こんちにわ。

キンバリー・クラークの紹介記事となります。

2019年10月22日、3Qの発表もありましたので、内容併せて確認ください。



キンバリー・クラーク(KMB)

衛生用品大手企業であり、ティッシュのクリネックス、トイレットペーパーのスコット、日本ではあまり見かけませんが、おむつのハギースで有名な企業。

元々は、新聞紙製造でしたが紙業として特化し、ティッシュの開発に繋がります。

1872年創業で、1972年テキサス州ダラスに本拠地を変え上場し、現在の形となります。

kmb-corp
多くの一般消費ブランドを保有する老舗メーカー


175カ国で販売する超多国籍企業であり、セクターは一般消費財になります。


連続配当は46年の配当貴族です。


kmb-chart

直近1年間の平均株価は、121ドルで現在は140ドルにタッチしそうな勢いで上昇中。

2018年に大きく下落したものの、この1年で30ドル近く撒き戻してきました。

そのため1年間の偏差は10.0と大きいですが、直近1ヶ月のベータ値は0.55と安定しています。

配当について

配当についてみていきましょう。
配当(ドル)
2013年0.81
2014年0.84
2015年0.88
2016年0.92
2017年0.97
2018年1.00
2019年1.03
配当性向は、78%と高水位

一般消費セクターの特色は、不景気時に強いことですね。おむつやティッシュ、トイレットペーパーは生活必需品のため、安定した需給が見込めます。

これは、歯磨き粉で有名なコルゲート・パルモリーヴ(CL)等が代表例ですね。


同社は3%の維持を目標に掲げており、多額の自社株買いを継続して株主への還元を続けています。

現時点の配当は2.94%となっておりますが、2018年までは3.5%近くまで上昇でしたので、株価の上昇が早いことを意味しています。

成長性

それでは、いつものやつですね。

測定基準期待値判定評価
ROE(自己資本利益率):20%-797.80%
EPS(1株利益):5%-29.40%
EPSNextY(来年EPS成長率):5%5.44%
EPSNext5Y(来5年EPS成長率):5%5.02%
EPSPast5Y(過5年EPS成長率):5%-2.70%
Current Ratio(流動比率):10.60
Gross Margin(粗利益):30%31.20%
Operating Margin(営業利益):15%14.30%
Profit Margin(純利益):10%9.80%

単年度のEPSは、4.37なので十分な数値でもあります。

近年営業利益の低下が散見され、リストラ、工場閉鎖を立て続けに実施しつつ数値を回復させているものの、単純な売り上げは微増と言ったところです。


2019年3Qのサマリは、以下の感じでした。
  • 前年比の順売上高1%増となり、EPSは、1.29から1.94へ上昇
  • 大規模リストラ等による拠出年金の減少でキャッシュフローは2億ドルに近い改善
kmb-cf

依然として、売上高、営業利益に関しては苦戦を強いられています。

近年の原油価格の上昇が特に足かせとなっており、近年コストダウンのみのニュースとなっている点が最大の懸念になりますね。

数字面での改善は、非常に望ましいのですが、やはり本業の営業利益での拡大に注力してほしいところです。


主要セクター

同社は、以下3つのセクターに分けて事業を展開しています。


kmb-3-segments


  • パーソナルケア 
    売り上げの49%を占めており、本業に当たります。
    営業利益は5%増加となっています。

  • ティッシュ 
    売り上げの26%を占め、全体の売り上げは2%減
    コスト削減効果が最も高く反映され、25%の営業利益増

  • KCP
    売り上げの19%を占めています。
    営業利益は、10%増加となっています。

売り上げ各国の成長予測

kimbery-imagesMCQS30KC


売り上げの半分を占める北米は順調な売り上げだが、それ以外は-7%と厳しい結果。

中国とインドでは、人口増加に伴い、大きな売り上げを期待しているものの、アジア圏では花王が大きくシェアを伸ばしており、期待値通りの成長を確保できていないのが現状となります。


ネット販売は3%と伸びているが、マイナス要因が大きく、寄与できているとは言えない状況。


自社株買いについて

2億1400万ドル、計160万株の自社株買いを実施し、年間8億ドルを目標に継続する、とのこと。

ここは、EPSの数値上昇していることを見ても問題なさそうですね。


2020年には、4~5%の成長を掲げていますが難しい気がしますし、この報告での市場の反応はシビアに働くことになりそうですね。

まとめ

競合は、P&Gやクロロックスがあり、同社の稼ぎ頭でもあったオムツのシェアは、ついにP&Gのパンパースに首位を奪われる結果となっています。

kimbery-huggies765DLOXT


実にP&Gは、同社の3.5倍の売り上げを誇りますが配当については24%近く上回っており、この差は10年間で269%:196%というトータルリターンの差となります。

P&Gの底固さ、同社の配当の高さ、いずれも魅力があると思います。


2018年~2019年にかけては両社とも大きく株価を上昇しており、いずれも良好な配当と含み益を出してくれている優良株であることには間違いありません。


ちなみに管理人は、両方保有しております。


競合でもあるプロクター&ギャンブルの参考記事です。




最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ポチリお願いします。ぺこり。 にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村