こんにちわ。


週末ブロガーのぺろりです。


いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。


今回初の決算チェックとなる企業です。


ご存じの方も多いかと思いますが主にサンダルなどの愛用者の多いシューメーカーであるビルケンシュトックを見ていきたいと思います。


5/30に2024年2Q決算を発表しましたが、まだ上場して3回目の決算ということで、データが少なく憶測や所感の多い記事となりますが何卒ご了承ください。
birk

サンダルと言えばここ最近では、クロックスの躍進が目覚ましく、どちらかと言えばこのメーカーのほうがイメージが強いのかな、という印象です。


それに比べてやや高級路線というか、しっかり履き心地がありコルク素材などの通気性の良さや土踏まずのフィット感など同社ならではのブランド感はしっかり定着しており、古くからのファンも多い企業で認知度も申し分ないと思います。


私自身も10年来の愛用者であり、直近の同社の株価の値動きの反応も良く、特に米国市場のアパレル企業が躍進している背景もありつつ、ジョインしてみることにしました。


以前より、アパレル or シューメーカーを1つ持っておきたいと考えていたこともあり、第2のデッカーズを掘り当てたいという一心で同社を応援してみたいと考えています。


もうすでに創業250年らしく、十分すぎるほどの老舗企業でありながら、まだNY市場での同行は未知数な部分も多いのですが決算を辿りつつ可能性を検討していきましょう。


それでは、よろしくお願いいたします。


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2024年2Qの決算内容


2024年第2四半期のビルケンの決算発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は4億8120万ユーロ
    (昨年の3億9568万ユーロから比較して21.62%増)

  • 営業利益は1億3251万ユーロ
    (昨年の1億333万ユーロから比較して28.24%増)

  • 純利益7165万ユーロ
    (昨年の4939万ドルから比較して45.07%増)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は0.38ユーロ
    (昨年の0.27から比較して40.74%増)

とりあえず、ドルではなくユーロなので数字のインパクトが若干伝わりにくいけど、数字をざっと見たところ昨年度対比では優秀そうな数字が並んでいます。


うーん・・・よく判らん!


という訳で、さっそくグラフで見てみましょう。


birk-2q


ふむふむ。


特に今回の決算は4億ユーロ越を達成し、過去最高だった模様。


やっぱりアパレル企業なのでシーズン毎の売上の推移とかがあるんでしょうけど、正直シューメーカー、とくにサンダルとかだと春・夏がメインシーズンなんでしょうね。


そうなると、この2Qがクリスマスシーズンに該当する最も注力される決算になるのかな。


これ素直に良い結果期待できそうなやつですね。


いろいろ考えても正直よくわらかないので、株価の推移結果を見ていきましょう。





前回からの推移について

【BIRK】ビルケンシュトック
birk-ch



決算発表翌日の株価の推移は、1.18(+2.11%)でした。


そして無事、新高値を更新。


決算前日に大きく窓を開けて伸びたので、一気にギャップアップする形となりましたね。


ホルダーの皆さん、おめでとうございます。



他データを見ていくと、全米で+21%、ヨーロッパで+21%、アジア圏で+42%となっており、全セグメントにおいて好調でした。


今や成長の主力は、アジア圏のようですね。


個人の体感では国内の店舗は見かけるようになりましたが、ビルケンシュトック人口が増得ている印象はやや薄いので、中国なのかな。


ただ前年度と比較してグロスは若干ながら減少しており、設備投資やIPO関連株に関する減価償却が嵩みだとのこと。


この辺りは今後の決算の数字を追っていく他、ありませんね。


販売予測、EPSに関してはまだデータが見当たらないので、後日更新とします。

ごめんなさい。


過去をざっと追ってみたところ、EPSなどで大きくミスするといったことはないようですが、アパレル企業ですし景気に影響されやすいところがあるため要注意すべきポイントですね。


なお、24年ガイダンスは昨年の売上14.9億ユーロから、17.7億ユーロへと上方修正しており、強気の姿勢を見せています。


ただ今年米国をはじめアパレル企業はどこも成績を伸ばしているため、同社だけが強いという訳でなくセクター全体が追い風になっていることも踏まえ、過信しすぎないほうが良いかな、と見ています。





まとめ


まだまだ始まったばかり、という印象ですね。


ただ売り上げが非常に堅調であることに加え、ブランドの実績は十分あると思いますので、今後の経営手腕次第でもあるためまだまだ長い目で観察しておきたいところ。


とはいえ、決算3回目ということもあり、予測がしづらくこれまでの株価は乱高下しやすい銘柄だったかと思いますが、今回を機にしっかり評価されて出来高も増えているので、注目度は上がっていくことでしょう。


ただ、このセクターは非常にライバルが多く、ナイキに変わり巨人となりつつあるデッカーズはもちろん、クロックス、スケッチャーズ、オン・ホールディングスなど競合が犇めき合っているので、抜け出すのは難しいだろうな、という気もしています。


デッカーズはUGGをはじめ、Tevaなどのアウトドアスポーツに加えてランニングシューズではホカを持っていたりと、守備範囲が広く宣伝も上手いですよね。


そのため、今急いで資金を投入すべき企業かと言われれば、あくまで候補の1つといった所でゆっくり応援しておきたいというスタンス、に留めておく感じでしょうか。


決算後で跳ねたということもあり、PERは131にも膨れ上がっているので来週早々には利確売りも入ることを念頭に入れておくと、今後52~55ドル辺りで留まってくれればよいかな、と見ています。


堅実な数字を積み上げているようですし、まずは50ドルベースラインを割ることはないだろうと予測。


ここからさらに駆け上がっていけるか、のアクションを見守っていきたいと思います。



という訳で本日の記事は以上にしたいと思います。


皆さんの参考になれば、幸いです。


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