こんにちわ。


週末ブロガーのぺろりです。


いつも当ブログに来ていただき、ありがとうございます。


今日は、WingstopのQY24の3Q決算内容を見ていきたいと思います。
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前回決算時のPERは110~115くらいで、今回の決算後には86にまで下がり、ようやく買われすぎ状態からひとら段落したという所なんでしょうか。


株価のチャート的には決算はいる前の週から弱気に入り、どうなることかと不安視していましたが、結果を見ていきたいと思います。



それでは本日もよろしくお願いいたします。



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2024年3Qの決算内容

2024年第3四半期の、ウイングストップの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は1億6249万ドル
    (昨年の1億1710万ドルから比較して38.76%増)


  • 営業利益は3981万ドル
    (昨年の3065万ドルから比較して29.90%増)

  • 純利益は2573万ドル
    (昨年の1951万ドルから比較して31.88%増)

  • 調整後1株当たり利益(EPS)は0.88ドル
    (昨年の0.65から比較して35.38%増)


連続2桁成長が続き、パッと見では順調そうに見えますが、目に見える感じで成長速度が鈍化している様子。


直近の1Q、2Qが50%、60%ともの凄い勢いでしたからね、それに比べるとという話で、この数字時代は決して悪くない。


むしろ飲食店で考えると、凄いスピードとも言えるほどですが、同党の成長率からのジャンプアップを期待していた私のような浅いホルダーにはやや物足りない結果のように映ります。


PERが減少している理由もこの辺りにありそうですね。


グラフで見ると、このような形になっています。

wing-3


グラフ自体は非常に美しいですね、マイクロソフトと同じような売上成長の右肩上がりが見て取りれます。


直近の利益率が停滞しているように見えますが、おそらく新規出店数の増加などによる支出ではなかろうかな、と想像していますが詳しい内容は反応と友見ていきたいと思います。


では、発表後の株価の推移を見ていきます。




前回からの推移について

【WING】ウイングストップ
wing-st



決算当日の終わりの結果は、-78.952ドル(27.22%)という評価でした。



うわぁぁぁ、、、これは一体。。。。

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それにしても、毎度ながらこの企業は相変わらず決算後の評価が、最悪ですね。。。


普段からの乱高下が激しすぎる点と、決算後の値動きがグズつきやすい、という属性があるのですが、これこそがこの銘柄のロット数を増やせない最大の理由の1つでもありますね。


私は最高値420ドル付近で大多数を手放して、同価格帯のAXONに乗り換えておきましたが、そのままホールドしていたら大惨事となるところでした・・・。


決算後のその後も足元も悪く、結果として決算前後で20%以上の株価を損失しています。


うーん・・・数字が悪くないとはいえ、これまでの快進撃が止まったと判断されるや、この評価はちょっとやりすぎないような気も・・・。


にしても、今回の決算は弱者に容赦ない仕打ちですね、こういった所に市場の強気の加減を伺い知るに程よいバロメータではあるんですけど。


では早速、理由を紐解いていくとしましょうかね。


まずEPSの結果はどうだったかというと、、

wing-eps


予測EPS0.97に対して0.88ドルで、9.28%の下振れとなりました。


ありゃりゃ、もう原因これじゃん。



前回の2Q決算がEPS乖離率ピークで+13.41%という、あまりにも強い市場予測超えをしてしまったがために、期待が高まりすぎてしまったんでしょうね。


続いては売上予測です。


wing-sales


売上予測は1.6185億ドルに対して、1.6249億ドルなので0.4%の上振れとなりました。


逆にこちらは、辛うじて予測を上回る程度でした。


しかし、やはりこちらも前々回の1Qは4.14%前回の2Q決算時には+9.3%という圧倒的な数字だったため、経過として成長が落ち込んでしまったように捉えられますね。


特にここ最近のカジュアルレストラン業界では、CMG(チポトレ)、CAVAと快進撃を続ける企業が多く市場の注目度が高まっており、比較的人気と資金が集まりやすい状況にあります。


当然ながら、私としても2匹目のチポトレ探しに便乗していた下心もあったわけですが、そういった過度の期待が同社の通常決算を押しつぶしてしまった結果とも言えるのではないでしょうか。


チポトレも10/29に決算を発表していますが、こちらもEPSは予測を超えるものの売上は未達ということもあり、同様に株価は一時的に下落していましたしね。



なお今期は過去最高となる106店舗をオープンしており、前期の73店舗よりもかなり出店のペースを上回っています。


既存店売上は28%から20.9%への減少していますが、依然としてモバイルオーダーなどのデジタル売上比率が69%と高くよく稼働している方では、と個人的に考えています。


原材料のチキンの仕入れ単価高騰により、一部利益の圧縮が出た分を値上げに踏み込んでいるものの、これが売上が下降した主な理由という訳ではなく、あくまで一時的なもの。


引き続き売り上げ成長率の20%を維持しつつ、グローバルの出店数を1割近く増やしていくとガイドラインを更新しており、株価の行方はともかく本部はまだまだ非常に強気であることが伺えますね。


イーライリリーも同じくですが、2Qの神決算が裏目に出てしまった、という感じですね。





まとめ

原因には納得できるものの、マイナス幅があまりに大きいのは悩みの種、ですね。


成長率には魅力を感じるものの、なかなか安定したロングホールドさせてくれない所は、数年前から変わらず。


さて今後300ドルに戻すのはさほど難しくはないように思えますが、その後の材料がないためしばらくは停滞していく動きになりそうですね。


当然ながら4Qは同社にとって最大の売上を誇るシーズンなので、一定の回復を見込んでインしておくのも悪くないでしょうけど、、、なんとも判断が難しいですね。


私自身も少し同社に対する熱も冷めており、ロット数を減らしていたので今回の被弾は最小限にとどめたものの、どうしても単価の高い株価だけに買戻ししたいと思う程の強さは見られなかったなぁ、という印象です。


まだ決算シーズンは続きますし、全体の趨勢を見極めたいという想いもあり、もう少しだけ同社の成り行きを見守りたいので、保有ロットはマイナスのまま塩漬けにしておきたいと思います。


この後の市場で、チポトレのような強い買戻しが入るようであれば、僅かに期待もあるのですが、こればかりは反応を見つつの判断とします。


逆に、もう一段レンジを下回るようであれば、損切りの範疇ですね。


いやー、厳しい結果でしたが、全体的な数字が酷かったわけではないので、まさにワンチャンの期待をかけて信じてみましょう。



という訳で、本日の決算記事は以上にしたいと思います。


それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


皆さんの参考になれば、幸いです。



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