こんにちわ。


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週末ブロガーのぺろりです。


今回は、米国大手小売企業の1つであるホームデポの23年1Qの決算を見ていきたいと思います。



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ペプシコ、P&Gなどのブランド品は金利上昇局面で値上げに転嫁してもしっかり、売上を確保できていたようですが、それでも消費者はより安い製品を求めるようになるため、単価が下がる要因となり既存店売上の増加の見込めない厳しい状況が続いています。


2023年に入って以降最も弱気なセクターの1つに小売市場が挙げられますが、近い日にちでウォルマート、ターゲットなどの決算も発表されましたので、これでおおよその米国内小売市場の動向が掴めるのでは、と思います。


では、決算内容を見ていく前に簡単な雑談なんですが、


先日、とあるフリマに家族でお出かけしてきました。


子供たちにとっても、珍しいおもちゃなどお宝を見つける良い機会でもあるので、楽しみながら参加しているのですが、上の息子が見つけてきた商品があまりに面白かったので、ご紹介します。


何を見つけてきたかっていうと、コチラ↓






フェラーリF40のプラモデルでした。


いやぁ、良く見つけたなぁ、という感心もありますが、そのセンスよ。


こんなん、正直大人の私でも欲しいやつやん!


F40とはこれまた懐かしいなぁ、こち亀の中川圭一かよ。


残念ながら出品は、箱ありながらもすでに完成品のプラモデル(数十年前の製品なので、そうだよね・・・)で、価格も期待に副う内容でなかったために、購入は諦めたのですが息子のセンスと発掘眼に脱帽した瞬間でした。


なんというか、素直に嬉しかったですね。


なので、息子のためにもなんとか新品未開封品をネットで探してみようと思います。


前置きが長くなりましたが、肝心のホームデポの決算、確認して行きましょう。



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2023年Q1の決算内容

2023年第1四半期の、ホームデポの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は375億5700万ドル
    (2022年の389億800万ドルから比較して4.24%減)


  • 純利益38億7300万ドル
    (2022年42億3100万ドルから比較して8.46%減)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は3.82ドル
    (2022年の3.21から比較して6.61%減)


  • 営業利益は55億5100万ドル
    (2022年の59億2900万ドルから比較して6.38%減)


前期の2022年4Qでもかなり苦しい展開でしたが、今回はさらにマイナスが目立つ結果となってしまいましたね。



グラフにすると、下記の通りとなりました。


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前期まで前年度比でなんとか±0くらいの流れでしたが、今期は前年比5%近く超えるマイナスということで、これは厳しい展開を覚悟せねばならない状況でしょうね。



やっちゃった・・・。


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それでは気持ちを切り替えつつ、発表後の株価の推移を確認して行きましょう。





前回からの推移について

【HD】ホームデポ

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発表翌日の引け後の株価は、-6.21(2.2%)のマイナスでした。


そう考えると、前回
大爆死した-22.45(7.05%)に比べれば、かなり許された結果と言える・・・?


とか思ってたら、当日は市場全体で爆上げのオールグリーンの日だったので、マイナスになってる時点で負け組銘柄確定には変わりありませんでした。


まぁ、そりゃそうですよね。


ここまで住宅ローンの金利が上がれば、誰だって家を買おうとは思いませんよね。


未だ逆風に喘ぐ最中にある同社に多少同情の余地はあるとは言えますが、小売り最大大手のウォルマートは一転して今回の決算でしっかりプラスの決算を残してきたようですので、一概に現在の市場だけで致し方なし、とは言い切れなさそうです。


しかし、そのウォルマートでさえ決算発表後の株価はマイナスとなり、市場参加者からしてみれば依然として小売りセクター自体が手を出すべきでないことを自覚しているようですね。


これは、中長期的にも株価の上昇にとって大きな歯止めとなるマイナスなイメージが定着してしまっている気もします。


少なくとも短期が回復する見込みは薄いと思われるので、積極的な買いは控えておくべきという判断が妥当かと思われます。


つづいて実際の決算と予測値について、見てきましょう。


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売上は2期連続で予測を下回る結果となりました。


続いてEPSはどうだったかというと、

hd-eps


予測3.80に対して、3.82となんとか予測プラスで着地したものの、前年比では見る影もないほど減少しました。


数字の結果だけを見るに、あまりフォローでできる内容は無さそうですね。


辛うじて当日の株価290ドルを割り込んだ翌日には、しっかり買い戻しも入っており抵抗線が機能している状態であるため、これ以上の暴落は避けられそうですが、、、。


今後に続く材料もなく、引き続き2Q以降の改善に期待するほかない、といった形かと思います。


この状況を受けて2023年度ガイダンスについて、以下の通り全体的な下方修正を実施しました。

  • 売上高および既存店売上高伸び率は、2022年度と比較して2~5%減少
  • 営業利益率は約14.0~14.3%まで減少
  • 希薄化後1株当たり利益率は7~13%減少


( ´Д`)=3 フゥ


特に述べることもないですが、この流れを見ると米国経済の足元はかなり減速しきった感がありますね。


ココが底か、はまだ判りませんが引き続き、このセクターには手を出さないことが賢明といえる判断に間違いは無さそうですね。





まとめ


十分、悪要素が出きってしまったので、まとめる内容も無くなってしまいましたが、期待する動きとしては次回のFOMCが利上げしない、方向を維持してくれることでしょうか。


なんといっても住宅ローンの金利が下がらないことには、この低迷を自社だけで抜け出せることはほぼ不可能に近いと思います。


前回の0.25ポイントの利上げで最後、という市場の予定調和が機能しているからこそ、現在の株価が維持できている感がありますね。


そういった意味では、まだ市場参加者の期待は有難いものです。


が、まだ次回も利上げを継続する可能性も否定はできませんからね・・・。


まだまだ落ちるナイフに変貌する可能性が残っている以上、大人しく見守るほか無さそうです。


あぁ、それにしてもターゲットの決算を見るのが、より憂鬱になってきました。


これ以上ストレスを感じないように、私はハイラルの世界に戻ることにしますね!


という訳で本日の決算記事は以上となります。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


皆さんの参考になれば、幸いです。


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