こんにちわ。
ダラー・ゼネラルという、簡単に言えば100均企業の紹介記事になります。
やはり海外でも安さは、正義なのでしょうか。
100均、ディスカウントショップは不景気であるほど需要が高まるのが一般的だと思いますが、同社においては2016~2017年は停滞しており、景気が大きく回復し始めた2018年より大きく業績を伸ばしています。
1997年頃には6000店舗を超える規模となるまでに拡大し、バージニア州に最初の配送センターを設立し、2003年食品市場へ参入していきます。
2014年にダラー・ツリーの競争入札に参加するも拒否されて、断念するものの2017年には1日4店舗のペースという驚異のスピードで出店しており、依然として店舗拡大のスピードは衰えていません。
プライベートブランドのDGフレッシュ。低価格商品に並び、やや高価であっても人気商品として定着しつつある。
S&P評価はBBB、連続配当は4年です。
2019年はQ1決算こそコンセンサスEPSを下回ったものの、後に大きく回復を見せ60ドル近く上昇した。
実は2010~2011年頃には、バフェット銘柄だったそうで、メイシーズ、トイザらスといったリアルの店舗の小売りに対してネットに支配される見通しで撤退したそうです。
しかし同社も実店舗による売り上げを軒並み上げており、メイシーズも店舗の不動産価値が高いことから、徐々に株価を盛り返し来つつあります。
年間配当は1.28ドルで0.81%、配当性向は17.25%です。
株価の成長のわりに、いま一つといったところでしょうか。
配当性向も、業界の中でもかなり低い数字と言えます。
100,000m2を越える巨大配送センターにより、ファストトラックを徹底意識し、短納期、高品質、低価格を実現する。
成長性
それでは、いつものやつですね。
EPSは6.38とかなり、好調な成績となっており、非常に高い期待を寄せられているようです。
粗利益30%を超える小売りは非常に少なくホーム・デポ、CVSヘルス、ロウズなどに限られます。
その中でもさらに、5%を超える営業利益と純利益を出せているのはホーム・デポだけです。
この高収益化を実現するのが、生鮮及び社内流通網の構築、棚卸プロセスの合理化を目標とした自社専用の巨大配送センターであり、特に物流に対して大きな投資をしています。
一般消費に加え、DGフレッシュというプライベートブランドの生鮮食品を充実させており、利益率を大きく伸ばすことに成功しています。
加えて出店地域の75%は人口約2万人程度、車で5分程度のやや郊外で、ターゲットやクローガーなどの多店舗がない地域にエリアに絞ることで競合を避け、一人当たりの客単価を大きく伸ばし、プライベートブランドの浸透を確実に図っています。
自社アプリによるセルフレジ可能となるスキャン&ゴーの「DG Go」のテストを開始し、現在では250店舗導入。今後は、オンライン購入、店舗受け取りを実現できるようになる模様。
DG Go App。アプリで注文し、店舗で受け取る。対応店舗数、配達オプションも充実していく予定。
ディスカウントストアは低所得者層向けと思われがちですが、中流階級の取り込みが売り上げの60%を
占めるなど広い客層獲得に成功しており、今後も期待ができそうです。
【TGT】ウォルマートと並ぶ巨大スーパーメジャー。
【WBA】大手ドラッグストアの1社である、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス。
【HD】小売りにおいて圧倒的な利益率を誇る、ホーム・デポ。
【OLLI】ショッピング = 宝探し のオリーズ・バーゲン・アウトレット。
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ダラー・ゼネラルという、簡単に言えば100均企業の紹介記事になります。
やはり海外でも安さは、正義なのでしょうか。
100均、ディスカウントショップは不景気であるほど需要が高まるのが一般的だと思いますが、同社においては2016~2017年は停滞しており、景気が大きく回復し始めた2018年より大きく業績を伸ばしています。
ダラー・ゼネラル(DG)
1936年テネシー州スコッツビルで家族経営にて卸売りの食料品店を創業し、店舗を拡大しつつ1955年に同社名変更、1968年にニューヨーク証券取引所へ上場します。
1997年頃には6000店舗を超える規模となるまでに拡大し、バージニア州に最初の配送センターを設立し、2003年食品市場へ参入していきます。
2014年にダラー・ツリーの競争入札に参加するも拒否されて、断念するものの2017年には1日4店舗のペースという驚異のスピードで出店しており、依然として店舗拡大のスピードは衰えていません。
プライベートブランドのDGフレッシュ。低価格商品に並び、やや高価であっても人気商品として定着しつつある。
S&P評価はBBB、連続配当は4年です。
2019年はQ1決算こそコンセンサスEPSを下回ったものの、後に大きく回復を見せ60ドル近く上昇した。
実は2010~2011年頃には、バフェット銘柄だったそうで、メイシーズ、トイザらスといったリアルの店舗の小売りに対してネットに支配される見通しで撤退したそうです。
しかし同社も実店舗による売り上げを軒並み上げており、メイシーズも店舗の不動産価値が高いことから、徐々に株価を盛り返し来つつあります。
配当について
配当を見てみましょう。年間配当は1.28ドルで0.81%、配当性向は17.25%です。
株価の成長のわりに、いま一つといったところでしょうか。
配当性向も、業界の中でもかなり低い数字と言えます。
100,000m2を越える巨大配送センターにより、ファストトラックを徹底意識し、短納期、高品質、低価格を実現する。
成長性
それでは、いつものやつですね。EPSは6.38とかなり、好調な成績となっており、非常に高い期待を寄せられているようです。
粗利益30%を超える小売りは非常に少なくホーム・デポ、CVSヘルス、ロウズなどに限られます。
その中でもさらに、5%を超える営業利益と純利益を出せているのはホーム・デポだけです。
この高収益化を実現するのが、生鮮及び社内流通網の構築、棚卸プロセスの合理化を目標とした自社専用の巨大配送センターであり、特に物流に対して大きな投資をしています。
一般消費に加え、DGフレッシュというプライベートブランドの生鮮食品を充実させており、利益率を大きく伸ばすことに成功しています。
加えて出店地域の75%は人口約2万人程度、車で5分程度のやや郊外で、ターゲットやクローガーなどの多店舗がない地域にエリアに絞ることで競合を避け、一人当たりの客単価を大きく伸ばし、プライベートブランドの浸透を確実に図っています。
自社アプリによるセルフレジ可能となるスキャン&ゴーの「DG Go」のテストを開始し、現在では250店舗導入。今後は、オンライン購入、店舗受け取りを実現できるようになる模様。
DG Go App。アプリで注文し、店舗で受け取る。対応店舗数、配達オプションも充実していく予定。
まとめ
競合にはダラー・ツリー、ファイブ・ビロウ、フレッズがあり激戦区ともいえるセクターです。
その中でもダントツで店舗数を拡大している理由は、緻密なマーチャンダイジングに裏打ちされた戦略があるからに違いありません。
自社株買いについては、小売りセクターにおいてもターゲット、ウォルマートに次ぐポジションに位置しており、積極的に実施。
2020年は1000店舗、1500の店舗改築、80の店舗移転を目標に掲げており、営業利益予想を上方修正し、調整後1株当たりの利益予想も引き上げる予定としています。
その中でもダントツで店舗数を拡大している理由は、緻密なマーチャンダイジングに裏打ちされた戦略があるからに違いありません。
自社株買いについては、小売りセクターにおいてもターゲット、ウォルマートに次ぐポジションに位置しており、積極的に実施。
2020年は1000店舗、1500の店舗改築、80の店舗移転を目標に掲げており、営業利益予想を上方修正し、調整後1株当たりの利益予想も引き上げる予定としています。
ディスカウントストアは低所得者層向けと思われがちですが、中流階級の取り込みが売り上げの60%を
占めるなど広い客層獲得に成功しており、今後も期待ができそうです。
【TGT】ウォルマートと並ぶ巨大スーパーメジャー。
【WBA】大手ドラッグストアの1社である、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス。
【HD】小売りにおいて圧倒的な利益率を誇る、ホーム・デポ。
【OLLI】ショッピング = 宝探し のオリーズ・バーゲン・アウトレット。
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