WiiUがGEOで叩き売りされていたので、手を出してみました。
もう市場として死滅しているのでレビューしませんが
過去の名作ゲーを、子供と一緒にひっそりと遊んでいます。


せっかくなので、2000年以降の任天堂の株価を勝手に振り返ってみたいと思います。

nintendo-2000


2000年以降社畜就職して、ゲームはモンハン以外まったくプレイしておらず、
当時は株もまったくやっていなかったので、気にしていませんでしたが、
過去を振り返りつつ自分なりに推考すると、発見できるものがあって面白いです。


2008年の黄金期


2006年発売のWii大ヒットですね。

WiiFitなんかが、今の中古ゲームやに大量に置いてあるのをよく目にしますが、
それだけ、市場として流通したってことですね。

当時の株価は70000円を越えています。
すごいとしか言いようがないですね。

しかし、結局任天堂の一人勝ちで、他メーカーによる大ヒットもなく、
2年後の2010年には、20000円台まで下げ続けることになります。

ただね、ヌンチャク、あれは絶対失敗だったと思います。
そういうアトラクションは、ゲーセンでやればいいし、この操作のおかげで、
ゼルダがまったく楽しめません。


WiiUと3DS


2011年には3DSを投入し、30000円まで回復するものの、
2012年にWiiUを投入しても、落胆が大きく、10000まで下げる暗黒期に入ります。

結果として、3DSのほうが長続きしましたね。
画質は荒かったものの、JPRGなどは、十分楽しめましたし、
消費者にとっても安価なハードで、いろんなゲームを満喫できたはずです。


安いほうが生き残った理由も、当時の災害や、民主党政権下だったことが
背景あったことで納得はいきます。

国民が貧しくなる中、ゲームに回す余裕もなく、ゲーム業界全体としても
苦しい状況だったといえるんじゃないでしょうか。

しかし、この3DSこそ、JPRGの良作が多く生まれた時期でもあり、
ゲーマーにとっては、恵まれた時期だったんじゃないかと思います。


WiiUの敗戦

個人的にWiiUがはやりきれなかった理由の1つに、ハードの魅力のなさ、があります。

ジャイロを搭載したコントローラーは重く、子供には持てずに、操作できない絶望的なIFでした。
そして、Wiiからの問題ですが、視点のニュートラルがなかなか効かない。

目の前に落ちているアイテムが、拾えない、方向転換できない、
ジャイロがブレてて、まっすぐ弾が飛ばない、といったもどかしさで、疲れます。


トワイライトプリンセス、スターフォックスといった名作も多いのも事実ですが、
自分でプレイすると、ほんとに入力操作が不自由でツラく、ゲームを台無しにしています。


しかしこの路線で、Splatoonをはじめ、次世代ゲームとしての輪郭ができつつあったのも確かです。


復活の兆し


低迷していた3DSも、2014年のモンハン加入により、市場は一転します。
多くの買いが入り、モンハン4、4G、クロス、ダブルクロスとコンスタントなリリースにより、
2016年までには、25000円まで回復します。

そして、BOTWのトレイラーが公開されてからは、一気に加速していきます。


後継機Switch


何も言うことはないです。すばらしいゲーム機です。

しかし、Onlineサービスは、まったくの魅力と恩恵がないので、
Splatoon2を卒業したら、辞めると思います。


不満を述べるとすれば、プロコンでしょうか。
高すぎ、すぐ故障する、修理が高い、しかも治ってない、という4重苦。

カスタマーサポートが一番粗利が高いんじゃないか、と言うくらいの暴利。
完全にサプライヤー選定のミスだと思いますが、ぜひとも改善してほしいです。


まとめ


ゲーム市場は、完全に復活したと言えると思います。

しかし、PS4は、ハード売れ行きも好調ですし、優秀な海外タイトルが多いのに比べ、
Switchは、ほぼ国産メーカーのみで、任天堂一人勝ちな状態が続いています。

他メーカーによる新規IPは、敷居が高い様子で、
各社、過去タイトルの移植が殆どです。


結果、2019年内までの発売タイトルを見る限り、株価は横ばいと予想。
2020円BOTWの続編発表が起爆剤になることは、間違いないでしょう。


PS4、GoogleのSTADIA、Steamを交えた考察もいずれやってみたいと思います。