こんにちわ。
いつも当ブログに来ていただき、ありがとうございます。
週末ブロガーのぺろりです。
本日はMagnificant Seven銘柄の1つでもあるマイクロソフトの決算を見ていきましょう。
先日7月25日に発表された内容で、2023年4Qの内容を追っていきますよ。

もうすでに日が開いているので、結果をご存じの方も多いかと思いますが、自己アウトプットの意味も込めて記事にしておきたいと思います。
同日にはクラウド最王手でもあるGoogleの決算発表もあり、広告収集が順調に回復しておりドキュメントの利用ユーザー含めて増加傾向であることから、マイクロソフトと決算が明暗として比較される形となりました。
念のため前回の決算をおさらいしておくと、前回の3Qつまり4月時点ではまだマイクロソフトの株価は300ドルを割れたままで、AIというムーブメントによってようやく急速回復を果たしていた時期でした。
今や350ドルの新高値を付けるんじゃないかという期待と今後のAIを後押しするのも、すべてはこのマイクロソフト4Q決算次第、という重要な局面となったことで熱い注目を集めた内容だったかと思います。
それでは早速内容を確認して行きましょう。
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数字をぱっと見した所、良さそうな印象ですね。
まぁ、それでも2021年、2022年の2桁増をキープしていたころと比べると、どうしても成長に翳りが・・・という方向からは未だ抜け出せていません。
決算内容をグラフにすると、下記の通りとなりました。

過去の同社の決算から見ても4Qは比較的、平凡な数字で終わることが多かったのが通例なのですが、今回は頭1つ抜けた形になっていますね。
いつもは1Qが強い形なので、これはちょっと意外でしたね。
それだけ1~3Qの落ち込みが激しかったというか、純利益もマイナス成長が連続していた中、ようやく数字的にはプラスに向かいだした点については、評価されて良い決算だったのではないでしょうか。
株価的にもツライ下落を味わっていましたし、AIという新たなテクノロジーの到来によって風向きを変えることが出来たのが幸いしましたね。
単に運が良かった、という訳ではなく同社のあらゆる事業の多様性こそが再び株価を蘇られる起点になった、と個人的には解釈していますが何はともあれ数字はしっかり戻せていますし、売り判断をする必要は無さそうということがこの時点でも判断して良いかと思ってます。
では、次項に続きます。
この決算内容を受けて翌日のチャートのスクショは取れなかったのですが、

-13.21ドル(3.76%)だった模様。
ファッ!?
せっかく数字的には盛り返してきたのに・・・っと私も思ってたのですが、期待値となるグロースが減速していることを嫌気されてしまった様子。
先にお伝えした通り、対局となるGoogleの親会社でもあるアルファベットの決算は、非常に良かったです。

こちらは逆に窓を開けて上昇する形となり、引き続き強いクラウドの需要および加速が評価されていました。
その点、マイクロソフトのAzureはやはり決して高い数字とは言えず、収益に関しては増加しているものの成長度合いが比較された形となり、相対的に評価を下げてしまったとも見られています。
ただし、株価の下落は直近では比較的大きな13ドル程度の下落でしたけど、それまでのAIムーブメントのおかげで350ドルまではノンストッパブル狂四郎でしたので、丁度よい調整になったのではないでしょうか。
見ての通りさらにその翌日には、2%弱の買い戻しが入っていますしね。
暴落売りというよりも決算前の過剰なバブルが昇華された、程度に見て置けば良いでしょう。
それはさておき、EPSを見ていきます。
今回のコンセンサスEPSは、2.54に対し2.69で5.91%の上振れとなる結果でした。

メチャクチャ力強い、といった内容ではありませんが、しっかりと市場予測はクリアしています。
丁度昨年の4Q決算では、EPSの予測が2期連続で下回り始めているタイミングで、そこから2023年スタートに至るまでズルズルとマイナスを連発していたサイクルでしたので、これを機に悪循環から抜け出せるであろうことを期待したいところです。
各セグメントで見ると、Dynamics、Azureは依然として25~26%となっているため、成長率に関しては横ばいを維持となっています。
この辺りが低評価になった原因の1つでもありますが、致し方ありませんね。
で、改善点としてはWindows OEM、デバイス関連といった今期ずっと30~40%と大幅マイナスだった数字が10%台にまで押し戻していました。
そういう意味では、今年はハイエンドPCが大セール価格で買える好機でもあるんですけどね。
Nvidiaの30XX系のグラボも余裕で10万切ってますし、ゲーミングPC買い替えを検討している方には朗報かと思います。
話を戻しまして、
悪い面ばかりではなく、昨年度比のグロスマージンは約11%ほど上回っており、収益に関しても改善されています。
年間を通してみると売り上げは7%増、営業利益は6%増だったものの、純利益は微妙にマイナスとなっており振り返って見ても苦しい1年だったことが伺えますね。
増配、新規ガイダンス発表もなく、残念ながら期待していた投資家たちの残念な表情にもやや納得という結果となってしまいました。
前年度、前Qといった流れで数字を追うと、やっと反転してプラスの流れになった。
しかし成長率鈍化の課題は解決できておらず、他社クラウドは好調である結果が出ている以上、同社のサービスは頭打ちとなっている点は否定できない、といった状況ですね。
ただ株価に関しては、AIというまだ具体的にサービスインしていない新規テクノロジーの台頭を期待して押し上げられてる状況が続く。
といった所でしょうか。
特にMETAの決算も広告が順調に回復しており、クラウドに更なる追い風となる時期にグロースが停滞しているのは、やや難色を示す形となる材料になってしまいます。
とはいえ、他社比較で見劣りするものの同社のサービスから離脱しているわけではないですからね。
見ての通り、グロースとは言えないほどの低成長ではあるものの、最悪期を脱したと判断するには十分な結果を出してくれたと個人的には考えています。
加えてまだ話題になってはいないものの、同社の2024年以降の返り咲きを狙えるキラーコンテンツになるかも、と期待しているのがこちら。
Saas最盛期な現在において、イントラ、ゼロトラという既存概念にエントラという包括的セキュリティエンドポイントまで解決してくれる?
知らんけど。
まだ概要までのリリースとなっていますが、大混戦しているSaas統合基盤の新しい要石になってくれないかなぁ、と。
淡い期待を寄せつつ、今後もしっかりホールドを継続する予定でおります。
という訳で本日の決算記事は以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
皆様の参考になれば、幸いです。
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いつも当ブログに来ていただき、ありがとうございます。
週末ブロガーのぺろりです。
本日はMagnificant Seven銘柄の1つでもあるマイクロソフトの決算を見ていきましょう。
先日7月25日に発表された内容で、2023年4Qの内容を追っていきますよ。

もうすでに日が開いているので、結果をご存じの方も多いかと思いますが、自己アウトプットの意味も込めて記事にしておきたいと思います。
同日にはクラウド最王手でもあるGoogleの決算発表もあり、広告収集が順調に回復しておりドキュメントの利用ユーザー含めて増加傾向であることから、マイクロソフトと決算が明暗として比較される形となりました。
念のため前回の決算をおさらいしておくと、前回の3Qつまり4月時点ではまだマイクロソフトの株価は300ドルを割れたままで、AIというムーブメントによってようやく急速回復を果たしていた時期でした。
今や350ドルの新高値を付けるんじゃないかという期待と今後のAIを後押しするのも、すべてはこのマイクロソフト4Q決算次第、という重要な局面となったことで熱い注目を集めた内容だったかと思います。
それでは早速内容を確認して行きましょう。
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2023年4Qの決算内容
2023年第4四半期の、マイクロソフトの発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は561億8900万ドル
(2022年の518億6500万ドルから比較して8.34%増) - 純利益は200億8100万ドル
(2022年167億4000万ドルから比較して19.96%増) - 調整後1株当たり利益(EPS)は2.69ドル
(2022年の2.23から比較して20.63%増) - 営業利益は242億5400万ドル
(2022年の205億3400万ドルから比較して18.12%増)
数字をぱっと見した所、良さそうな印象ですね。
た2Q、3Qともに売上前年比が伸びていないことが問題視されていたのですが、今期はしっかり8%に巻き戻すことが出来ています。
まぁ、それでも2021年、2022年の2桁増をキープしていたころと比べると、どうしても成長に翳りが・・・という方向からは未だ抜け出せていません。
決算内容をグラフにすると、下記の通りとなりました。

過去の同社の決算から見ても4Qは比較的、平凡な数字で終わることが多かったのが通例なのですが、今回は頭1つ抜けた形になっていますね。
いつもは1Qが強い形なので、これはちょっと意外でしたね。
それだけ1~3Qの落ち込みが激しかったというか、純利益もマイナス成長が連続していた中、ようやく数字的にはプラスに向かいだした点については、評価されて良い決算だったのではないでしょうか。
株価的にもツライ下落を味わっていましたし、AIという新たなテクノロジーの到来によって風向きを変えることが出来たのが幸いしましたね。
単に運が良かった、という訳ではなく同社のあらゆる事業の多様性こそが再び株価を蘇られる起点になった、と個人的には解釈していますが何はともあれ数字はしっかり戻せていますし、売り判断をする必要は無さそうということがこの時点でも判断して良いかと思ってます。
では、次項に続きます。
前回からの推移について
【MSFT】マイクロソフトこの決算内容を受けて翌日のチャートのスクショは取れなかったのですが、

-13.21ドル(3.76%)だった模様。
ファッ!?
せっかく数字的には盛り返してきたのに・・・っと私も思ってたのですが、期待値となるグロースが減速していることを嫌気されてしまった様子。
先にお伝えした通り、対局となるGoogleの親会社でもあるアルファベットの決算は、非常に良かったです。

こちらは逆に窓を開けて上昇する形となり、引き続き強いクラウドの需要および加速が評価されていました。
その点、マイクロソフトのAzureはやはり決して高い数字とは言えず、収益に関しては増加しているものの成長度合いが比較された形となり、相対的に評価を下げてしまったとも見られています。
ただし、株価の下落は直近では比較的大きな13ドル程度の下落でしたけど、それまでのAIムーブメントのおかげで350ドルまではノンストッパブル狂四郎でしたので、丁度よい調整になったのではないでしょうか。
見ての通りさらにその翌日には、2%弱の買い戻しが入っていますしね。
暴落売りというよりも決算前の過剰なバブルが昇華された、程度に見て置けば良いでしょう。
それはさておき、EPSを見ていきます。
今回のコンセンサスEPSは、2.54に対し2.69で5.91%の上振れとなる結果でした。

売上予測は554.4億ドルに対して、561.89億で+1.33%という結果でした。
メチャクチャ力強い、といった内容ではありませんが、しっかりと市場予測はクリアしています。
丁度昨年の4Q決算では、EPSの予測が2期連続で下回り始めているタイミングで、そこから2023年スタートに至るまでズルズルとマイナスを連発していたサイクルでしたので、これを機に悪循環から抜け出せるであろうことを期待したいところです。
各セグメントで見ると、Dynamics、Azureは依然として25~26%となっているため、成長率に関しては横ばいを維持となっています。
この辺りが低評価になった原因の1つでもありますが、致し方ありませんね。
で、改善点としてはWindows OEM、デバイス関連といった今期ずっと30~40%と大幅マイナスだった数字が10%台にまで押し戻していました。
そういう意味では、今年はハイエンドPCが大セール価格で買える好機でもあるんですけどね。
Nvidiaの30XX系のグラボも余裕で10万切ってますし、ゲーミングPC買い替えを検討している方には朗報かと思います。
話を戻しまして、
悪い面ばかりではなく、昨年度比のグロスマージンは約11%ほど上回っており、収益に関しても改善されています。
年間を通してみると売り上げは7%増、営業利益は6%増だったものの、純利益は微妙にマイナスとなっており振り返って見ても苦しい1年だったことが伺えますね。
増配、新規ガイダンス発表もなく、残念ながら期待していた投資家たちの残念な表情にもやや納得という結果となってしまいました。
まとめ
さて、まとめていきますと前年度、前Qといった流れで数字を追うと、やっと反転してプラスの流れになった。
しかし成長率鈍化の課題は解決できておらず、他社クラウドは好調である結果が出ている以上、同社のサービスは頭打ちとなっている点は否定できない、といった状況ですね。
ただ株価に関しては、AIというまだ具体的にサービスインしていない新規テクノロジーの台頭を期待して押し上げられてる状況が続く。
といった所でしょうか。
特にMETAの決算も広告が順調に回復しており、クラウドに更なる追い風となる時期にグロースが停滞しているのは、やや難色を示す形となる材料になってしまいます。
とはいえ、他社比較で見劣りするものの同社のサービスから離脱しているわけではないですからね。
見ての通り、グロースとは言えないほどの低成長ではあるものの、最悪期を脱したと判断するには十分な結果を出してくれたと個人的には考えています。
加えてまだ話題になってはいないものの、同社の2024年以降の返り咲きを狙えるキラーコンテンツになるかも、と期待しているのがこちら。
Saas最盛期な現在において、イントラ、ゼロトラという既存概念にエントラという包括的セキュリティエンドポイントまで解決してくれる?
知らんけど。
まだ概要までのリリースとなっていますが、大混戦しているSaas統合基盤の新しい要石になってくれないかなぁ、と。
淡い期待を寄せつつ、今後もしっかりホールドを継続する予定でおります。
という訳で本日の決算記事は以上です。
皆様の参考になれば、幸いです。
ポチリお願いします。ぺこり。

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