こんにちわ。
いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。
週末ブロガーのぺろりです。
先日のアッヴィに引き続き10/26に3Qの決算を発表した、メルクを見ていきたいと思います。
こちらもすでに結果は出ているものの、自身のアーカイブ用として記録している内容となります。
2Q決算時はサボって記事にできておりませんでしたが、売り上げなどは予測をクリアしていたものの損失の計上によりEPSなどがマイナスとなっており、評価が難しい内容でした。
ただし株価はヘルスケア全体が軟調ということもあり、3月に年初来最高値の118ドルを付けて以降は徐々に減少の一途を辿っています。
もともと値動きの激しい銘柄ではありませんし、下落と言っても10%程度で済んでいるので比較的軽傷な部類とは言えるとは思います。
底堅いレンジとはいえボックスを2ランクほど下げた流れを引きずっているものの、PERは依然として57.28とかなり高い水準にとどまっており、人気の高さは相変わらずのようですね。
それでは本日も雑談はナシで、サクッと内容を確認して行きましょう。
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ざっと見た数字は、十分な手ごたえを感じる内容かと思います。
1Q、2Qともにマイナスの数字が並んでいただけに、やっと挽回できたかな、と。
2022年のヘルスケア全体が好調だった時期と、遜色ない成長力にまで回復しており先日みたアッヴィとは異なりメルクは立て直し出来たように見えます。
スクショは決算発表当日のものではないですが、当日の反応としては+2.73ドル(2.58%)でした。
反応としては良かったですね。
ただ残念なことに翌日同様の下げを食らっていますので、結果トントンに落ち着いてしまいました。
やはりヘルスケアが不人気であることに加え、10月はなんといっても10年債券が5%という高利を記録し続けていたこともあり、あまり見向きされていなかったということでしょうか。
単に、イーライリリーのマンジャロが強すぎるだけなんですよねぇ・・・。
続いて指標となるコンセンサスEPSは、以下の通りでした。
目標EPSの1.94に対して、2.13と9.79%の上振れ。
続く売上予測は153.3億ドルに対し、159.6億ドルと+4.1%で着地、という結果でした。
グラフだけを見たところ、直近の数字が今一つだったこともあり減少してるっぽく見えますが、今回のビート以降でまた形は変わってくるかとは思います。
過去もおおよそ前年比+5%程度で推移しているので、今回のプラスはひと際大きかったはずですが、残念ながら反応が薄かったことは悔やまれますね。
で、同社で注目するべきキイトルーダの結果なのですが、
キイトルーダは54億2600万ドルから63億3800万ドルと+16.80%上昇となりました。
つい先日みたばかりのアッヴィとは正反対というか、同社の堅実さがよく表れているような印象です。
で、現在の105ドルアンダーという株価の評価については、やっぱり安いなと。
注目が集まっているGLP-1に乗っかって短期で一気に稼ぐということは、難しいように思えますがメルクならではの同社の持つ堅実といったイメージに共感し、引き続き目に見えている着実な成長に投資して長期的な利益を享受することは難しくないように思います。
11月に入って以降10年債利回りが4.5%弱にまで落ち込んだことを受け、底を打った銘柄が急速に息を吹き返している中、なかなか手出しできる環境ではありませんが、
時折思い出しては、少しずつロットを増やしておけば将来の自分から、評価される未来があるのでは、と考えています。
すぐに動く銘柄ではないはずですが、110ドルアンダー内に可能な限り買い増しをする。
と心に刻んでおこうと思います。
という訳で、本日の決算記事は以上となります。
それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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週末ブロガーのぺろりです。
先日のアッヴィに引き続き10/26に3Qの決算を発表した、メルクを見ていきたいと思います。
こちらもすでに結果は出ているものの、自身のアーカイブ用として記録している内容となります。
2Q決算時はサボって記事にできておりませんでしたが、売り上げなどは予測をクリアしていたものの損失の計上によりEPSなどがマイナスとなっており、評価が難しい内容でした。
ただし株価はヘルスケア全体が軟調ということもあり、3月に年初来最高値の118ドルを付けて以降は徐々に減少の一途を辿っています。
もともと値動きの激しい銘柄ではありませんし、下落と言っても10%程度で済んでいるので比較的軽傷な部類とは言えるとは思います。
底堅いレンジとはいえボックスを2ランクほど下げた流れを引きずっているものの、PERは依然として57.28とかなり高い水準にとどまっており、人気の高さは相変わらずのようですね。
それでは本日も雑談はナシで、サクッと内容を確認して行きましょう。
という訳で、本日もよろしくお願いいたします。
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2023年3Qの決算内容
2023年第3四半期のメルクの発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は159億6200万ドル
(2022年の149億5900万ドルから比較して+6.7%) - 純利益47億4500万ドル
(2022年32億4800万ドルから比較して+46.09%) - 調整後1株当たり利益(EPS)は1.86ドル
(2022年の1.28から比較して+45.31%) - 営業利益は47億4500万ドル
(2022年の32億5300万ドルから比較して+45.87%)
ざっと見た数字は、十分な手ごたえを感じる内容かと思います。
1Q、2Qともにマイナスの数字が並んでいただけに、やっと挽回できたかな、と。
2022年のヘルスケア全体が好調だった時期と、遜色ない成長力にまで回復しており先日みたアッヴィとは異なりメルクは立て直し出来たように見えます。
前回からの推移について
【MRK】メルクスクショは決算発表当日のものではないですが、当日の反応としては+2.73ドル(2.58%)でした。
反応としては良かったですね。
ただ残念なことに翌日同様の下げを食らっていますので、結果トントンに落ち着いてしまいました。
やはりヘルスケアが不人気であることに加え、10月はなんといっても10年債券が5%という高利を記録し続けていたこともあり、あまり見向きされていなかったということでしょうか。
単に、イーライリリーのマンジャロが強すぎるだけなんですよねぇ・・・。
続いて指標となるコンセンサスEPSは、以下の通りでした。
目標EPSの1.94に対して、2.13と9.79%の上振れ。
続く売上予測は153.3億ドルに対し、159.6億ドルと+4.1%で着地、という結果でした。
グラフだけを見たところ、直近の数字が今一つだったこともあり減少してるっぽく見えますが、今回のビート以降でまた形は変わってくるかとは思います。
過去もおおよそ前年比+5%程度で推移しているので、今回のプラスはひと際大きかったはずですが、残念ながら反応が薄かったことは悔やまれますね。
で、同社で注目するべきキイトルーダの結果なのですが、
キイトルーダは54億2600万ドルから63億3800万ドルと+16.80%上昇となりました。
がん腫瘍セクター全体で+10%となっており、牽引役となったラジェブリオを筆頭にワクチンセクターも大きく伸びており全体の増加バランスも良く非常に安定していますね。
最後にガイダンスですが売り上げ予想を597億から602億ドルへと今期2回目の上方修正を発表。
第一三共との提携による一時金等の支払いによってマイナス影響が見込まれるものの、既存売上の底堅さや今後のパイプラインの強化なども見ても、もっと評価されて良かったのではと感じてはいます。
第一三共との提携による一時金等の支払いによってマイナス影響が見込まれるものの、既存売上の底堅さや今後のパイプラインの強化なども見ても、もっと評価されて良かったのではと感じてはいます。
まとめ
結果、振り返って見ると、しっかり仕上がっているなー、と考えています。つい先日みたばかりのアッヴィとは正反対というか、同社の堅実さがよく表れているような印象です。
で、現在の105ドルアンダーという株価の評価については、やっぱり安いなと。
注目が集まっているGLP-1に乗っかって短期で一気に稼ぐということは、難しいように思えますがメルクならではの同社の持つ堅実といったイメージに共感し、引き続き目に見えている着実な成長に投資して長期的な利益を享受することは難しくないように思います。
11月に入って以降10年債利回りが4.5%弱にまで落ち込んだことを受け、底を打った銘柄が急速に息を吹き返している中、なかなか手出しできる環境ではありませんが、
時折思い出しては、少しずつロットを増やしておけば将来の自分から、評価される未来があるのでは、と考えています。
すぐに動く銘柄ではないはずですが、110ドルアンダー内に可能な限り買い増しをする。
と心に刻んでおこうと思います。
という訳で、本日の決算記事は以上となります。
それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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