こんにちわ。
いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。
週末ブロガーのぺろりです。
ペプシコが2023年4Qの決算発表をしましたので、その内容を見ていきたいと思います。

にしても、最近特にトピックもなく停滞期間の長くつらい日々が続いている同社。
これまでの成績だって決して悪くないはずのに・・・・ね。
株価が低迷している要因としてはマウンジャロを始めとするGLP-1によって、スナックが被害を受けると流れだったかと記憶してますが、なかなか跳ね返すのが難しい様です。
市場からも徐々に見放された感もありますし、今期決算に向けて少しずつ上がってきた期待をこの決算で放出して欲しいと期待を込めて、内容を追っていきたいと思います。
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では、当日の市場の反応を見ていきたいと思います。
まずは、当日の株価の反応はどうだったかというと。
【PEP】ペプシコ

決算当日の株価の動きとしては-6.18ドル(3.55%)でした。

予測はしっかりビートしていますね。
今期のコンセンサスEPSは1.72に対して、1.78と+3.49%の上振れとなっています。
残念ながら通年を通して成長度2桁を逃してしまいましたが、しっかり右肩上がりで問題ありません。
続いて売上予測ですが、こちらの通り。

うーん・・・予測284億1000万ドルに対して、278億5000万ということで-1.97%の未達という結果でした。
やっぱり嫌われてしまった原因は、ここにありそうですね。
セクター別の売上げ推移においても、内容に問題なし。

一見してみると推移で見ると問題は無さそうですが、スナックの営業利益は全体を通して2%増だが、依然として原料費高騰の影響を受けてややマイナス。
米国内では要はパンデミック前と同じ状況に戻りつつあるため、自宅でスナックを食べる機会が減少している様子。
結果として、2021年~2022年をピークとした巣ごもり需要が鈍化しつつあり、チポトレみたいな外食産業に戻っているってことですね。
これは、納得。
損失の幅が大きかった影響の1つとして、クエーカーフーズのリコールに関わる問題で減収、減益となってしまった点がありますね。
加えて今期はトロピカーナへの投資により利益を圧迫し、リストラ費用の計上も相まってゴタゴタした内容が目立った印象でした。
うーん・・・こちらも煮え切らないかな、昨年度より少し下方修正した数字でした。
スナックも飲料も致し方ないとはいえ値上げを実施してきた結果、消費者離れが加速した点も指摘されており、Q4になっていろいろな問題は噴出してしまいましたね。
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週末ブロガーのぺろりです。
ペプシコが2023年4Qの決算発表をしましたので、その内容を見ていきたいと思います。

にしても、最近特にトピックもなく停滞期間の長くつらい日々が続いている同社。
これまでの成績だって決して悪くないはずのに・・・・ね。
株価が低迷している要因としてはマウンジャロを始めとするGLP-1によって、スナックが被害を受けると流れだったかと記憶してますが、なかなか跳ね返すのが難しい様です。
市場からも徐々に見放された感もありますし、今期決算に向けて少しずつ上がってきた期待をこの決算で放出して欲しいと期待を込めて、内容を追っていきたいと思います。
それでは、本日もよろしくお願いします。
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2023年4Qの決算内容
2023年第4四半期のペプシコの発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は278億5000万ドル
(昨年の279億9600万ドルからの0.52%減) - 営業利益は16億8300万ドル
(昨年の8億1500万ドルからの106.50%増) - 純利益13億2400万ドルまで減少
(昨年の5億3500万ドルからの147.48%増) - 調整後1株当たり利益(EPS)は1.78ドル
(昨年の1.67ドルからの6.58%増)
あらら・・・売り上げが前年度割れになってしまいましたね。
利益が倍化した数字となっていますが、あくまで昨年度対比の数字であり、実際にはいずれも2022年4Qの数字と比べて大差ありません。
うーん・・・これはちょっと厳しいか。
今回の決算をグラフにすると下記の通りとなりました。

利益率もさることながら、売上前年割れはかなり久しぶりなので、影響が懸念されます。
利益が倍化した数字となっていますが、あくまで昨年度対比の数字であり、実際にはいずれも2022年4Qの数字と比べて大差ありません。
うーん・・・これはちょっと厳しいか。
今回の決算をグラフにすると下記の通りとなりました。

利益率もさることながら、売上前年割れはかなり久しぶりなので、影響が懸念されます。
では、当日の市場の反応を見ていきたいと思います。
前回からの推移について
まずは、当日の株価の反応はどうだったかというと。
【PEP】ペプシコ

決算当日の株価の動きとしては-6.18ドル(3.55%)でした。
いつもは好決算でも1~2%プラス程度の控えめな反応が多い中、これは確実に拒絶反応と言って良さそうですね。
当日は連日通りテック銘柄を中心として上昇するナスダック相場の中、同社を始めとするモンデリーズ、ハーシーズ、タイソンフーズなど関連セクターも道連れで焼かれていました。
久々に厳しい評価が下る結果となりましたね。
EPSを見て行ってみましょう。
当日は連日通りテック銘柄を中心として上昇するナスダック相場の中、同社を始めとするモンデリーズ、ハーシーズ、タイソンフーズなど関連セクターも道連れで焼かれていました。
久々に厳しい評価が下る結果となりましたね。
EPSを見て行ってみましょう。

予測はしっかりビートしていますね。
今期のコンセンサスEPSは1.72に対して、1.78と+3.49%の上振れとなっています。
残念ながら通年を通して成長度2桁を逃してしまいましたが、しっかり右肩上がりで問題ありません。
続いて売上予測ですが、こちらの通り。

うーん・・・予測284億1000万ドルに対して、278億5000万ということで-1.97%の未達という結果でした。
やっぱり嫌われてしまった原因は、ここにありそうですね。
セクター別の売上げ推移においても、内容に問題なし。

一見してみると推移で見ると問題は無さそうですが、スナックの営業利益は全体を通して2%増だが、依然として原料費高騰の影響を受けてややマイナス。
米国内では要はパンデミック前と同じ状況に戻りつつあるため、自宅でスナックを食べる機会が減少している様子。
結果として、2021年~2022年をピークとした巣ごもり需要が鈍化しつつあり、チポトレみたいな外食産業に戻っているってことですね。
これは、納得。
損失の幅が大きかった影響の1つとして、クエーカーフーズのリコールに関わる問題で減収、減益となってしまった点がありますね。
加えて今期はトロピカーナへの投資により利益を圧迫し、リストラ費用の計上も相まってゴタゴタした内容が目立った印象でした。
最後にガイダンスはこちらの通り。
- 2023 年度の既存店売上4%
- コアEPS成長率8%
- 自社株買い10億ドル
うーん・・・こちらも煮え切らないかな、昨年度より少し下方修正した数字でした。
約10億ドル相当の自社株買戻しは、前年通りで変わらず。
スナックも飲料も致し方ないとはいえ値上げを実施してきた結果、消費者離れが加速した点も指摘されており、Q4になっていろいろな問題は噴出してしまいましたね。
まとめ
同社が評価を下げるのは、実に久しぶりですね。
ヒュー・ジョンストン氏がディズニーに行ってしまい、新CFOのジェイミー・コーフィールド氏の手腕を問われる初の結果は残念ながら、マイナススタートとなってしまいました。
次のQ1でしっかり立て直せるか、大きな課題を迎える形となり株価はもうしばらく停滞の時期が続く可能性も大いにあり得ますね。
それほどまでに今の市場はAIが席捲していますし、GLP-1を主力に備えるイーライリリーも好調な決算でしたしね。
ただし、悪いニュースばかりではありませんよ。
いつものお楽しみ、配当について7%増となる年間5.06ドルから5.42ドル(四半期の配当1.355ドル)への引き上げを発表してくれました。
これで52年連続増配企業を更新。
流石ですね。
状況が芳しくないとはいえ、同社のキャッシュはまだまだ潤沢です。
今年度の成長に関しては、課題も多く買い増すタイミングは見えていないものの、配当目当てで買い増しておく戦略は問題ないと考えています。
一度は底を付けた160ドルを割ることはないでしょうし、低迷し続けている今こそ少しずつ重ねておくのも長期投資という意味合いではありと思います。
個人的には新CFOになった、ということもあり次の1Qまではしっかり様子見を続けておこうかな、と。
ということで、本日の決算記事は以上です。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
皆さんの参考になれば、幸いです。
ヒュー・ジョンストン氏がディズニーに行ってしまい、新CFOのジェイミー・コーフィールド氏の手腕を問われる初の結果は残念ながら、マイナススタートとなってしまいました。
次のQ1でしっかり立て直せるか、大きな課題を迎える形となり株価はもうしばらく停滞の時期が続く可能性も大いにあり得ますね。
それほどまでに今の市場はAIが席捲していますし、GLP-1を主力に備えるイーライリリーも好調な決算でしたしね。
ただし、悪いニュースばかりではありませんよ。
いつものお楽しみ、配当について7%増となる年間5.06ドルから5.42ドル(四半期の配当1.355ドル)への引き上げを発表してくれました。
これで52年連続増配企業を更新。
流石ですね。
状況が芳しくないとはいえ、同社のキャッシュはまだまだ潤沢です。
今年度の成長に関しては、課題も多く買い増すタイミングは見えていないものの、配当目当てで買い増しておく戦略は問題ないと考えています。
一度は底を付けた160ドルを割ることはないでしょうし、低迷し続けている今こそ少しずつ重ねておくのも長期投資という意味合いではありと思います。
個人的には新CFOになった、ということもあり次の1Qまではしっかり様子見を続けておこうかな、と。
ということで、本日の決算記事は以上です。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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