こんにちわ。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。


週末ブロガーのぺろりです。


4/30日にイーライリリーが1Qの決算を発表しましたので、内容を見ていきたいと思います。



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自身のポートフォリオで保有しているヘルスケア銘柄は、このイーライリリーを含めてアッヴィ、メルクの3つとなります。


中でも今最も注目されている銘柄が、この銘柄ですよね。


個人的にもロット数の割には、投資金額の比率が高めなこの銘柄には是非とも頑張ってもらいたいと強い期待を寄せています。


とは言いつつも、まだジョインして日が浅くあまり中身について詳しく判っていないのですが、とりあえず表面的な数字と決算後の株価推移の評価などを追っていきたいと思います。


という訳で、本日もよろしくお願いいたします。

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2024年1Qの決算内容

2024年第1四半期のイーライリリーの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は87億6800万ドル
    (昨年の69億6000万ドルから比較して+25.98%)

  • 営業利益は25億900万ドル
    (昨年の14億9400万ドルから比較して67.94%)

  • 純利益22億4200万ドル
    (昨年の13億4400万ドルから比較して66.77%)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は2.58ドル
    (昨年の1.49から比較して73.15%)


先のメルクの決算発表もなかなかでしたが、こちらは前年比凄いことになっていますね。


テクノロジー企業以外で前年比+50%以上なんて、なかなかお目に掛かれないですよね。


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今回の決算をグラフにすると、下記の通りになりました。


lly-1q


とりあえず直近2年分までを集めてみました。


やはり、目に見えて変動しているのが2023年~2024年ですのでマウンジャロ、ゼップバウンドなどの主力が大きく貢献していることが判ります。


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では、株価の推移を確認して行きましょう。





前回からの推移について

【LLY】イーライリリー

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決算当日の反応としては+43.9ドル(5.95%)でした。


決算直前には750ドルを割り込んで、押し込まれていましたが、これを機に750ドルを再び打ち破る形となりました。


ホルダーの皆さん、おめでとうございます!

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そのまま800ドルラインへ・・・!


と、強い期待していたのも束の間。


翌日以降の株価は再びテクノロジーへの資金が戻りつつあることも背景に、再び730ドルに後退・・・。


むぅ・・・やはり、そう簡単には行きませんね。


売上の成長率を見ても、少し落ち着いてきた感ありますし、周囲の評価としても十分すぎるほど株価も上がっているので、この程度ではギャップアップは起きないようですね。


そうなると次の2Qが、同社の評価が上がりだしてから1周年になるので、大きな節目という見方になるのかもしれません。



続いて指標となるコンセンサスEPSは、以下の通りでした。


lly-eps


目標EPSの2.53に対して、2.58で1.98%の上振れでした。


乖離率はそこそこですが、前年比+73%でもこの評価のハードルは、十分すぎるほど上がっているように感じます。


やはり、このラインだと今の株価に織り込み済みのレベル、という認識のようですね。


売上予測は8810億ドルに対し、8768億ドルと-0.5%で着地という結果でした。



主力のMounharoは昨年度対比で3倍近い売り上げ、次点のTrulicityは-26%となっておりやや足を引っ張っている点を除けば、概ね他の製品も+15%プラスで推移しており目立った問題は無さそう。


以下に同社のMounJaroが同社の成長における主力エンジンか、がよく判りますね。


Zepboundはまだ昨年度比がないため成長度合いは不明ですが、2023年4Q時点では1億7500ドルで今期が5億1700ドルなので1Q推移でも3倍近くにはなっています。


ただ、この辺の成長推移はまだ正しい計測が出来ないので、なんとも言えませんが、第2の主力となる可能性は十分秘めていそうという感じでしょうか。


尚、売上予測については気にする内容ではないと捉えて良いでしょう。



最後にガイダンスですが、売上ガイダンスは424~436億ドルで、引き続きMunjaroとZepboundが期待できる点とパイプラインの拡大が見込める様子。


EPSは13.05~13.55ドルで変更はないとのこと。


特に大きなアップデートは無かった様子ですね。




まとめ


初の決算で、初見では数字のわりに反応はマチマチだったように感じましたが、やや成長期待がこなれてきたため買い材料もなく静観といった感じだったのではないでしょうか。


私自身の直近の2年間しか見ていませんが、既に昨年度から150ドル近く上昇しているため、さらに上のレンジに上がるにはMounjaroの成長はもちろんのこと、Zepboundの背缶インパクト期待する形になりそうです。


ただし買い材料としては、まだ今のところ何も見えてこなかった感はあります。


もちろん、判断としてはホールドに全く問題ありません。


まだまだ研鑽直後で乱高下は激しい期間ですので、テクニカル的に見ても730ドルの下値をベースに買い支えて置けば、2Q以降に花開く可能性はあると見ていますが、単価が高いだけにそう簡単に手を出せないのが本音ですよね。


うーん・・・どうしても780ドル以降の壁が厚いんですよねぇ。


似たような株価のレンジである、コストコ、エヌビディアと並びどれを買うべきか非常に悩ましい選択です。


買い増し判断はもうしばらく推移が落ち着いてから、考えようと思います。


という訳で、本日の決算記事は以上となります。


それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました。


皆さんの参考になれば、幸いです。


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