こんにちわ。


週末ブロガーのぺろりです。


いつも当ブログに来ていただき、ありがとうございます。


今日は先日発表された、P&GのQY24の1Q決算内容を見ていきたいと思います。

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前回の2023年4Qは、記事にさえできていませんでした。(サボり


前回の決算結果としては内容、市場の反応ともに良かったんですよね。


決算後の株価の流れとしては、155ドル~160ドルのレンジに上昇することが出来たわけですが、9月以降の市場全体の停滞によりズルズルと150ドルアンダーに押し込まれる形となっています。


さらに直近の流れにおいてP&G自体、コカ・コーラやペプシコといった食品飲料セクターとは異なり、GLP-1による影響を直接的に受けないはずなのですが、巻き込まれる形となっていますよね。


いやー、ホルダーとしては解せない結果なのですが、せめてこの機に150ドル以降の上向きのチャートにまで戻してくれれば、という期待を背負った形での決算となりました。


すでに結果ご存じな方も多いかと思いますが、自身の振り返りとしても記事として残しておきたいと思います。


それでは本日もよろしくお願いいたします。



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2024年1Qの決算内容

2024年第1四半期の、プロクター&ギャンブルの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は218億7100万ドル
    (2023年の206億1200万ドルから比較して6.11%増)


  • 純利益は45億5600ドル
    (2023年39億6300万ドルから比較して14.96%増)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は1.83ドル
    (2023年の1.57から比較して16.56%増)


  • 営業利益は57億6700万ドル
    (2023年の49億3900万ドルから比較して16.76%増)


おぉ、売上前年比は指標となる5%を超えていますし、前年度の課題でもあった収益も2期連続で向上していますね。


同社に限っては、2桁成長する余地が限りなく薄いのですが、しっかり価格を上昇した後でも顧客が離れずについてきている、ということを意味しており同社のブランド力が改めて誇示された形となりました。


前回の好決算によって評価を取り戻した印象を、無事に今期も引き継ぐことが出来たので、多くの投資家にとって安心できる材料となり得ます。


株価への影響も、十分期待できそうです。



グラフで見直してみましょう。


pg-q1


過去の事例を見る限りは、1Qでしっかり前年度比を超える良決算を出せた場合、


続く2Qへの弾みを得る確率が高く、比例する形でしっかり株価の上昇が期待できます。



前述の通り、売上前年度比5%越が判断の閾値となっていることからも、今回の決算は手応えのある結果と言えるでしょう。


さて、続いて決算発表後の株価の推移を見ていきます。




前回からの推移について

【PG】プロクター&ギャンブル
pg-ch


決算当日の終わりの結果は、+3.77(2.51%)という評価でした。


前回の4Qは5%弱の反応であったため、やはり反応は今ひとつ微弱でしたかね。


とはいえ当日の相場全体も紅く染まっていたので、プラスになっているだけマシと見るべきなのか。


それとも相場もしくは市場参加者に恐怖が蔓延しているかの、いずれかを正しく判断できれば、勝ち確にすることが出来るはずなのですが、思った以上に判断は難しそうです。


個人的な主観としては、


決算直前に145ドルアンダーにまで引き下げられているので、贔屓目に見ても十分安いと感じてしまいがちで、


過去の決算と比較しても、この内容であれば150ドルを超える強い反応があってもおかしくない、と思いました。


ただし、先週末までのその後の推移を見ると、さらに翌日には売り込まれており結局150ドルを再び割ってしまいました。


決算発表以前の株価にまで下げてはいないものの、予想以上に不透明感が市場を支配している様子が伺えますし、出口のない低迷期間に迷い込んだような感じです。


決してPGは悪くないんですが、ただひたすらに相場環境が悪い、というほかありません。



続いてEPSの結果はどうだったかというと

pg-eps


予測EPS1.71に対して1.83ドルで、7.02%の上振れとなりました。


続いては売上予測です。


pg-sale


売上予測は215.60億ドルに対して、218.71ドルなので1.44%と着実にビートしてます。


ほらね。


この結果から見ても予想もクリアしてますし、どう考えても良決算なんですよ。


特にEPSなんかは、今回収支が大幅に改善されたことを受けて期待値以上の数字となっていますしね。


これで株価が上がらないなら、不遇という他ありませんよ。



今期のガイダンスとしては、

売り上げ全体で2~4%の売上成長とし、既存事業においては5%の成長率とのこと。


ふむ。


2023年のガイダンスより1~2%弱のプラスといった内容ですが、そもそも2023年は為替の影響もあり減収を織り込んだ内容でしたので下方修正がベースとなっていましたが、状況としてはかなり改善されているという認識です。


EPS成長率は6~9%とこちらも強めの設定ですし、今期は昨年度よりも同社の強気さが表れているように感じました。


50~60億ドル程度の自社株買いを実施ということで、昨年度の実績より自社株買いの予算から減額してましたが、さほど気にする内容でもなさそうですね。


全体的に見ても、十分手ごたえのあった決算内容だったかと思います。






まとめ

という訳で、数字で見た通りの良決算でした。


これで株価が伸びないのは、ペプシコともども残念。


無慈悲すぎます。


判断としては買いで間違いないのですが、やはり市場の顔色をうかがう限り行方が読めない限り、今手を出すタイミングでは無さそう。


この煮え切らない状況、ホルダーとしては悔しい限りですね。


すべては債券のせいだと、心の落ち着かせていきましょう。


しかし、今回の決算シーズン、これで大きく予想を下回る決算を発表しようもんなら、


一瞬でテスラのように焼かれてしまうんでしょうね。


怖。


つまり停滞で維持出来ている企業は上々、と見るべきだったのか。


そうなると、他の銘柄が決算ミスってしまうんじゃないかという不安が頭をよぎって、他の決算が気がかりになってしまいそうです。


こんな感じで恐怖が伝染して、今の市場を作ってしまっているんでしょうね。


米国市場への過度の資金の入金は控えておこうと、新たに胸に刻むことにしました。


という訳で、本日の決算記事は以上にしたいと思います。


それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


皆さんの参考になれば、幸いです。



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