は避けられたみたいですね。


とはいえ、9月末から130ドル台を割り込み、株価は十分すぎるほど冷え切っている状況なので諸手で喜べると内容ではありませんけど、最悪なシナリオは回避できたといった所でしょうか。


ふぅ=3


まずは一息。


さて、今回の決算では売上予測205.6億ドルに対して、206.1億ドルと僅か0.2%の上ぶれでした。


なんというか、ギリギリ達成した、という感じで余裕はありません。


pg-eps



そして予測EPS1.55に対して1.57ドルで、1.3%の上振れとなりました。


まぁ、今期の予測が低めに設定されていたという点もあってか、先の株価の通り失望を招くほどではなかった模様。


同社に投資できる最大の魅力と言えば、老舗企業ならではの安定した低成長、でしたので今回はその期待に対しては添える内容ではありませんでしたね。


ただ、今は市場云々というより米国内の急激な変動というタイミングし、為替の影響により純売上に対して6%の影響があったということもあり、やむなしとの見方もあると考えています。


続いてセグメント結果は、以下の通りです。

pg-se


今期、ヘルスケアが順調だったとのことなので、次の2Qにはもっと需要を期待できるかも、ですね。


その他、特筆すべきセグメントは無かったように思えます。


さて最後にガイダンスです。


既存事業の成長率は3~5%と、EPSも2022年の5.81に対して、横ばいもしくは4%増程度に留めており、かなり弱気な内容にとどまっています。


引き続き為替およびコスト増の逆風があるため、としていますが厳しい状況が続く模様。


相変わらず十分なキャッシュフローがあり、自社株買い等に関しての懸念は一切ありませんが、今年の株価という視点では、残念ながらあまり強い期待はできそうにありませんね。





まとめ

今回の決算によって、株価はまた低調モードに入り130ドルを割り込み、その後市場が緩やかに回復しつつある中においても、やはり同社の株価に反応はありません。


やはり、株価が下がりすぎだとは感じているものの、本決算の内容を見る限り新たに買い増しする要素は低いかな、と感じてしまうかな、と。


ただ、少し属性は異なりますがペプシコは値上げによってしっかり、消費者へコスト転嫁することで増収、増益を確保できている企業もある中、もう少しやりようはあるのかな、とも思います。


現時点では2.84%の配当なので悪くはないのですが、2年債、10年債ですら4%を超える現時点では、誰も見向きもされない冬の時代が続いていくと予想しています。



個人的には前々回の決算辺りで高値掴みをしてしまったため、購入平均コストを下げるためにもちょこっとだけ買い足しても良いかな、なんて考えていたりしますけどね。






最後にどうでも良いのですが、我が家で見るYouTubeのCMにやたらとSK-Ⅱが入ってます。


いや、誰も使ってないんで、明らかに広告の対象を間違えてると思うんですよね。


ちなみに奥さんも高い化粧品を使わないオーガニック派なので、検索すらしたこともないそうです。


Snapの決算を見てもネット広告が、引き続き縮小傾向に向かうとの見方もあるようなので、同社のCMもターゲットを変えていくことを期待しています。



それでは、本日の決算記事は以上にしたいと思います。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


皆さんの参考になれば、幸いです。



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