こんにちわ。


半導体大手であるブロードコムの紹介記事です。


無線や通信用ネットワークインターフェース基盤の半導体部品などを、得意とする企業です。


記事を書いてからおよそ1年経過し、その間に約100ドル近くも上昇してくれた優良銘柄であり、少しだけ記事をリライトすることにしました。



ブロードコム(AVGO)

1991年にUCLA教授がロサンゼルスにブロードコム・コーポレーションを設立し、NASDAQ上場は1998年となります。


シンガポールにも拠点を置き、現在のCEOはTan Hock Engというマレーシア出身の方です。


ネットワーク機器インターフェースから、ASIC、高速ストレージデバイスのNVMe/SAS/SATAチップ、ファイバーチャンネルSAN、SSDコントローラーに至り、IT機器のコア、ネットワーク、ストレージに至るあらゆるデバイスでの製品を製造、販売している企業です。


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あらゆるIT機器製造メーカーの内臓機器として、エンタープライズ向け汎用機、データセンター向けの大規模サービスプロバイダー用ゲートウェイ、家庭用WiFiルータ、Bluetoothに至るまでの圧倒的シェアを持っています。


ちなみに、ブロードコムも生産工場を持たないファブレス企業の1つで、製造はTSMなどに委託している形となっています。

そのせいもあってか、2020年はブロードコム、台湾セミコンダクターともに大きく株価が飛躍した年だったかと思います。


2016年に元HPのAvago Technologies(アバゴ・テクノロジー)が同社を買収し、社名をブロードコムへと変更。


2017年にはブロケードを買収、2018年はクアルコムの買収も検討していましたが、トランプ氏の反感を買い断念したものの、CAテクノロジーズを買収、2019年8月にはシマンテック法人事業を買収、M&Aによるソフトウェア事業の拡大を急ピッチで進めており、株価は好調に推移しています。


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2020年1月にシマンテックのサイバーセキュリティサービス事業を【ACN】アクセンチュアに売却したとのことです。


そのアクセンチュアは220ドルから一気に、260ドルまで回復しているので、何が起こるかわからないものですね。



直近では、データセンター事業やソフトウェア開発にも注力しており、アジャイル管理ソフトウェアのRally、プロジェクトの進行予算管理などのClarityをリリースしており、徐々にクラウドSaaS分野にも進出をはじめ、半導体以外のソフトウェア事業を推し進めています。


これにより、半導体企業のネックとなりやすかった営業利益、純利益の低さを改善できることが期待できそうですね。



S&P格付けはBBB-、連続配当は9年です。

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2019年当時のチャートからこのように推移しました。


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そう、1年で丁度100ドルも株価は増加しました。


PERは77倍と、こちらも昨年時点より倍近い数字にまで上昇しており、長期保有としても優秀な銘柄とも考えられますよね。


配当について

配当を見てみましょう。

配当(ドル)
2013年0.1900
2014年0.2700
2015年0.5100
2016年1.0200
2017年1.7500
2018年2.6500
2019年3.2500
2020年3.6000

※2012~2015年においては、1Q毎に増配を実施。



年間配当は13.00ドルで3.97%、配当性向は61.07%、その圧倒的な増配率は、162.77%となっています。


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2020年も無事大型増配を発表しており、配当ホールド銘柄としても非常に優秀です。
 


増配率の高さは、直近の【HD】ホーム・デポと同じくらいですが、9年連続というのは破壊力の高い内容です。


1株300ドルと高価ながらも、同価格帯の株価の代名詞Appleは年間配当3.08ですので、4倍近くさがあることになります。


成長性

それでは、いつものやつですね。
測定基準期待値判定評価
ROE(自己資本利益率):20%11.70%
EPS(1株利益):5%6.47%
EPSNextY(来年EPS成長率):5%9.96%
EPSNext5Y(来5年EPS成長率):5%13.30%
EPSPast5Y(過5年EPS成長率):5%41.00%
Current Ratio(流動比率):11.40
Gross Margin(粗利益):30%55.60%
Operating Margin(営業利益):15%15.20%
Profit Margin(純利益):10%11.90%
いずれもすばらしい数値で、今後の成長率も期待度は高い


株価ベータ値は、0.9。現在好調とはいえども2019年4月には50ドル近くの大幅下落を経験しているだけに、注意は必要そうです。

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EPSは6.46と非常に高く、今年の成長性も大きく見込まれていまり、例年における上昇率も安定してきています。


製造業ながらも粗利益の高さは十分すぎるほど高く、利益も水準以上を確保できています。


全体的な数字としては、【TXT】テキサス・インスツルメンツをやや下回る内容ですが、気にするほどの差ではありません。


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売上は、堅調に右肩上がりを刻み、非常に高いフリーキャッシュ率を維持しています。


従来の半導体ビジネスによって高利益体質から得られる、流動性資金確保ができています。


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2019年12月のQ4決算は、ソフトウェア事業が大きく売り上げに貢献し、コンセンサスEPSを上回りました。


2020年もSaaSに注力しており、売上も順調に推移しています。



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現在の売り上げの75%以上は半導体となっていますが、今やソフトウェア事業も25%に近いウェイトを占めるようになっています。


同社において気を付けておくべきは、その負債率の高さです。


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配当性向は65.25%と半導体企業においても、異例の高さを誇ります。


売上の半部に状を配当に割いていることになりますね。



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自動運転技術による通信制御イメージ。同社HPより。



なお、自社株買いに関してはそこまで積極的なイメージはありません。


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各年ともに増減は、一進一退といったところですが、それだけに、同社は配当に注力している企業と言えるでしょう。


まとめ

半導体業界は他に、Nvidia、Qualcomm、Analog Devicesなどがあり、2019年はセクター自体がトレンドとなっており、2020年前半もまだ続く可能性は高いと思います。


理由として米国市場を牽引するIT・情報技術は未だ衰えず、ダウを最高値まで押し上げている限りは、半導体企業が安泰だからです。


その中でも同社の強みは、ネットワークインターフェース(通称:NIC)のシェアが非常に高いということで、無線、5Gがトレンドではありますが、有線LANインターフェースが無くなる可能性は限りなく低いと言えるでしょう。


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キャッシュフローも万全であり、ソフトウェア事業への転換も果たそうとしている企業であり、非常に有望な投資先と考えられます。


ちなみにですが、管理人が同銘柄を購入したのも300ドルを超えてからでした。


当時でさえ、所感的には高いなとは感じていたものの、半導体セクターそのもの未来の明るさ、5G通信を支えるデータセンターバックボーンを持つ通信インフラ企業でもあり、圧倒的な増配力が魅力的でしたので躊躇せずに買いに動いて正解だったと思います。


保有して僅か1年足らずですが、株価は400ドルを超え保有銘柄で3つ目となる、含み益1000ドルを達成してくれました。


現在では、400ドルからさらに勢いは衰えずに420ドルをわずか2週間で駆け上ってきましたが、それでもまだ配当は3%以上あり、同社の魅力は衰えていないと感じます。


直近の決算も非常に優秀でした。



当ブログでは、ブロードコムをポートフォリオに組み込んでおり、今後も買い増して行く予定です。


あまり話題なることが少ない銘柄ですが、個人的な評価は非常に高く考えており、そう遠くない未来に500ドルを超えてくれる銘柄だと信じています。



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