みんな大好き再配当。

改めて数字としてみると、その破壊力の大きさに驚くことになります。

しかも一度、このサイクルを作ってさえしまえば、毎月思考停止で買い足すだけで、簡単にお金が増えていくワンオペ投資の魔法にすることも可能になります。



再配当投資による複利とは

その名の通りなのですが、保有している株の配当で再度投資をする一連の行動サイクルをこう呼びます。


米国株は、1Q毎に配当を実施する企業が多く、最大年4回も配当を受け取ることができるため、年1回、もしくは2回配当の多くの日本株よりも機会に恵まれています。


配当の機会が多いということは、その分再度投資に充てる回数が増えることになるわけですので、再配当のサイクルに適していることになります。

唯一のデメリットは、現地課税(10%)、国内課税(20%)の2重課税があることですが、こちらはADRやNISA枠を利用して回避するほかありません。


しかし上記を鑑みてもまだ米国株への長期投資に対する魅力は衰えません。

なぜなら多くの米国企業は、その株の価値を連続増配年数こそがステータスとなっており、減配をする企業=無能な経営者と見做され、すぐに解任・交代を株主から要求されることになるからです。


つまり米国株の成長し続ける企業に長期投資することは、最も簡単に資産を作る手段の1つでもあると言えます。

銘柄選定さえ失敗しなければ、誰にでも資産は築けるものなのです。

数字で見る複利

1年目の複利を式で表すとこうなります。
(X=投資金額、rを利回りにて表現)
1年目の利益 = X x r

100万の資産で3%であれば、1年目は103万円ということですね。


2年目の複利を式で表すとこうなります。
2年目の利益 = X x (1+r)²


n年目の複利を式で表すとこうなります。
n年目の利益 = X x (1+r)ⁿ

これを実際の数値に、してみると以下の表のようになります。
実例として、銀行の定期金利、コカ・コーラ(KO)、日産の利息で比較してみます。

※小数点切り捨て

イオン銀行(0.02%)コカ・コーラ(2.94%)日産自動車(5.8%)
1年目¥1,000,200¥1,029,400¥1,058,000
2年目¥1,000,400¥1,059,664¥1,119,364
3年目¥1,000,600¥1,090,818¥1,184,287
4年目¥1,000,800¥1,122,889¥1,252,976
5年目¥1,001,000¥1,155,901¥1,325,648
6年目¥1,001,201¥1,189,885¥1,402,536
7年目¥1,001,401¥1,224,868¥1,483,883
8年目¥1,001,601¥1,260,879¥1,569,948
9年目¥1,001,801¥1,297,949¥1,661,005
10年目¥1,002,002¥1,336,108¥1,757,344
20年目¥1,004,008¥1,785,185¥3,088,256

長期としてみると5年以降に、徐々に加速しはじめ10年目には、3%でも元本の30%となります。
つまり、利息の実質金利が向上していくからですね。

同様に、定期預金に預けていても全くメリットがない、ということが分かります。

そして、国内高配当の日産だと、20年目で3倍!!!

ただし、高配当=リスクも伴うということで、以下のような急落に耐えられるか、またここまで株価が下がっても、買い続けられる忍耐力があるかどうかです。

ns

私には絶対に耐えられません。

なお、コカ・コーラだと長期保有してても株価は、この通りです。

ko-c

高配当とは言えないものの、確実に上昇し続ける株価のほうが私は安心します。

皆さんはいかがでしょうか。


これらの式はExcelで計算することもできますが、カシオのサイトをお勧めします。
ポチポチするだけです。



まとめ

私にとっては、再配当は冒頭のイメージ通り、無限増殖だと思ってます。

簡単なことなのですが、親や、周りや、学校も教えてくれない最も簡単にお金持ちになる方法ですね。

お金を働かせというこの方法は、以下の本でも教えてくれます。






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