こんにちわ。
あまり聞きなれないかと思いますが、J&J スナックフーズという企業の紹介記事になります。
セクターは生活必需品、食品になります。
ちょうど記事にした日に限って、19.71ドル(10.67%)の大幅下落となりましたが、デスブログではありません。
1974年には売上100万ドルを達成し、工場拡張、プレッツェルの製造機械化をしながら売り上げを伸ばしていきます。
1986年、売上1500万ドルにも達しNASDAQへ上場、ICEE、ウエスタンシロップ、アメリカン・スナック・フーズ、トロッター・ソフト・プレッツェルなど相次ぐ買収により、事業規模を拡大していきます。
ブリトー、プレッツェル、チュロス、フルーツパイといった全体的にニッチで、カロリー高めな食品メーカーであり、清涼飲料水ではミニッツメイドがおなじみですね。
ICEE(アイシー)、luigi's real italian ice等のアイス、デザート類も併せて25ブランドにも及ぶ豊富な主力製品を持つ企業です。
いずれもユニークな商品であるために、ド直球でセグメントを奪い合うこともなく、しっかりと守備範囲を広げつつ、成長余地の高いスナックで売り上げを伸ばしています。
現在では食品、飲料、小売りスーパーの3事業部構成となっています。
連続配当は15年です。
ベータ値は0.32と非常に安定していると言えます・・・が!
昨年2019年は、2Qの結果もよく50ドル近い上昇となりました。
2019年12月末の売上高は4%減少、純利益も1750万ドルから1710万ドルの減収となり大幅下落となる要因となりました。
年間配当は2.30ドルで配当率は1.23%、配当性向は44.17%と堅調な数字だと思います。
なお、50%の配当性向を超える食品メーカーはケロッグ、ペプシコ、ホーメルフーズなどが該当します。
全体としては、110.29%の増配率を誇り食品メーカーとしての2桁は珍しく、直近の3年間においては、112.13%と大型増配の傾向が強くなっていることが伺えます。
成長性
それでは、いつものやつですね。
EPSは4.95と良好な数字をキープし、コンセンサスEPSも順調に上回りさらなる成長が期待されています。
コンセンサスEPSでQ3、Q4と2期連続下回った直近の決算を受けて、EPSは0.05ポイントほど下がる見通し。
しばらくは株価含めて、大きな下落となりそうです。
売り上げは順調に伸びているものの、その成長に伴う営業利益率が得られていないのが残念。
純利益はしっかり伸ばせており、財務面は良好なだけに惜しい気がしますね。
米国市場は、ほぼ見かけることがない無借金経営。
流動比率4は、どう考えても持ちすぎだと感じましたが、過去のスナックブランドはすべて買収による獲得であることを考えるとうなずけます。
また買収においては一貫して、製造、販売、配布するまでの独占的権利を得るスタイルを続けており、のれん代という足かせが、ほぼ皆無となっています。
この財務状況は、なんとも心強いですね。
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あまり聞きなれないかと思いますが、J&J スナックフーズという企業の紹介記事になります。
セクターは生活必需品、食品になります。
ちょうど記事にした日に限って、19.71ドル(10.67%)の大幅下落となりましたが、デスブログではありません。
J&J スナックフーズ(JJSF)
1971年にCEOのジェラルド・B・シュライバーがJ&Jソフトプレッツェルを買収したことから始まり、清涼飲料水、アイス、焼き菓子と手広くマーケットを広げている企業です。1974年には売上100万ドルを達成し、工場拡張、プレッツェルの製造機械化をしながら売り上げを伸ばしていきます。
1986年、売上1500万ドルにも達しNASDAQへ上場、ICEE、ウエスタンシロップ、アメリカン・スナック・フーズ、トロッター・ソフト・プレッツェルなど相次ぐ買収により、事業規模を拡大していきます。
ブリトー、プレッツェル、チュロス、フルーツパイといった全体的にニッチで、カロリー高めな食品メーカーであり、清涼飲料水ではミニッツメイドがおなじみですね。
ICEE(アイシー)、luigi's real italian ice等のアイス、デザート類も併せて25ブランドにも及ぶ豊富な主力製品を持つ企業です。
いずれもユニークな商品であるために、ド直球でセグメントを奪い合うこともなく、しっかりと守備範囲を広げつつ、成長余地の高いスナックで売り上げを伸ばしています。
現在では食品、飲料、小売りスーパーの3事業部構成となっています。
連続配当は15年です。
ベータ値は0.32と非常に安定していると言えます・・・が!
昨年2019年は、2Qの結果もよく50ドル近い上昇となりました。
2019年12月末の売上高は4%減少、純利益も1750万ドルから1710万ドルの減収となり大幅下落となる要因となりました。
配当について
連続配当の内訳を見ていきましょう。年間配当は2.30ドルで配当率は1.23%、配当性向は44.17%と堅調な数字だと思います。
なお、50%の配当性向を超える食品メーカーはケロッグ、ペプシコ、ホーメルフーズなどが該当します。
全体としては、110.29%の増配率を誇り食品メーカーとしての2桁は珍しく、直近の3年間においては、112.13%と大型増配の傾向が強くなっていることが伺えます。
成長性
それでは、いつものやつですね。EPSは4.95と良好な数字をキープし、コンセンサスEPSも順調に上回りさらなる成長が期待されています。
コンセンサスEPSでQ3、Q4と2期連続下回った直近の決算を受けて、EPSは0.05ポイントほど下がる見通し。
しばらくは株価含めて、大きな下落となりそうです。
売り上げは順調に伸びているものの、その成長に伴う営業利益率が得られていないのが残念。
純利益はしっかり伸ばせており、財務面は良好なだけに惜しい気がしますね。
米国市場は、ほぼ見かけることがない無借金経営。
流動比率4は、どう考えても持ちすぎだと感じましたが、過去のスナックブランドはすべて買収による獲得であることを考えるとうなずけます。
また買収においては一貫して、製造、販売、配布するまでの独占的権利を得るスタイルを続けており、のれん代という足かせが、ほぼ皆無となっています。
この財務状況は、なんとも心強いですね。
まとめ
アナリストでもBUYからHOLDで移行した程度であり、決算の内容が致命的もしくは、屋台骨が揺らぐほどの内容ではないかな、と考えています。
今までの45年連続売上上昇が記録的だっただけに悲観する反応が大きかった事と、新型肺炎からの回復タイミングにおいて悪材料が出ている銘柄は、激しい売りとなっていることが起因しています。
今までの45年連続売上上昇が記録的だっただけに悲観する反応が大きかった事と、新型肺炎からの回復タイミングにおいて悪材料が出ている銘柄は、激しい売りとなっていることが起因しています。
【PFE】ファイザーは-2.02ドル(5.03%)、【MMM】3Mは-10.05ドル(5.72%)と続いています。
以前より狙っていた銘柄であれば、この暴落は逆にチャンスと成り得ますので、次のQ1までにどれくらい回復できるか、に期待したいと思います。
【MKC】調味料の世界王者、マコーミック
【HRL】配当王ホーメルフーズ
【PEP】スナックの王者となりつつあるペプシコ
【GIS] ハーゲンダッツでおなじみのゼネラル・ミルズ
【ケロッグ】M-1王者とのコラボも好評で株価も70ドルを超えたケロッグ
以前より狙っていた銘柄であれば、この暴落は逆にチャンスと成り得ますので、次のQ1までにどれくらい回復できるか、に期待したいと思います。
【MKC】調味料の世界王者、マコーミック
【HRL】配当王ホーメルフーズ
【PEP】スナックの王者となりつつあるペプシコ
【GIS] ハーゲンダッツでおなじみのゼネラル・ミルズ
【ケロッグ】M-1王者とのコラボも好評で株価も70ドルを超えたケロッグ
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