こんにちわ。
週末ブロガーのぺろりです。
いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。
本日は地中海料理の米国レストラングループであるCAVAの、24年3Q決算発表内容を確認して行きます。
特に前回2Qの決算ガチャで参入したのですが、100ドルアンダーで入ったにもかかわらず、ぐんぐんと株価は躍進を続け気が付けば130ドルを突破する、今のレストラン業界をチポトレとともに牽引するほどの勢いを象徴する企業となっています。

なお、決算を発表したのは先週の11/12でしたので、少し間が開きましたが未だPERは310ポイントを超えており前回よりも減少したものの、非常に人気が高い状況が続いています。
300を超える状況って、行ってみればそのシーズンの旬(ホット)な銘柄の代表格みたいなものですよね。
テクノロジー企業ではパランティアなどもそうですが、決算の評価以外のバリエーションが株価プレミアを押し上げているようにも思えるので、決して過大評価せずに公正に見ていくようにしたいと思います。
こういう銘柄、見放されたら足が速いですからね・・・(体験談
ホント、そこだけは要注意ということで。
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2024年第3四半期のCAVAの決算発表は、ざっと以下の通りでした。
前期2Qの前年比売上+35%もかなりの破壊力だと感心していましたが、僅かに超えてきましたね。
特に利益面での成長が著しく、今後の人気にもかなり拍車がかかりそうな圧倒的な内容となっています。
今回の決算をグラフにすると、下記の通りとなりました。

売上に比例して利益率が上昇している、という決算のお手本のような内容ですね。
もちろん、株価の反応も十分に期待できそうですが、前期よりやや数字としては下がっているんですね。
では、決算発表後の株価の推移結果を見ていきましょう。

決算発表翌日の株価の推移は、-2.77(1.87%)でした。
非常に良好な決算内容を受け、一時は170ドルを突破しました。
ホルダーの皆さん、おめでとうございます!
と、思ったら、ありゃりゃ??
あれ、終盤にかけ売り戻されて、結局のところマイナスで着地しちゃってますね・・・。
これは悲しい・・・。
原因を探るのは後にして、引き続き数字を追っていきましょう。
まずはEPSの数字ですが、こちらの通り。

データが少なく前回の2Qより下がったため、ダウントレンドのようなグラフになってしまいましたが、予測値を36%も大幅に上回る圧倒的な決算だったことが伺えます。
強い、強すぎますね。
続いて、売上予測です。

売上は予測が2.34億ドルで、2.43億ドルとこちらは上振れ+3.81%となっています。
控えめな数字に見えますが、ここまで期待が高止まりしている状況でもしっかり、プラスで着地している点は優秀そのものです。
店舗は前年比21.4%増となる352店舗で、売上成長に大きく寄与。
また他の大手レストラン業界が原材料高騰で値上げに踏み切る一方で、5~10%での一部値上げに踏みとどまっていることで多くの顧客の満足度に還元、再来獲得に至っているとの見方。
おぉ、まさに日本のサイゼみたいな感じだとしたら、素敵ですね。
また今回の決算で、下記の通りガイダンスを上方修正しました。
まさに今がもっとも隆盛と言える時期なんでしょうね。
で、肝心の株価ですよね。
一時期は20%近い上昇で170ドルにもタッチしていますから、これは実力以外の何物でもないでしょう。
その日飛び乗ってしまったイナゴが盛大に焼かれてしまったのは、間違いなく同社の人気がピークであることを示唆しているかと思いますし、逆に言えればこれらの期待を利用されてしまった感があります。
恐らくですが、当日の株価最高値付近で大きく売りに動いているのは、機関投資家と見て間違いないでしょう。
人気・期待が高いことに加え、良決算を発表することが見えている中で、これ以上に株価が瞬間的な高値を付けることが判るタイミングはそうそうありませんからね。
JPモルガンを始めとした大手証券会社は、同銘柄についてすでに成長が株価に織り込まれている、つまりオーバーバリューであると判断しており、買い判断から中立に引き戻しています。
株価はすでに年初来から4倍にもなっており、明らかに株価の成長スピードが同社の正当な規模からのEPSから大きくかけ離れて独り歩きしてしまっているように感じています。
今回の決算は大統領選挙の後ということもあり、勝ち銘柄が一気にジャンプアップするシーンが良く見受けられますが、市場にお金がジャブジャブと入り込んでいる印象で、そろそろ引き上げに転じるシーンであろうという予測は、老獪な投資家には見えているシナリオかと思います。
今回、この銘柄で特に判りやすい結果となりましたが、決算シーズンもすでに後半戦。
誤った株価はおよそ1か月前後で収束を迎えていくので、そろそろガタガタに偏ったセクターが修復されていくことでしょうし、お金が入りすぎたところは回収のターンが待ち受けています。
まとめとしては、決算の数字は非常に良い。これは間違いない。
株価は行って来いになってしまったが、その後の売買も旺盛で実力で150ドルを超えていく目算は高いと見ており、人気に後押しされずに資金を一気に流入せずに少しずつ買い増すくらいの気持ちで臨めばよいと考えています。
という訳でCAVAの3Q決算でした。
という訳で本日の記事は以上にしたいと思います。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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週末ブロガーのぺろりです。
いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。
本日は地中海料理の米国レストラングループであるCAVAの、24年3Q決算発表内容を確認して行きます。
特に前回2Qの決算ガチャで参入したのですが、100ドルアンダーで入ったにもかかわらず、ぐんぐんと株価は躍進を続け気が付けば130ドルを突破する、今のレストラン業界をチポトレとともに牽引するほどの勢いを象徴する企業となっています。

なお、決算を発表したのは先週の11/12でしたので、少し間が開きましたが未だPERは310ポイントを超えており前回よりも減少したものの、非常に人気が高い状況が続いています。
300を超える状況って、行ってみればそのシーズンの旬(ホット)な銘柄の代表格みたいなものですよね。
テクノロジー企業ではパランティアなどもそうですが、決算の評価以外のバリエーションが株価プレミアを押し上げているようにも思えるので、決して過大評価せずに公正に見ていくようにしたいと思います。
こういう銘柄、見放されたら足が速いですからね・・・(体験談
ホント、そこだけは要注意ということで。
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2024年3Qの決算内容
2024年第3四半期のCAVAの決算発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は2億4381万ドル
(昨年の1億7555万ドルから比較して38.89%増)
- 営業利益は1376万ドル
(昨年の279万ドルから比較して392.59%増)
- 純利益1796万ドル
(昨年の683万ドルから比較して162.93%増) - 調整後1株当たり利益(EPS)は0.15ドル
(昨年の0.06から比較して150%増)
前期2Qの前年比売上+35%もかなりの破壊力だと感心していましたが、僅かに超えてきましたね。
特に利益面での成長が著しく、今後の人気にもかなり拍車がかかりそうな圧倒的な内容となっています。
今回の決算をグラフにすると、下記の通りとなりました。

売上に比例して利益率が上昇している、という決算のお手本のような内容ですね。
もちろん、株価の反応も十分に期待できそうですが、前期よりやや数字としては下がっているんですね。
では、決算発表後の株価の推移結果を見ていきましょう。
前回からの推移について
【CAVA】CAVAグループ
決算発表翌日の株価の推移は、-2.77(1.87%)でした。
非常に良好な決算内容を受け、一時は170ドルを突破しました。
ホルダーの皆さん、おめでとうございます!
と、思ったら、ありゃりゃ??
あれ、終盤にかけ売り戻されて、結局のところマイナスで着地しちゃってますね・・・。
これは悲しい・・・。
原因を探るのは後にして、引き続き数字を追っていきましょう。
まずはEPSの数字ですが、こちらの通り。

データが少なく前回の2Qより下がったため、ダウントレンドのようなグラフになってしまいましたが、予測値を36%も大幅に上回る圧倒的な決算だったことが伺えます。
強い、強すぎますね。
続いて、売上予測です。

売上は予測が2.34億ドルで、2.43億ドルとこちらは上振れ+3.81%となっています。
控えめな数字に見えますが、ここまで期待が高止まりしている状況でもしっかり、プラスで着地している点は優秀そのものです。
店舗は前年比21.4%増となる352店舗で、売上成長に大きく寄与。
また他の大手レストラン業界が原材料高騰で値上げに踏み切る一方で、5~10%での一部値上げに踏みとどまっていることで多くの顧客の満足度に還元、再来獲得に至っているとの見方。
おぉ、まさに日本のサイゼみたいな感じだとしたら、素敵ですね。
また今回の決算で、下記の通りガイダンスを上方修正しました。
- 前回レストラン店舗増加54~57を、56~58に上方修正
- 前回8.5~9.5%の売上成長を、12~13%に上方修正
- 前回マージンを24.2~24.7%から、24.5~25%に上方修正
- 前回調整済みEBITDAを109~114Mから、121~126に上方修正
前回の2Qで上昇修正したものを、さらにアップデート。
まさに今がもっとも隆盛と言える時期なんでしょうね。
ここまで躍進しているにもかかわらず、株価の大幅なアップデートが引き戻されてしまったのは、なんとも残念ですね・・・。
まとめ
という訳で、成長ドライバーは前Qに引き続き健在である、という内容だったかと思います。
で、肝心の株価ですよね。
一時期は20%近い上昇で170ドルにもタッチしていますから、これは実力以外の何物でもないでしょう。
その日飛び乗ってしまったイナゴが盛大に焼かれてしまったのは、間違いなく同社の人気がピークであることを示唆しているかと思いますし、逆に言えればこれらの期待を利用されてしまった感があります。
恐らくですが、当日の株価最高値付近で大きく売りに動いているのは、機関投資家と見て間違いないでしょう。
人気・期待が高いことに加え、良決算を発表することが見えている中で、これ以上に株価が瞬間的な高値を付けることが判るタイミングはそうそうありませんからね。
JPモルガンを始めとした大手証券会社は、同銘柄についてすでに成長が株価に織り込まれている、つまりオーバーバリューであると判断しており、買い判断から中立に引き戻しています。
株価はすでに年初来から4倍にもなっており、明らかに株価の成長スピードが同社の正当な規模からのEPSから大きくかけ離れて独り歩きしてしまっているように感じています。
今回の決算は大統領選挙の後ということもあり、勝ち銘柄が一気にジャンプアップするシーンが良く見受けられますが、市場にお金がジャブジャブと入り込んでいる印象で、そろそろ引き上げに転じるシーンであろうという予測は、老獪な投資家には見えているシナリオかと思います。
今回、この銘柄で特に判りやすい結果となりましたが、決算シーズンもすでに後半戦。
誤った株価はおよそ1か月前後で収束を迎えていくので、そろそろガタガタに偏ったセクターが修復されていくことでしょうし、お金が入りすぎたところは回収のターンが待ち受けています。
まとめとしては、決算の数字は非常に良い。これは間違いない。
株価は行って来いになってしまったが、その後の売買も旺盛で実力で150ドルを超えていく目算は高いと見ており、人気に後押しされずに資金を一気に流入せずに少しずつ買い増すくらいの気持ちで臨めばよいと考えています。
という訳でCAVAの3Q決算でした。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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