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週末ブロガーのぺろりです。


先日の7/11にペプシコが2024年2Qの決算発表をしましたので、その内容を見ていきたいと思います。


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2023年8月に新高値をキープして以来、実に1年弱もの間停滞の真っ只中にいる形となっています。


永らく決算自体に大きなミスはなく堅調なビジネスとはいえ、物価上昇が続く中で逆境となる厳しい状況が続くため、なかなか株価も並乗せることが難しいため我慢の日々が続きます。





前回決算期と比較しても、株価のポジションは殆ど同じですね。


決算後に一時的な評価で上昇傾向にあるものの、大型株がリードする構造が続くため利確売りの圧力が強いため、ずば抜けて良い決算でもない限りはレンジをうわ抜ける持続力が続かない、といった悪循環そのものです。


P&Gなども同じ状況かと思いますが、企業を信頼しているのであれば良決算の継続で株価の停滞する時期は、ある意味買いのチャンスでもあるはずなのですが、私自身も買い増しは行っていません。


恐らく今期も買い増し判断にはなりませんが、決算の内容と反応含め確認して行きたいと思います。



それでは、本日もよろしくお願いします。


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2024年2Qの決算内容

2024年第2四半期のペプシコの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は225億100万ドル
    (昨年の223億2200万ドルからの0.8%増)



  • 営業利益は40億4800万ドル
    (昨年の36億5900万ドルからの10.63%増)



  • 純利益30億9400万ドル
    (昨年27億7100万ドルからの11.66%増)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は2.28ドル
    (昨年の2.09ドルからの9.09%増)


まず全体的な結果はプラスということで問題は無さそうですね。


とはいえ、成長度合いに関しては前1Qと同様に多少物足りなさが残る結果となったように思います。


どうしても昨年度対比で売上が横ばい、というのが目についてしまいますね。


今回の決算をグラフにすると下記の通りとなりました。


pep2Q


予想していた通りかなり厳しいシーズンが続いていると思われますが、マイナスが無かったということが、最大の成果とも言えそうですね。


では、当日の市場の反応を見ていきたいと思います。





前回からの推移について


まずは、当日の株価の反応はどうだったかというと。


【PEP】ペプシコ
pep-ch


決算当日の株価の動きとしては+2.43ドル(1.48%)でした。


前回の決算直後の反応では+3.62%でしたので、やはり期待値以上の反応はなかったというのが実情でしょうか。


これといった材料もないとなると、


うーん・・・まだまだ我慢の日々が続きそうですかねぇ・・・。


EPSはどうだったかというと、

pep-eps



今期のコンセンサスEPSは2.15に対して、2.28と+6.05%の上振れとなっています。


久しぶりに+5%を超える結果でしたね、過去の推移を見ても同社のEPS推移は順調そのものですね。

続いて売上予測ですが、こちらの通り。


pep-sa



予測は226億6000万に対して、225億100万で0.44%のマイナス評価でした。


うーん、やっぱりこれですね。


ゲータレード、マウンテンデューなどが北米市場で好調とのことですが、全体の数字を押し上げるほどの結果にはつながっておらず、やや緩慢な印象に留まってしまったかな、と。


この辺り市場の反応の結果の通りかな、と見ています。


セクター別の売上げ推移においては、フリトレー、クェーカーなどのスナック、食品の北米市場の微減が影響しており、同社の好調さを示すというデータには今一つ及ばなかったように感じました。


pep-sec


前1Qでようやく快方に迎える兆しが見え始めていたので、やや2Qで失速してしまった感が数字として表れるように思えます。


高金利状況で不動産を始め家計のコストが圧迫している中での、物価増を進めているわけですので、消費者としては当然買い控えとなってしまうのは致し方ないかな、と。


とはいえ、飲料は辛うじてプラスで推移しているので、不安視することは特にないと判断しています。


ガイダンスは下記の通り、変更はありませんでした。

  • 2023 年度の既存店売上4% -> 維持
  • コアEPS成長率8% -> 維持 
  • 自社株買い10億ドル -> 維持




まとめ

セクター全体が落ち込んでいるので、このタイミングに買い増す理由も特にありませんので、ホールドで妥当、というか残当でしょうね。


決算後にはプラスに働いてくれたものの、結果としてはSOSOな内容に加えてCPIの影響もあり順張り通りに株価も推移しました。


しかし、記憶に残る内容には程遠く、恐らく来週には忘れ去られているであろうことからも、株価はヨコヨコから170ドルをゆっくりと目指す展開になるのでは、と予測しています。



いずれにせよインフレが落ち着かないことには、どうにも手の打ちようがないので株価も前回同様に175ドル付近で天井になることが予想されるので、無理に買いに動く必要もないでしょうね。


まもなくオリンピック開催となりますが、とくにそれらの内容に言及された記述はなかったので、3Qまでは低空飛行が続くものと考えております。


言うても同社の最大出力は4Qに向けてですので、3Q以降に利下げに動けば大きく風向きが変わる可能性は秘めているはずですので、のんびりホールドして配当を享受しながら機を伺いたいと思います。


ということで、本日の決算記事は以上です。


それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


皆さんの参考になれば、幸いです。



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