先日、別記事でも紹介した村上世彰氏の著書です。

お金を稼ぐこと = 悪いこと はただの偏見であり、今一度、お金に関するリテラシーを見直すきっかけになる本です。


お金の教育が必要な理由

村上氏は、投資家の息子として生まれた、投資のサラブレットです。

投資家ならではの、名言や経験を授かりつつ、投資を身近に経験していたそうです。

そのため、幼い頃から貯金が趣味であり、お金が増える楽しみを趣味とし、中学の頃には株を購入し、官僚となった後に、日本有数のトップファンドを築きます。


若干、境遇は異なりますが、偉大な投資家に似ているな、と思いました。

世界一の投資家、ウォーレン・バフェットです。

バフェット氏の場合、教育された訳ではないものの、大恐慌の時代を経験したり、父親は証券会社の経営をしていたりと、影響されている点は否めないと思います。


両氏とも、幼少期よりすでに投資に対して興味があり、中学~高校生の時期には当たり前のように投資の世界に入り、自ら資産を生み出していっているということです。


最新の携帯を買ったり、お小遣いを分け与えるより、自ら投資で増やすという環境を与えてあげたほうが、遥かに有望な未来があると、私は考えていますし、そうするつもりでいます。

お金持ちになるには、そうなる意思があり、長く経験を積み重ねて成就できるわけで、実践が早いに越したことはないということです。

マネーリテラシーは世襲であり、教養である

【世襲】せしゅう
《名・ス他》
その家に属した格式・仕事・財産などを、子々孫々うけついでゆくこと。



この言葉で検索すると、碌な結果が出てきませんね。

検索候補の一位が、議員って・・・。

これでいいのか、日本!!

兎角、この本で何を一番伝えたいかと言うと、マネーリテラシーとは主に、家族を通して教えられる教養の一部である、と言うことです。


金の使い方を知っている人が、金持ちになれるのは必然であり、逆に言えば、お金の使い方を教えるのも親の責任なんですよね。

親がコンビニで買えば、子供もコンビニでしか買い物しなくなる、と言ったところでしょうか。

なるべく悪習だけは、遺伝させないように気をつけたいものですね。

まとめ

本自体は、速読に慣れている方であれば、1時間程度で読み終える内容ですが、名言が豊富です。

幻冬舎の本なので、子供には読みづらい内容なため、親が代行して読み解いて、実践に移せばよいのだと思います。


「13歳のハローワーク」と同じく、小さい頃からリテラシー教育しておくことにまったくの損はない、と確信できる本です。


ぜひ、気になる方は読んでみてください。

いま君に伝えたいお金の話
村上 世彰
幻冬舎
2018-09-06



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同氏の本の記事です、個人的にはこちらのほうがオススメの本です。



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