こんにちわ。
フットロッカーという、日本でいうAMCマートのようなスニーカー販売に特化した企業の紹介記事です。
スニーカーのみにとどまらず、スポーツ用品全般を販売しています。
キッズ、レディ、ランナーズなど多くのブランドで展開しており、子会社にはチャンプスポーツ、フットアクションなどのブランドを世界中に展開し、スニーカー文化を浸透、定着させているアパレル企業です。
北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドの27か国に約3,130の小売店があり、ウェブサイトやモバイルアプリを揃え、本社はニューヨークに構えています。
NIKEのエアジョーダンシリーズに火をつけたことでも有名で、古くからレアスニーカー市場を牽引してきた企業であり、アディダスやニューバランスといった人気スニーカーも豊富な在庫数を誇ります。
市場価格よりも安く、限定品、カラー、コラボモデル、未発売商品を多数取り扱っているため、若者を中心に熱心なファンが多く、ハワイのアラモアナセンター内の店舗は日本人観光客においても人気のスポットとなっているようです。
S&P評価はBB+、連続配当は9年です。
2016年頃より競合の増加により、収益低下等に伴い大きく株価は下落。株価ベータは0.91。
一時期の高騰からの下落で、伸び悩みとなっていました。
2019年にも70ドルに戻せるか、といったところで激しい下落と相次ぐ形となりました。
2020年2月に、0.40ドルに配当を引き上げ、年間配当は1.60ドルで配当4.06%とアパレル業界にしては非常に高い数字です。
配当性向は32.21%、増配率も113.33%と強気の2桁増配を繰り返しており、この9年間の間で配当は2倍以上になっています。
成長性
それでは、いつものやつですね。
EPSは4.62とROAは9.27%、まずまずといった数字と言えるでしょう。
予想通り、営業利益、純利益はかなり低めとなっています。
株価の乱調ですが、キャッシュフローは決して悪くなく、しっかりフリーキャッシュを確保できる体質となっています。
キャッシュフローの改善はみられるものの、肝心の売上は直近2年近くは停滞となっています。
2016年あたりの高騰から落ち着き現在のPERは、9~10%で推移し、PEGレシオも1.2であることから現在の株価はそれなりに妥当と言えそうです。
キャッシュは多く保持しており、同業他社であるGOATへのへ220億円といった出資をはじめ、アパレル企業にも多額の出資を行っています。
スニーカーはニッチな市場ではあるものの人気や価格も高騰しやすく、小売りが利ザヤを得るには、消費者にメリットのある「売り方」を提示できるか、にかかっていると思います。
近日実装予定のFLXというサービスにより、購入金額に応じてポイント還元制度を充実していく。
ブランドに依存した商品が主力のため、製造元の意向次第で売り方を変えていく必要があるものの、独占的な市場や販売網を確保しているわけではないため、一定の不安定要素があることは確かです。
同社はショッピング体験をセールスポイントにしているものの、ECサイトやモバイルアプリとのすみわけも不十分な点と、欧州での閉店数も目立つことから、まだ戦略的課題は多いように見受けられました。
店舗自体がカルチャー的なポジションであることから、一定の売り上げ水準は期待できるものの、企業の永続性という点においては、疑問が残り今後に期待したいところです。
まとめ
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
最近ようやく、デイリー150~200PVへとさらに増加してきました!
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フットロッカーという、日本でいうAMCマートのようなスニーカー販売に特化した企業の紹介記事です。
スニーカーのみにとどまらず、スポーツ用品全般を販売しています。
フットロッカー(FL)
キッズ、レディ、ランナーズなど多くのブランドで展開しており、子会社にはチャンプスポーツ、フットアクションなどのブランドを世界中に展開し、スニーカー文化を浸透、定着させているアパレル企業です。
北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドの27か国に約3,130の小売店があり、ウェブサイトやモバイルアプリを揃え、本社はニューヨークに構えています。
NIKEのエアジョーダンシリーズに火をつけたことでも有名で、古くからレアスニーカー市場を牽引してきた企業であり、アディダスやニューバランスといった人気スニーカーも豊富な在庫数を誇ります。
市場価格よりも安く、限定品、カラー、コラボモデル、未発売商品を多数取り扱っているため、若者を中心に熱心なファンが多く、ハワイのアラモアナセンター内の店舗は日本人観光客においても人気のスポットとなっているようです。
S&P評価はBB+、連続配当は9年です。
2016年頃より競合の増加により、収益低下等に伴い大きく株価は下落。株価ベータは0.91。
一時期の高騰からの下落で、伸び悩みとなっていました。
2019年にも70ドルに戻せるか、といったところで激しい下落と相次ぐ形となりました。
配当について
配当を見てみましょう。2020年2月に、0.40ドルに配当を引き上げ、年間配当は1.60ドルで配当4.06%とアパレル業界にしては非常に高い数字です。
配当性向は32.21%、増配率も113.33%と強気の2桁増配を繰り返しており、この9年間の間で配当は2倍以上になっています。
成長性
それでは、いつものやつですね。EPSは4.62とROAは9.27%、まずまずといった数字と言えるでしょう。
予想通り、営業利益、純利益はかなり低めとなっています。
株価の乱調ですが、キャッシュフローは決して悪くなく、しっかりフリーキャッシュを確保できる体質となっています。
キャッシュフローの改善はみられるものの、肝心の売上は直近2年近くは停滞となっています。
2016年あたりの高騰から落ち着き現在のPERは、9~10%で推移し、PEGレシオも1.2であることから現在の株価はそれなりに妥当と言えそうです。
キャッシュは多く保持しており、同業他社であるGOATへのへ220億円といった出資をはじめ、アパレル企業にも多額の出資を行っています。
スニーカーはニッチな市場ではあるものの人気や価格も高騰しやすく、小売りが利ザヤを得るには、消費者にメリットのある「売り方」を提示できるか、にかかっていると思います。
実に同社商品の7割を占めるNIKEはAmazonから撤退を表明し、自社ECサイトに切り替え始めていることを見ると、まだこの問題は解決されていないようにも考えられます。
ブランドに依存した商品が主力のため、製造元の意向次第で売り方を変えていく必要があるものの、独占的な市場や販売網を確保しているわけではないため、一定の不安定要素があることは確かです。
同社はショッピング体験をセールスポイントにしているものの、ECサイトやモバイルアプリとのすみわけも不十分な点と、欧州での閉店数も目立つことから、まだ戦略的課題は多いように見受けられました。
店舗自体がカルチャー的なポジションであることから、一定の売り上げ水準は期待できるものの、企業の永続性という点においては、疑問が残り今後に期待したいところです。
まとめ
2015年より競合であるストックXが勢力を拡大しており、直近でも118億ドル近くの資金を調達し、ユニコーン企業として注目を集めています。
最近ようやく、デイリー150~200PVへとさらに増加してきました!
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