こんにちわ。
米国株にはお馴染みのペプシコの決算報告記事です。
僅かながらコンセンサスEPS予想を上回り、一株当たり予想利益1.44ドルから1.45ドルを実現しました。
発表の内容を受けて株価は2ドル近く上昇し、145ドル以降の新高値を更新続けています。
実に2020に入ってから、10ドル以上も株価は上昇した。
第4四半期に3%の売上成長を記録し、営業利益は3%増加、販売量は2%増加しました。
地域差はあるもの営業利益減となるセクターも多く全体としては、まちまちの数字ながらもスナックは依然として大きく成長を見せている点、リストラによる運用コスト減、ヨーロッパにおけるソーダストリーム社の買収がマッチし売上15%増、営業利益28%増となる結果を残しました。
ドリトスとフリトレーは依然としてペプシコのドル箱ブランドとして躍進。
注意すべき点としては同社のレガシーな飲料ブランドに関しては、前年通り減少が続いている点ですが、スナックの高い成長率と期待があるだけに深刻な内容までには至っていません。
また2019年より広告の対象をTVからネットへ大きく変更しており、マーケティングおよび広告費に大きく費用を投じ、営業利益を21%圧迫する形となりました。
やや遅い気もしますが、この施策に対しては個人的に好感を持っており、2020年も前年度以上の投資金額を注ぐことになるだろう、と考えています。
1回の配当に置き換えると、0.9550ドルから1.0225と大型増配となり、配当率は2.8%まで上昇する形となります。
これでペプシコは48年目の増配企業となり、配当王入りも目の前に見えてきました。
ありがたいことにペプシコの株価インフレは継続しており、以前までの3%台をキープする程度の増配を期待していましたが、今回の決算内容を見る限り妥当とも言えるかと思います。
管理人もスナック製品が最も稼ぐ部署となることを想定していたのですが、その反面飲料の落ち込みが、予想以上激しかったのは想定外でした。
そのため、正直なところ株価の上昇に見合うほど大きく会社の数字が伸びているわけでもない、という気がしており割高感がある現在の株価で、買い増しするほど楽観的ではない印象です。
エナジー系ドリンクが世界中で大流行となる中、目ぼしい対抗商品もなく売り上げ減となっているのは悪手かな、と疑問視していたのですが、マーケティングに注力した結果ということであれば判断を支持しようかと思います。
結果、ペプシコに関しては引き続きホールドで問題ないと考えています。
以下は余談なのですが、こちらをご覧ください。
8月~9月の下落調整を挟み、年末にもみ合いに入った後、2020年から10ドル近く上昇。
キンバリー・クラークの株価チャートなのですが、驚くほどペプシコのチャートと類似点があるように思えるのです。
2社間において全く因果関係が特定できないのですが、稀にこういう「いとこ株」現象というものがあるようで個人的にはこの2社がそうなのかな、と感じています。
いずれも2018年に購入して以来、含み益の金額もほぼ一緒となっています。
ま、オチはないんですけどね。
【KMB】リストラが功を奏し、営業利益を持ち直したキンバリー・クラーク。
【PEP】ペプシコの企業紹介ページです。
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米国株にはお馴染みのペプシコの決算報告記事です。
2019年4Q決算
決算は良好といえる内容で4Qの売り上げは、4.3%増となり年間の売上成長も4%を達成しました。僅かながらコンセンサスEPS予想を上回り、一株当たり予想利益1.44ドルから1.45ドルを実現しました。
発表の内容を受けて株価は2ドル近く上昇し、145ドル以降の新高値を更新続けています。
実に2020に入ってから、10ドル以上も株価は上昇した。
第4四半期に3%の売上成長を記録し、営業利益は3%増加、販売量は2%増加しました。
地域差はあるもの営業利益減となるセクターも多く全体としては、まちまちの数字ながらもスナックは依然として大きく成長を見せている点、リストラによる運用コスト減、ヨーロッパにおけるソーダストリーム社の買収がマッチし売上15%増、営業利益28%増となる結果を残しました。
ドリトスとフリトレーは依然としてペプシコのドル箱ブランドとして躍進。
注意すべき点としては同社のレガシーな飲料ブランドに関しては、前年通り減少が続いている点ですが、スナックの高い成長率と期待があるだけに深刻な内容までには至っていません。
また2019年より広告の対象をTVからネットへ大きく変更しており、マーケティングおよび広告費に大きく費用を投じ、営業利益を21%圧迫する形となりました。
やや遅い気もしますが、この施策に対しては個人的に好感を持っており、2020年も前年度以上の投資金額を注ぐことになるだろう、と考えています。
増配について
現在1株あたり年間3.82ドルの2.62%から、7%増となる1株当たり4.09ドルにすると発表しました。
1回の配当に置き換えると、0.9550ドルから1.0225と大型増配となり、配当率は2.8%まで上昇する形となります。
これでペプシコは48年目の増配企業となり、配当王入りも目の前に見えてきました。
ありがたいことにペプシコの株価インフレは継続しており、以前までの3%台をキープする程度の増配を期待していましたが、今回の決算内容を見る限り妥当とも言えるかと思います。
まとめ
2020年も55億ドルの配当、20億ドルの自社株買いを行い株主還元を行うこと発表しており、順調に推移してくれるであろうことは期待できそうです。
そのため、正直なところ株価の上昇に見合うほど大きく会社の数字が伸びているわけでもない、という気がしており割高感がある現在の株価で、買い増しするほど楽観的ではない印象です。
エナジー系ドリンクが世界中で大流行となる中、目ぼしい対抗商品もなく売り上げ減となっているのは悪手かな、と疑問視していたのですが、マーケティングに注力した結果ということであれば判断を支持しようかと思います。
マーケティングを制する者が、市場を制する、と考えている理由です。
結果、ペプシコに関しては引き続きホールドで問題ないと考えています。
以下は余談なのですが、こちらをご覧ください。
8月~9月の下落調整を挟み、年末にもみ合いに入った後、2020年から10ドル近く上昇。
キンバリー・クラークの株価チャートなのですが、驚くほどペプシコのチャートと類似点があるように思えるのです。
2社間において全く因果関係が特定できないのですが、稀にこういう「いとこ株」現象というものがあるようで個人的にはこの2社がそうなのかな、と感じています。
いずれも2018年に購入して以来、含み益の金額もほぼ一緒となっています。
ま、オチはないんですけどね。
【KMB】リストラが功を奏し、営業利益を持ち直したキンバリー・クラーク。
【PEP】ペプシコの企業紹介ページです。
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