こんにちわ。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。


週末ブロガーのぺろりです。


今回はセルシウス・ホールディングスの2023年4Q決算を見ていきたいと思います。


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決算の発表は、2/29でした。



ちなみにこのセルシウス・ホールディングスという企業について、

凄い古い記事で恐縮ですが、2021年頃に50ドルアンダーのグロース銘柄としてピックしていました。




比較的飲料メーカーの中も後発組で新規の市場拡大は難しいと思われがちなのですが、同ジャンルのレッドブル、モンスターを凌駕する破竹の勢いで株価が高騰している点は魅力が高いです。


直近の株価の動きをおさらいしておきますと、


前回の決算も非常に好調で2桁成長を維持、株価も最高値の220ドル付近で3分割を行って以降は、特に大きな材料もなくヨコヨコの展開が続いていました。





実は今回の決算はタイミングも非常によく、エヌビディアの決算によって人も市場も一時的なAIの熱狂から少し落ち着きを取り戻し、利確による売りで一度後退してからのさざ波状態から、徐々に期待が高まってきたところでもあったんですよね。


さてさて、今回の決算でもまだ高い成長は維持できるのか、まだベットして良さそうなのかを見ていきたいと思います。


という訳で、本日もよろしくお願いいたします。

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2023年4Qの決算内容

2023年第4四半期のセルシウス・ホールディングスの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は3億4700万ドル
    (昨年の1億7794万ドルから比較して+94.98%)


  • 営業利益は5894万ドル
    (昨年の-3274万ドルから比較して余裕の3桁大幅上昇)


  • 純利益5011.6万ドル
    (昨年の-2122万ドルから比較して余裕の3桁大幅上昇)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は0.17ドル
    (昨年の-0.12から比較して余裕の3桁大幅上昇)


うむ、今回も上昇率の数字だけ見た感じ、ぶっ壊れ決算ですね。


前回の3Q同様に昨年度対比はマイナス決算だったので、大幅上昇と記載していますが、普通に2~3倍という数字が並んでいる点、相変わらず素晴らしい。


今回の決算をグラフにすると、下記の通りになりました。

celh-g



数字的には毎年のピークとなる3Qより落ち着いていますが、例年のパターンなので気にしなくて良さそうです。


売上成長に追随する形でしっかり利益も比例している、良いグラフ化と思います。


一般的な飲料の利益率だとこの数字は難しいですが、エナジードリンクは内容を信頼して高くても購入する傾向が強いためまだまだ期待できる市場だと考えています。


レッドブル、モンスターといった先行企業がマーケットを持っていますが、その中でもダイエット飲料としてのニッチマーケットではある意味、競合にならずに同社の独占にできる余地は十分期待できそうですね。


では、株価の推移を確認して行きましょう。





前回からの推移について

【CELH】セルシウス・ホールディングス

celh-ch


決算は引け後に発表だったのですが、実はアフターアワーで売りだったんですよね。


結果として、+13.85ドル(16.96%)の大勝利でした。


前回よりもはるかに強い値動きと取引量で、同社に対する期待の高さを再確認できる満足のいく形で終えることが出来ました。


永らく停滞が続いている一般消費財セクターでは、群を抜く株価パフォーマンスですよね。


なかなか材料の少ない企業なので決算期以外に動きの見えにくい企業でもありますが、この辺りは同社のストーリーを信じてホールドした人にだけ訪れる勝利かと思います。


ホルダーの皆さん、おめでとうございます!


続いて指標となるコンセンサスEPSは、以下の通りでした。


celh-eps


目標EPSの0.16に対して、0.17と+6.25%の上振れ。


続く売上予測は3億2990ドルに対し、3億4700ドルと+5.18%で着地という結果でした。


celh-sal


グラフを見ての通り、今回は予測にかなり即した形での着地となりましたね。


そういう意味では好調を維持する強い決算だったものの、サプライズは無かったという印象でしょうか。

それとも同社の期待値の高さが一般的に認知されるようになったのかもしれませんが。


グロスは昨年度の44.40%から47.80%へと伸びており、利益率も改善されている点も非常に評価が高く経営陣にも隙が無いように見えます。


ただ急速な成長の一方で、次年度については売上37.6%とかなり控えめな数字を予想しており、次年度の成長率に関しては鈍化する見込みがある点も考慮しておく必要がありそうです。





まとめ

という訳で、結果80ドルを超えて無事に最高値を更新することが出来ました。


決算の内容から見るに買い増し判断は、問題ないと見ています。


当然ですよね。


ただね、前回の決算で同社のPERは112倍ほどで、現在では165倍となっています。


いやー、流石にこれは高すぎるよなぁ・・・。


だってエヌビディアですら68倍なんですよ。


そう考えると崩れる時のスピードもリスクとして考慮しないといけない訳で、今のタイミングで積極的に買い増しすると高値掴みしそうで、どうにも食指が伸び悩んでしまいます。


ただ100ドルを超えると買いづらくなってしまうので、なるべく今の新高値から落ち着いたタイミングで再度仕込んでおきたい銘柄ですね。


先に述べた通り、決算期以外の材料はそこまで多く無い銘柄です。


2月中旬頃から決算に向けて、じわじわと参入して株価も上がっていましたが、1か月前の1月頃には50ドルを割ったタイミングもありました。


そう考えると、買い増しはOK、だけどそれは今じゃない、ってところでしょうか。


来週にはまだAIの一角でもあるブロードコムの決算もありますし、昨日(3/1)の市場はエヌビディア含めて一旦落ち着いたかに見えたAI関連銘柄が依然として根強く新高値を更新する勢いが続いています。


なので、


皆が忘れかけた3月末~4月頃に、改めて様子見して70~75ドルのあたりで拾っていきたいと思います。



という訳で、本日の決算記事は以上となります。


それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました。


皆さんの参考になれば、幸いです。


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