前の会社をGoogleに売却し、FRACTAを立ち上げた日本人ベンチャーの奮闘日記。

全米の水道管をAIを駆使して、メンテナンスするという想像もできないようなアイデアをビジネスをする創造力と、不可能を可能に変えていく力の源が記されています。

ベンチャーCEOの実態を知ることができる1冊です。

ポジティブさが伝わる本

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とにかく読んでて楽しい。

加藤 崇さん本人のパーソナリティが文章となって、躍動感のある毎日が綴られています。

毎日が未曾有のトラブルなのに、ベンチャーならではの、即決の実行力で、とにかく前進あるのみ。

底抜けに明るく、心底この加藤氏のマインドが羨ましい!と思いましたし、まるで、「宇宙兄弟」を読んでいるような心地よさで、一気に読み終えることができました。

こんな上司に出会いたかったな

きっと加藤氏は狙ったキャラクターではなく、がむしゃらなだけなんだと思います。

その情熱と、直向さに、周囲が引き込まれていく、そんな人物像です。

加藤氏の創造する明るい未来は、脳内で具現化されており、聞いているうちに実現しようと、次第に引き込まれていく。


ベンチャー故の、出会い、別れ、苦渋の決断がありますが、しっかりと話し合いで解決していく姿勢も好感が持てます。

こんなに前だけを見て進める会社、人がどれだけあるでしょうか。
環境がうらやましい限りです。

日本発のベンチャー

投資家からみてITベンチャーって、砂漠で砂金を探すようなもので、実際に利益を上げられるまでの道のりは、相当長いと思います。

Twitterでも黒字にできたのは最近ですし、Fintechも最注目と言われつつ、メインとなるプラットフォームはまだ出来上がっていません。


日本でのベンチャー企業では、投資家を刺激するのは難しく、氏のような強烈なリーダーシップ性や実績が必要とされていましたが、ここ最近では、クラウドバンク、ファウンディーノ、ユニコーンといったクラウドファンディングが追い風となってきています。


これを機に、新しい日本初のベンチャーが生まれてくることを期待したいですね。
私も、積極的にクラウドファンディングで応援したい企業を見つけていきたいと思います。



まとめ

栗田工業(6370)を買え!ということですね。



冗談ではなく、割とマジです。

というのも、通称cis本の中でも紹介されていた寿スピリッツ株式会社(2222)も、直後に目覚ましい回復を遂げてますし、著書の中で登場する株は、意外と注目されている、ということなんですよね。


ぜひ、気になる方は読んでみてください。





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