こんにちわ。
投資以外でもご存じの方も多い、ロッキード・マーティンという軍需企業の紹介記事です。
米国株で面白いのところの1つが、世界有数の軍事産業がゴロゴロあって気軽に投資できるってところです。

先進技術設計チーム「スカンクワークス」によるF-35ステルス戦闘機。
日本ではロッキード事件によるイメージも強いが、日本国内における自衛隊の軍備にも多数採用されていることでも有名で、THAADのミサイルランチャーなども製造しています。
パトリオット、トライデント等のミサイルは、現在ではレイセオン社の扱いとなっています。
1981年に民間航空機事業からは完全に撤退しています。
S&P評価はA-、連続配当は17年です。

2019年の株価ベータは0.93。
株価は約10年で3倍以上にまで上昇しました。
2015年にユナイテッド・テクノロジーズよりシコルスキー・エアクラフトを買収したものの、期待以上の相乗効果は得られなかった模様。
トランプ政権化において軍事費を増加している影響で、同社の売り上げが世界一位に返り咲く結果となりました。
余談ですが、日本の防衛費は世界9位となっているそうです。
年間配当は9.6ドルで配当率は2.19%、配当性向は39.56%となっています。
EPSは驚異の21.95と初めて見る数字です。
平均的な増配率は110.34%と非常に頼もしい数字となっています。

AC-130
成長性
それでは、いつものやつですね。
軍需企業ってこんな感じなんですかね。
やはり開発、設計費が莫大であることから新規1台当たりの利益率はさして高くない、という点が意外でした。

航空部門が売上の首位を占めており、F35、F-16といったステルス戦闘機は各国の採用率も圧倒的に高く、売れ続けています。
またメンテ費用でランニングも獲得できるストックビジネスであることも判明。
そのため、驚くほど売り上げに対するキャッシュフロー比率は良好と言えます。

売上が頭打ち、徐々に減少となった2009年以降はオバマ大統領時期の軍縮、国防費の削減が進んだ時期と重なります。

2019年における売り上げも堅調に推移しており、Q1~Q4におけるコンセンサスEPSはすべて上回る結果となりました。
特に直近の第4四半期の売上高は、2018年の第4四半期を10%上回り、成長比率11%と非常に良い結果となりました。
年間の内訳としてミサイル部門ではPAC-3が主力となり前年比20%増、航空機ではF-35を中心に12%上回る売り上げ成長を見せ、結果として2019年だけで150ドル近く上昇する大復活を果たしており、依然として力強い上昇を刻んでいます。

過去5年内におけるS&P500との対比でも倍近いパフォーマンスを見せる。
アナリストによるとホールド気配がやや強いもの、売りが1票もないという強い支持が見て取れます。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、軍事費用2位にロシアを抜いて中国が上がってきたそうで、対中国政策を強めるトランプ氏が大統領に在任する間は、米国軍需企業は伸び続ける、ということになります。
民主党の候補者ではサンダーズ上院議員が支持を伸ばしているとのことで、安心してスーパーチューズデーを迎えられそうです。

なぜなら、サンダース議員はポピュリストで富裕層批判を多用する社会主義よりの思想が強く、学生ローン免除や、富裕層に新たな税金を課す政策を打ち出しており、トランプ氏とは真逆の貧乏人救済案で庶民派を訴えつつ支持を得ているからに過ぎません。
米国株市場最高値を更新し続けている実績があるトランプ氏を支持して、投資したほうが金持ちになれる可能性が高いから、上述の一騎打ちとなるのであれば2020年も米国株に安心して投資できそうです。
軍需企業は、少しずつ記事を増やしていきたいと思います。
【GD】ゼネラル・ダイナミクスの紹介記事です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
最近ようやく、デイリー150~200PVへとさらに増加してきました!
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投資以外でもご存じの方も多い、ロッキード・マーティンという軍需企業の紹介記事です。
米国株で面白いのところの1つが、世界有数の軍事産業がゴロゴロあって気軽に投資できるってところです。
ロッキード・マーティン(LMT)
ロッキード社として1912年に設立され、民間航空機等を製造、販売を続けており、第二次世界大戦を機に戦闘機を大量受注し、現在では政府軍事向けの売上高は全体の約80%を占めています。
1995年にロッキード社とマーティン社が合併し、現社名へと変更されました。
過去何度も軍需部門の売上高ランキング世界一位を取得しており、トップ企業をひた走っている企業でもあります。
2018年の売上高は473億ドル(約5兆円)で、世界の大手軍事企業100社の総売上高の11%に当たります。
戦闘機のF-16ファイティングファルコン、F-35ライトニング2、F-22ラプターといった、第5世代ジェット戦闘機と呼ばれる最新鋭のステルス型戦闘機を製造する。
1995年にロッキード社とマーティン社が合併し、現社名へと変更されました。
過去何度も軍需部門の売上高ランキング世界一位を取得しており、トップ企業をひた走っている企業でもあります。
2018年の売上高は473億ドル(約5兆円)で、世界の大手軍事企業100社の総売上高の11%に当たります。
戦闘機のF-16ファイティングファルコン、F-35ライトニング2、F-22ラプターといった、第5世代ジェット戦闘機と呼ばれる最新鋭のステルス型戦闘機を製造する。

先進技術設計チーム「スカンクワークス」によるF-35ステルス戦闘機。
日本ではロッキード事件によるイメージも強いが、日本国内における自衛隊の軍備にも多数採用されていることでも有名で、THAADのミサイルランチャーなども製造しています。
パトリオット、トライデント等のミサイルは、現在ではレイセオン社の扱いとなっています。
1981年に民間航空機事業からは完全に撤退しています。
S&P評価はA-、連続配当は17年です。

2019年の株価ベータは0.93。
株価は約10年で3倍以上にまで上昇しました。
2015年にユナイテッド・テクノロジーズよりシコルスキー・エアクラフトを買収したものの、期待以上の相乗効果は得られなかった模様。
トランプ政権化において軍事費を増加している影響で、同社の売り上げが世界一位に返り咲く結果となりました。
余談ですが、日本の防衛費は世界9位となっているそうです。
配当について
連続配当の内訳を見ていきましょう。年間配当は9.6ドルで配当率は2.19%、配当性向は39.56%となっています。
EPSは驚異の21.95と初めて見る数字です。
平均的な増配率は110.34%と非常に頼もしい数字となっています。

AC-130
成長性
それでは、いつものやつですね。軍需企業ってこんな感じなんですかね。
やはり開発、設計費が莫大であることから新規1台当たりの利益率はさして高くない、という点が意外でした。

航空部門が売上の首位を占めており、F35、F-16といったステルス戦闘機は各国の採用率も圧倒的に高く、売れ続けています。
またメンテ費用でランニングも獲得できるストックビジネスであることも判明。
そのため、驚くほど売り上げに対するキャッシュフロー比率は良好と言えます。

売上が頭打ち、徐々に減少となった2009年以降はオバマ大統領時期の軍縮、国防費の削減が進んだ時期と重なります。

2019年における売り上げも堅調に推移しており、Q1~Q4におけるコンセンサスEPSはすべて上回る結果となりました。
特に直近の第4四半期の売上高は、2018年の第4四半期を10%上回り、成長比率11%と非常に良い結果となりました。
年間の内訳としてミサイル部門ではPAC-3が主力となり前年比20%増、航空機ではF-35を中心に12%上回る売り上げ成長を見せ、結果として2019年だけで150ドル近く上昇する大復活を果たしており、依然として力強い上昇を刻んでいます。

過去5年内におけるS&P500との対比でも倍近いパフォーマンスを見せる。
まとめ
ボーイング、レイセオン、ノースロップ・グラマン、ゼネラル・ダイナミクス、ユナイテッドテクノロジーズ、L-3コミュニケーションズなどがありますが、それぞれに得意分野、主力製品が異なるため、パイの取り合いにならず棲み分けできています。
アナリストによるとホールド気配がやや強いもの、売りが1票もないという強い支持が見て取れます。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、軍事費用2位にロシアを抜いて中国が上がってきたそうで、対中国政策を強めるトランプ氏が大統領に在任する間は、米国軍需企業は伸び続ける、ということになります。
民主党の候補者ではサンダーズ上院議員が支持を伸ばしているとのことで、安心してスーパーチューズデーを迎えられそうです。

なぜなら、サンダース議員はポピュリストで富裕層批判を多用する社会主義よりの思想が強く、学生ローン免除や、富裕層に新たな税金を課す政策を打ち出しており、トランプ氏とは真逆の貧乏人救済案で庶民派を訴えつつ支持を得ているからに過ぎません。
米国株市場最高値を更新し続けている実績があるトランプ氏を支持して、投資したほうが金持ちになれる可能性が高いから、上述の一騎打ちとなるのであれば2020年も米国株に安心して投資できそうです。
軍需企業は、少しずつ記事を増やしていきたいと思います。
【GD】ゼネラル・ダイナミクスの紹介記事です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
最近ようやく、デイリー150~200PVへとさらに増加してきました!
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