こんにちわ。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。


週末ブロガーのぺろりです。


4/25日にメルクが1Qの決算を発表した内容を見ていきたいと思います。


mrk-logo



株価の推移をおさらいしておくと、前回の4Q決算の内容も良く無事に120ドルの壁を突破することが出来ました。






PERは前回決算時には22だったにもかかわらず、現在では147と超人気銘柄にまで急上昇しました。


しかしそれでも、今一つ株の値動きはゆるやかなイメージがありますけどね。


決算後の動きも比較的落ち着いており、売り材料が少なくヘルスケアセクターは弱気の中でも比較的安定して保有することが出来る銘柄だなと、改めて再評価しているところです。


AIブームに資金を投入するために一時利確売りしてしまいましたが、やっぱり同社の長期のストーリーに強い魅力を感じており、今回の決算を機に新たに買い増すべきかを検討していきたいと思います。



という訳で、本日もよろしくお願いいたします。

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2024年1Qの決算内容

2024年第1四半期のメルクの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は157億7500万ドル
    (昨年の144億8700万ドルから比較して+8.89%)

  • 営業利益は60億8000万ドル
    (昨年の39億5100万ドルから比較して53.89%)

  • 純利益47億6200万ドル
    (昨年の28億2100万ドルから比較して68.81%)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は1.87ドル
    (昨年の1.11から比較して68.47%)


引き続きがん治療薬、ワクチンともに堅調な成長を維持しており、売上は右肩上がりでかつ成長率も微増を刻んでいます。


2023 2Q 103.03%
2023 3Q 106.70%
2023 4Q 105.78%
2024 1Q 108.89% ←イマココ


同社の決算は買収費用が乗ってマイナスが定期的に表れる分、混乱しやすいことも多いのですが、ベースとなる営業利益、純利益ともに年々増加しています。


gr




今回の決算をグラフにすると、下記の通りになりました。


mrk-1q


グラフとしてはマイナスに引きずられているため、上昇部分がつぶれて見える印象ですが、直近の営業利益の上昇率はもの凄いことになっていますね。


買収によるポートフォリオの拡大や、パイプラインの強化の影響とのことですが、ものすごいスピードで進んでいることが判ります。


やっぱりここの経営陣はタダものではないですね・・・。


では、株価の推移を確認して行きましょう。





前回からの推移について

【MRK】メルク

mrk-ch


決算当日の反応としては+3.72ドル(2.92%)でした。


前回の決算藩王では4.6%弱のプラスだったので、それに比べるとやや薄かったという印象でしょうか。


当日板を見てないのですが、恐らく130ドルの上値の重しが大きかったのかな、と予測してましたが出来高もさして高くなかったので、別の人気決算に押し流されてしまった説もありそうです。


とにかくこれで、一時停滞していた120ドルのレンジを抜けて、さらに上昇を目指せる形となりました。


いやー、とにかく根強いですね。。


年初110ドルから約4半期で20ドル(+18.18%)の進行なので、停滞がちだったヘルスケアの中でもかなり優秀なパフォーマンスではないでしょうか。


あれだけ勢いのあったイーライリリーも今や、次の決算待ちで揉み合いを続けていますしね。


少なくとも直近2回の決算を経て、十分な実績を元に強気に切り替わりつつあるとみて良いでしょう。


ホルダーの皆さん、おめでとうございます!

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続いて指標となるコンセンサスEPSは、以下の通りでした。


mrk-eos



こちらもマイナスが目についてしまいますが、


目標EPSの1.94に対して、2.07で6.7%の上振れ、こちらも上々の出来。


EPSの成長率も徐々に加速傾向にありますね、非常に良い形かと思います。


売上予測は153.30億ドルに対し、157.75億ドルと+2.90%で着地という結果でした。



売上予測についてはほぼ着地通りの同社ですが、毎度EPSの乖離率は強くいかに同社がEPSの改善に注力しているかが伺えますね。



はい、こちらも問題なし、ですね。


注目すべき、セクターパフォーマンスはこちらの通りでした。


mrk-onc



主力のキイトルーダは69億4700万ドルで昨年度対比+19.87%の上昇。


+20%の維持は不可だったものの、相当の数字と捉えて良いでしょうし、同社の成長エンジンは継続と判断。


まだ規模は小さいもののWeliregは+102%、Reblozylは+65.11%としっかり貢献しています。


続くワクチン分野についてですが、


mrk-vac


こちらも主力のガーダシルが昨年度対比のと、非常に強い成長を記録しています。


ガーダシルは前期の売上+27.27%からやや減少しつつも、昨年度対比では+14%の22.49億ドルとなりました。



最後にガイダンス。


前回の4Qの際の売り上げ予想を642億ドルを、Non-GAAPベースの予想EPSレンジを8.53ドルから8.65ドルを維持となりました。





まとめ


とにかく堅実さがよく数字に出ているなぁ、と感じます。


決して爆益を目指す銘柄ではないものの、長期で着実な成長の果実を期待できそうな点は相変わらず。


当然判断としては、買いで問題ないと見ています。


PERが沸騰している点は考慮すべきですが、まだまだ130ドル前半と手を出しやすい価格帯ですしね。


年初来から既に十分株価が上昇しているので、今後の135~140の壁が少し長引きそうなイメージはありますが、ミスが少なく下落耐性も強く同社ですので、長期ホールドで配当を享受するディフェンシブ銘柄としては打ってつけだと考えています。


前回の決算を見終えた際には、個人的な物欲センサー的を以下のようにしていました。


イーライリリー > アッヴィ > メルク


が!


いやー、見誤ったかなぁ・・・・アッヴィの決算まだ見てないですが、どうもやらかしたっぽいですよねぇw


やはり堅実さを取って


イーライリリー > メルク > アッヴィ 


とするべきでしょうね。


アッヴィはもともと下方修正出していたので、下落に耐えて買い支える指針には変わりないですが、どっちを手厚くするかは悩みどころですね。



という訳で、本日の決算記事は以上となります。


それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました。


皆さんの参考になれば、幸いです。


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