こんにちわ。
週末ブロガーのぺろりです。
いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。
先日、ブロードコムが24年3Q決算を発表しましたので、内容を確認して行きます。
すでに結果ご存じの方も多いかと思いますが、改めて内容振り返って見たいと思います。
決算確認に入る前の情報としては、市場の状況としては正直あまり好ましい環境ではない、という点です。
先々週に発表したエヌビディアの決算、内容としては悪くないものの成長率の加減が確認できたことに加え、市場参加者の爆益期待を裏切る形となり、さらに半導体・AIセクターへの熱気が下がったようです。
どの企業もまだAIというサービスだけで、利益を生み出していませんからね。
始まってもいない、どうなるかもわからない未来のものに、先行して投資するのは難しいものだと改めて思い知らされますね。
私自身この銘柄をホールドし始めてはや4年の月日が経とうしていますが、引き続き同社のビリーバーであることを信じるべく、しっかり数字を追っていきたいと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
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2024年第2四半期のブロードコムの決算発表は、ざっと以下の通りでした。
数字の並びとしては前回の1Qとほぼ同様の形となり、一見したところ厳しい数字が並んでいるようにも見えますね。
1~3Qはいずれも昨年度対比での利益減少が続いており、ついには今期初の赤字決算となりました。
当ブログでは2019年3月からの記録していますが、5年目にして初ですね。
しかし、1~2Qほどの厳しい営業利益減からはしっかり立て直していますし、売上自体の成長は2桁成長を維持しており、1Q、2Qともに上回る結果となっています。
良い面、悪い面両方あると思えるのですが、前段のAIセクターの今後の行方をこの銘柄の決算に注視している勢からしてみると、明らかに悪い方に捉えらることになるでしょうねぇ(笑)
ひとまずグラフで見てみましょう。
今回の決算をグラフにすると、下記の通りとなりました。
うん、ひと際マイナスが大きく見えてしまいますね。
本当に売り上げの伸びに関しては、申し分ないほど優秀なんですけど、これは反応が怖い気も・・・。
それでは気を取り直して、気になる決算発表後の株価の推移結果を見ていきましょう。
決算発表翌日の株価の推移は、-15.83(10.36%)でした。
うわぁぁぁぁぁぁぁ。
決算発表後のAHで-6%行っていたので、ある程度は覚悟していたんですが、これは久々のやらかしになりますね。
このサイズの銘柄で、1日で10%下げるってなかなかのものですよ、、、。
市場全体もテクノロジー全般に至るまで真っ赤に染まっていますし、これは確実に震源となるインパクトだったのではないでしょうか。
ある意味、AIムーブメント絶頂だった2Qの決算では+12%だったことを考えると、期待で膨らみすぎたバブルがはじけて元の株価に戻ったという解釈もできますよね。
もともと半導体市場No.2銘柄とはいえ、同社はエヌビディアのようにAIの成長に寄与するデバイスを開発しているわけではないですからね。
過剰なほどに持ち上げられすぎていた感は、否めないので冷静に数字を判断していきましょう。
その他の指標となるキャッシュフローはこんな感じ。
営業キャッシュフローは前年度+5.17%でした。
同様にフリーキャッシュフローは+4.22%で、非常に良好そのものなんですよ。
続いて業務セグメントはこちら。
引き続き絶好調なのが、ソフトウェア部門で昨年度対比ではおよそ2倍にまで伸びており、成長度は加速しています。
先日、VMwareとの競合製品であるニュータニックスも決算良かったようですし、仮想VDI環境の市場はほぼ参入障壁が仕上がっているので、かなり優位性はあるものと考えられます。
このプロダクトだけでも昨年対比は51%増加と手応えも十分だったようです。
尚半導体セグメント自体は、昨年度とほぼ変わりなく安定しているいるようですね。
最後に、売上とEPSの予測について確認して行きます。
まぁ、まずまずといった評価ですね。
続いてEPSです。
予測1.20に対して、1.24と+3.33%のプラスでした。
その一方で、
3か月前までにはまだPERは74でしたが、現在は下落後でもPERは119.25と暴落直後であるにもかかわらず、まだまだ高いとみて置いたほうが良さそうです。
となると、最悪を想定するともう少し下がり可能性は十分あるものの、これこそまさに買い場なのでは、という予感に期待が高まっています。
確かにAIやデータセンター関連に関しては、あらゆる企業の材料も出作し、それでもなお先の読めない展開に多くの投資家が離脱していることでしょう。
ただし長期的な展望で考える限り、AIのすそ野が広がるのは早くても2025年前半、もしくはそれ以降という程度の違いであり、エヌビディアを始めとする半導体企業の企業価値が目減りしているとは到底お思わないです。
また今期配当についても、言及があり0.525ドルから0.53ドルへ増配を実施する、とのこと。
待ってました・・・!
いやー、過去平均して増配率は例年2桁増で、ありがたい限りですね。
これで年間配当率は1.55%となりました。
この銘柄を買い始めた当初は常時3%で、タイミング次第では4%もよくある配当銘柄としても重宝していましたが、今回もしっかり対応してくれて何よりです。
今回の下落でETFはもちろん、それなりに大けがした方もいると思うので、しばらくAIに関しては軟調になっていくと予想しています。
つまりこういった見放されたタイミングこそが、コツコツと買い増して行く最良の時であると、古参ユーザーであれば思いついたことでしょう。
8月いっぱいまでは家族サービスで予算を使い果たしたため、キャッシュを集めて必ず近いうちに買い増して行きたいと考えています。
という訳で本日の記事は以上にしたいと思います。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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週末ブロガーのぺろりです。
いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。
先日、ブロードコムが24年3Q決算を発表しましたので、内容を確認して行きます。
すでに結果ご存じの方も多いかと思いますが、改めて内容振り返って見たいと思います。
決算確認に入る前の情報としては、市場の状況としては正直あまり好ましい環境ではない、という点です。
先々週に発表したエヌビディアの決算、内容としては悪くないものの成長率の加減が確認できたことに加え、市場参加者の爆益期待を裏切る形となり、さらに半導体・AIセクターへの熱気が下がったようです。
どの企業もまだAIというサービスだけで、利益を生み出していませんからね。
始まってもいない、どうなるかもわからない未来のものに、先行して投資するのは難しいものだと改めて思い知らされますね。
私自身この銘柄をホールドし始めてはや4年の月日が経とうしていますが、引き続き同社のビリーバーであることを信じるべく、しっかり数字を追っていきたいと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
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2024年3Qの決算内容
2024年第2四半期のブロードコムの決算発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は130億7200万ドル
(昨年の88億7600万ドルから比較して47.27%増)
- 営業利益は37億8800万ドル
(昨年の38億5600万ドルから比較して1.76%減)
- 純利益21億2100万ドル
(昨年の34億8100万ドルから比較して39.07%減) - 調整後1株当たり利益(EPS)は-0.4ドル
(昨年の0.77から比較して大幅減)
数字の並びとしては前回の1Qとほぼ同様の形となり、一見したところ厳しい数字が並んでいるようにも見えますね。
1~3Qはいずれも昨年度対比での利益減少が続いており、ついには今期初の赤字決算となりました。
当ブログでは2019年3月からの記録していますが、5年目にして初ですね。
しかし、1~2Qほどの厳しい営業利益減からはしっかり立て直していますし、売上自体の成長は2桁成長を維持しており、1Q、2Qともに上回る結果となっています。
良い面、悪い面両方あると思えるのですが、前段のAIセクターの今後の行方をこの銘柄の決算に注視している勢からしてみると、明らかに悪い方に捉えらることになるでしょうねぇ(笑)
ひとまずグラフで見てみましょう。
今回の決算をグラフにすると、下記の通りとなりました。
うん、ひと際マイナスが大きく見えてしまいますね。
本当に売り上げの伸びに関しては、申し分ないほど優秀なんですけど、これは反応が怖い気も・・・。
それでは気を取り直して、気になる決算発表後の株価の推移結果を見ていきましょう。
前回からの推移について
【AVGO】ブロードコム決算発表翌日の株価の推移は、-15.83(10.36%)でした。
うわぁぁぁぁぁぁぁ。
決算発表後のAHで-6%行っていたので、ある程度は覚悟していたんですが、これは久々のやらかしになりますね。
このサイズの銘柄で、1日で10%下げるってなかなかのものですよ、、、。
市場全体もテクノロジー全般に至るまで真っ赤に染まっていますし、これは確実に震源となるインパクトだったのではないでしょうか。
ある意味、AIムーブメント絶頂だった2Qの決算では+12%だったことを考えると、期待で膨らみすぎたバブルがはじけて元の株価に戻ったという解釈もできますよね。
もともと半導体市場No.2銘柄とはいえ、同社はエヌビディアのようにAIの成長に寄与するデバイスを開発しているわけではないですからね。
過剰なほどに持ち上げられすぎていた感は、否めないので冷静に数字を判断していきましょう。
その他の指標となるキャッシュフローはこんな感じ。
営業キャッシュフローは前年度+5.17%でした。
同様にフリーキャッシュフローは+4.22%で、非常に良好そのものなんですよ。
続いて業務セグメントはこちら。
引き続き絶好調なのが、ソフトウェア部門で昨年度対比ではおよそ2倍にまで伸びており、成長度は加速しています。
先日、VMwareとの競合製品であるニュータニックスも決算良かったようですし、仮想VDI環境の市場はほぼ参入障壁が仕上がっているので、かなり優位性はあるものと考えられます。
このプロダクトだけでも昨年対比は51%増加と手応えも十分だったようです。
尚半導体セグメント自体は、昨年度とほぼ変わりなく安定しているいるようですね。
最後に、売上とEPSの予測について確認して行きます。
まぁ、まずまずといった評価ですね。
続いてEPSです。
予測1.20に対して、1.24と+3.33%のプラスでした。
数字を見ての通り、今期に限り赤字決算に転落しているものの財務がダメなわけではなく、稼ぐ力が衰えているわけでもなさそうです。
売上はしっかり伸びていますし、4Qの売上に関しては140億ドルを見込んでおり、VMwareの好調は引き続き堅持できる見通してあることからも、基本的に本決算の内容を見る限り株価が暴落するほどの強い懸念を示す内容はなかったように考えています。
普通に週明け、買い増しに向かって良いんじゃないでしょうかね。
売上はしっかり伸びていますし、4Qの売上に関しては140億ドルを見込んでおり、VMwareの好調は引き続き堅持できる見通してあることからも、基本的に本決算の内容を見る限り株価が暴落するほどの強い懸念を示す内容はなかったように考えています。
普通に週明け、買い増しに向かって良いんじゃないでしょうかね。
まとめ
という訳で、長くこの銘柄と付き合っている個人的な解釈としては、何ら問題ないと考えています。その一方で、
3か月前までにはまだPERは74でしたが、現在は下落後でもPERは119.25と暴落直後であるにもかかわらず、まだまだ高いとみて置いたほうが良さそうです。
となると、最悪を想定するともう少し下がり可能性は十分あるものの、これこそまさに買い場なのでは、という予感に期待が高まっています。
確かにAIやデータセンター関連に関しては、あらゆる企業の材料も出作し、それでもなお先の読めない展開に多くの投資家が離脱していることでしょう。
ただし長期的な展望で考える限り、AIのすそ野が広がるのは早くても2025年前半、もしくはそれ以降という程度の違いであり、エヌビディアを始めとする半導体企業の企業価値が目減りしているとは到底お思わないです。
また今期配当についても、言及があり0.525ドルから0.53ドルへ増配を実施する、とのこと。
待ってました・・・!
いやー、過去平均して増配率は例年2桁増で、ありがたい限りですね。
これで年間配当率は1.55%となりました。
この銘柄を買い始めた当初は常時3%で、タイミング次第では4%もよくある配当銘柄としても重宝していましたが、今回もしっかり対応してくれて何よりです。
今回の下落でETFはもちろん、それなりに大けがした方もいると思うので、しばらくAIに関しては軟調になっていくと予想しています。
つまりこういった見放されたタイミングこそが、コツコツと買い増して行く最良の時であると、古参ユーザーであれば思いついたことでしょう。
8月いっぱいまでは家族サービスで予算を使い果たしたため、キャッシュを集めて必ず近いうちに買い増して行きたいと考えています。
という訳で本日の記事は以上にしたいと思います。
皆さんの参考になれば、幸いです。
是非お帰りの際には、こちらのボタンのポチリお願いします。
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