こんにちわ。

半導体大手、テキサス・インストゥルメンツの紹介記事です。

好調な米国半導体業界をリードする存在で、フィラデルフィア半導体指数構成株の1つです。


テキサス・インストゥルメンツ(TXN)

1951年にGSI社よりエレクトロニクス部門を中心に、テキサス州ダラスに現社を設立する。

略称は、TIを用いることもあるが、NASDAQのTXNにて統一する。

トランジスタラジオ、集積回路、IC電卓を発明し、マイクロコントローラは現在もなお主力製品の1つである。

ソフトウェア事業部門をスターリングへ売却、防衛部門はレイセオンへ売却しています。

世界中のあらゆる半導体企業における、礎を築いたと言っても過言ではない企業ですね。


S&P格付けはA+、連続配当は15年です。

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インテルと並ぶ巨大半導体企業の双璧をなしており、同社の株価影響は他の半導体銘柄にも多くの影響を与えます。

中国への取引も多く、米中貿易戦争の煽りを受けやすい企業の1つです。

配当について

配当を見てみましょう。
配当(ドル)
2013年0.3
2014年0.34
2015年0.38
2016年0.50
2017年0.62
2018年0.77
2019年0.9

年間配当は3.6ドルで3.03%、配当性向は67.76%です。

特に2016年あたりからの増配率が、一気に急上昇しているのがわかります。

2018年から2019年だけでも24.19%も上昇しており、いかにここ数年の米国企業半導体セクターが世界の主要産業の中核をなしているかが伺えます。

成長性

それでは、いつものやつですね。
測定基準期待値判定評価
ROE(自己資本利益率):20%58.00%
EPS(1株利益):5%51.40%
EPSNextY(来年EPS成長率):5%8.51%
EPSNext5Y(来5年EPS成長率):5%10.00%
EPSPast5Y(過5年EPS成長率):5%23.80%
Current Ratio(流動比率):13.00
Gross Margin(粗利益):30%64.50%
Operating Margin(営業利益):15%41.60%
Profit Margin(純利益):10%34.70%
いずれもすばらしい数値で、今後の成長率も期待度は高い

株価ベータ値は、1.26。今年一年で20ドル近く上昇しています。

EPSは5.39と非常に高く、日進月歩の激しいこの業界においても、比類なき地位を獲得しています。

加えて、利益率の高さは圧倒的であり強靭なキャッシュフローを生み出しています。


txn-cf
営業CFに比例する形で、安定した純利益を確保

このセクターの注意点としては、競争力の高さが故の投資CFが高さがあります。

流動比率の高さがあるために、心配に至るほどではありませんし、参入障壁が高いことを意味するため、収益の水準を維持できれば永続は問題ないと見てよいと思います。

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まとめ

半導体業界は他に、Intel、Nvidia、Broadcom、Qualcomm、Analog Devicesなどがあり、いずれも好調です。

世界の半導体業界売り上げでは、例年6~8位に位置しており、市場シェアも変わらずの好成績を収めています。

ちなみに、売り上げ上位ランク10以内で世界の6割を占めている形となります。


5G関連企業が大きくクローズアップされ、SOXは1500を超えました。

まだまだ好景気は高まる可能性を十分に秘めていると言えるでしょう。


米国株はもはや投資のスタンダードとなりつつあります。



私も注目している半導体企業です。




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