こんにちわ。
いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。
週末ブロガーのぺろりです。
先日の10月26日に発表された、UPSの2023年度3Q決算内容を確認して行きます。

現在のUPSは、前回、前々回とダメダメ決算が示す通りに株価も右肩下がりで、非常に苦しい状況が続いています。
追い打ちをかけるように従業員ストライキが発生したりと、問題も噴出しており投資対象として長らく嫌気されていることも拍車をかけています。
もとより、配当3%超えということもありコロナ明けにはグロース余地がある解され、ホールドを始めた同社ですが、とにかく株価の下落が止まらないことを考慮しても、そろそろ損切りしないといけないのでは・・・、という判断も必要になることでしょう。
正味、今回の決算はマイナス評価の大きいシーズンだとは感じているものの、ペプシコやP&Gといった優良企業はしっかり成果を出しています。
セクター等により時期や背景もあるとは思いますが、決算を連続して外している企業は基本的に買い増しする判断には至れません。
そういった意味でも、今後のUPSのホールドを占う形で決算の結果を追っていきたいと思います。
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2023年第3四半期のUPSの発表は、ざっと以下の通りでした。
期を追う毎に、劣化が激しくなってます。
これは正直、即座に撤退を意識するべきと言っても過言ではないレベルな気がしてきました。
ある程度の予測はつくのですが、株価の反応も確認しておきましょう。

当日の市場の反応は、-8.72ドル(6.3%)でした。
さらにその翌日にも売り込まれ、先週1週間だけで株価は一気に10%近くも下落しています。
今年の4月頃には、最高値で196ドルまで持ち直していた時期もあったのですが、半年後に60ドルつまり1/3にまで下落していくとは予想も着きませんでした。
これはもう、ダメかもわからんね。
続いて市場の予測なのですが、下記の通り。
これらの理由として、世界的にマイナス需要が起きていること、ストライキ交渉によって輸送量が減少し、給与水準を大幅に引き上げたことによる利益圧迫などが述べられていました。
まぁ、前Qで予測できていた通りとはいえ、ここまでとは、、、と言わざるを得ませんね。
サプライチェーンは米国内、外ともに11%近く減少となっており、全体的に業界的な低迷となっている点は否定しようのない事実なので同社の努力次第ではどうしようもないということも確かです。
しかしながら後述のほうの理由については、ライバル企業であり業界トップのFedExには同様の問題が起こっていないわけですし、UPSとしてはあらゆる最悪のタイミングが重なっているという過去最悪の状況にあると言えるでしょう。
トメ婆さんによると最も苦しい時期であった8月期を乗り越えたと言っているし、キャッシュフローは確かに年度来回復している様子もあり、まだ目に見えないレベルで改善が図られていることも確かなようです。
が、数字がすべてともいえる決算においては、
少なくとも現時点のUPSは、ゴミレベルになってしまった、ということです。
悲観すべき点としては、小売店が凶悪化する万引きというより、集団的略奪を止める術がない状態が続いていることで、物流業界にまで負の連鎖に歯止めが効かなくなっていることです。
結果、小売店は閉店が増加となっています。
私自身万引き被害額が尋常ではないターゲットを損切りしましたし、ベストバイやホームデポといったリアルの店舗は、相当深刻な状況のようです。
代わりにAmazonか、コストコのような会員制に顧客が流れていくことになるんでしょうね。
うーん・・・小売業界は年度内で一度清算すべきかな、、、と思い始めてきました。
とはいえネット販売の物流でも、影響が0という訳でもなく、
今度はネット注文の置き配の略奪が止まらず、UPSも配達後の写真を送付するなどの対策にもあの手この手を講じている様ですが、こちらも具体的な解決策を見出すにはまだ時間とコストがかかりそうですし・・・ね。
と、振り返って見ると問題が山積み状態となっているだけに、株価は年初来からの暴落により1/3を割り込む形となってしまった訳です。
コロナ期以降に経済活動が復活した際に、底上げされた株価の半分以上を失う形となりました。
正直なところ、ここから巻き返すストーリーは、容易ではないことは確かです。
前述の通り最悪期の8月を超えてキャッシュフローは改善傾向にあり、買収したボミやSMXといったヘルスケア関連事業のロジスティクスを強みに変えていくことで、変化が生まれる可能性もなくもない、です。
ただし、その成果が出続けるまでには、今よりさらなる辛抱を要求されることになりそうです。
ちなみに私が保有している株価の含み損は1000ドル近いので、今手放せば爆損程度で済みますが、
今後も保有していた場合、最悪120ドル近くまでの下落を覚悟しておいたほうが良さそうですね。
特に今年は私が投資を始めた5年前頃に配当銘柄として人気だった、
3MやAT&T、ベライゾンといった銘柄も同様に底値を大幅に割り込み、多くの投資家たちのハートを打ち砕いていることを考慮すると、
保有する特定の銘柄だけが問題だったと言い切るのは、早計かもしれませんけが。
ただ端的に決算の数字だけを読み解いた結果だけだと、即売りが妥当なんでしょうね。
悔しいけど。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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週末ブロガーのぺろりです。
先日の10月26日に発表された、UPSの2023年度3Q決算内容を確認して行きます。

現在のUPSは、前回、前々回とダメダメ決算が示す通りに株価も右肩下がりで、非常に苦しい状況が続いています。
追い打ちをかけるように従業員ストライキが発生したりと、問題も噴出しており投資対象として長らく嫌気されていることも拍車をかけています。
もとより、配当3%超えということもありコロナ明けにはグロース余地がある解され、ホールドを始めた同社ですが、とにかく株価の下落が止まらないことを考慮しても、そろそろ損切りしないといけないのでは・・・、という判断も必要になることでしょう。
正味、今回の決算はマイナス評価の大きいシーズンだとは感じているものの、ペプシコやP&Gといった優良企業はしっかり成果を出しています。
セクター等により時期や背景もあるとは思いますが、決算を連続して外している企業は基本的に買い増しする判断には至れません。
そういった意味でも、今後のUPSのホールドを占う形で決算の結果を追っていきたいと思います。
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2023年3Qの決算内容
2023年第3四半期のUPSの発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は210億6100万ドル
(2022年の241億6100万ドルから比較して12.83%減) - 純利益11億2700万ドル
(2022年25億8400万ドルから比較して56.39%減) - 調整後1株当たり利益(EPS)は1.31ドル
(2022年の2.96から比較して55.74%減) - 営業利益は16億1500万ドルで
(2022年の31億1300万ドルから比較して48.12%減)
期を追う毎に、劣化が激しくなってます。
これは正直、即座に撤退を意識するべきと言っても過言ではないレベルな気がしてきました。
ある程度の予測はつくのですが、株価の反応も確認しておきましょう。
前回からの推移について
【UPS】ユナイテッド・パーセル・サービス
当日の市場の反応は、-8.72ドル(6.3%)でした。
さらにその翌日にも売り込まれ、先週1週間だけで株価は一気に10%近くも下落しています。
今年の4月頃には、最高値で196ドルまで持ち直していた時期もあったのですが、半年後に60ドルつまり1/3にまで下落していくとは予想も着きませんでした。
これはもう、ダメかもわからんね。
続いて市場の予測なのですが、下記の通り。
これらの理由として、世界的にマイナス需要が起きていること、ストライキ交渉によって輸送量が減少し、給与水準を大幅に引き上げたことによる利益圧迫などが述べられていました。
まぁ、前Qで予測できていた通りとはいえ、ここまでとは、、、と言わざるを得ませんね。
サプライチェーンは米国内、外ともに11%近く減少となっており、全体的に業界的な低迷となっている点は否定しようのない事実なので同社の努力次第ではどうしようもないということも確かです。
しかしながら後述のほうの理由については、ライバル企業であり業界トップのFedExには同様の問題が起こっていないわけですし、UPSとしてはあらゆる最悪のタイミングが重なっているという過去最悪の状況にあると言えるでしょう。
トメ婆さんによると最も苦しい時期であった8月期を乗り越えたと言っているし、キャッシュフローは確かに年度来回復している様子もあり、まだ目に見えないレベルで改善が図られていることも確かなようです。
が、数字がすべてともいえる決算においては、
少なくとも現時点のUPSは、ゴミレベルになってしまった、ということです。
まとめ
悲観すべき点としては、小売店が凶悪化する万引きというより、集団的略奪を止める術がない状態が続いていることで、物流業界にまで負の連鎖に歯止めが効かなくなっていることです。
結果、小売店は閉店が増加となっています。
私自身万引き被害額が尋常ではないターゲットを損切りしましたし、ベストバイやホームデポといったリアルの店舗は、相当深刻な状況のようです。
代わりにAmazonか、コストコのような会員制に顧客が流れていくことになるんでしょうね。
うーん・・・小売業界は年度内で一度清算すべきかな、、、と思い始めてきました。
とはいえネット販売の物流でも、影響が0という訳でもなく、
今度はネット注文の置き配の略奪が止まらず、UPSも配達後の写真を送付するなどの対策にもあの手この手を講じている様ですが、こちらも具体的な解決策を見出すにはまだ時間とコストがかかりそうですし・・・ね。
と、振り返って見ると問題が山積み状態となっているだけに、株価は年初来からの暴落により1/3を割り込む形となってしまった訳です。
コロナ期以降に経済活動が復活した際に、底上げされた株価の半分以上を失う形となりました。
正直なところ、ここから巻き返すストーリーは、容易ではないことは確かです。
前述の通り最悪期の8月を超えてキャッシュフローは改善傾向にあり、買収したボミやSMXといったヘルスケア関連事業のロジスティクスを強みに変えていくことで、変化が生まれる可能性もなくもない、です。
ただし、その成果が出続けるまでには、今よりさらなる辛抱を要求されることになりそうです。
ちなみに私が保有している株価の含み損は1000ドル近いので、今手放せば爆損程度で済みますが、
今後も保有していた場合、最悪120ドル近くまでの下落を覚悟しておいたほうが良さそうですね。
特に今年は私が投資を始めた5年前頃に配当銘柄として人気だった、
3MやAT&T、ベライゾンといった銘柄も同様に底値を大幅に割り込み、多くの投資家たちのハートを打ち砕いていることを考慮すると、
保有する特定の銘柄だけが問題だったと言い切るのは、早計かもしれませんけが。
ただ端的に決算の数字だけを読み解いた結果だけだと、即売りが妥当なんでしょうね。
悔しいけど。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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