こんにちわ。
米国のゼネラル・ダイナミクスという軍需企業の紹介記事です。
多くの超大型重機系車両を得意とすることから、重機系コングロマリットとも呼ばれています。
カテゴリ的に軍需産業にしていますが、セクター的には資本材となるそうです。
S&P評価はA、連続配当は28年です。

株価ベータは1.15で、2019年の平均株価は180ドルとなり、徐々に減少傾向にあります。
軍用機器ということもあり、売上の80%近くは米国となっています。
年間配当は4.40ドルで配当率は2.70%、配当性向は34.72%となっています。
増配率は110.17%と非常に頼もしい数字となっています。
ロッキード・マーティン社と比較すると株価には差はありますが、配当内容はかなり近い値となっていますね。
なお、ロッキード・マーティン社の年間配当は9.6ドルで配当率は2.19%、配当性向は39.56%、上昇率は110.34となっていることから、同社を意識した値にしている気がしますね。

F-16戦闘機、通称「ファイティング・ファルコン」。現ロッキード・マーティン社の商品となっている。
成長性
それでは、いつものやつですね。
EPSは3年連続で増加傾向にあり、昨年度の11.18から11.98へと微増となっています。
財務的な数字もロッキード・マーティンと近いものがあり、営業利益、純利益などは例年大きく変動はなく、10~13%あたりで落ち着いています。
いずれも、米国の防衛費に依存する受注もあるので、この数値が安定値といえるのかもしれません。

営業CFがやや安定力に欠ける形となっています。
フリーCFは下がるものの、純利益は増となる、やや歪なフローですが各比率ともに決して悪くはないです。

売上的、株価ともに2018年より若干減少となっていましたが、2019年の決算は総じて好調だったと言えます。
航空宇宙が売り上げ増25.7%、軍用車両が13.1%となるものの、情報機器および分析機関が6.6%減とやや足を引っ張る形となっています。

2019年コンセンサスEPSは、平均0.07ポイント以上上回る結果で株価も回復の兆しが見えたタイミングで、敢え無くコロナウイルスの影響に巻き込まれてしまい、下落となってしまいました。

最も美しいプライベートジェットのガルフストリーム。一度は乗ってみたい。

最強と言われるM1エイブラムス戦車。
現世界6位の軍需産業企業として、底堅さは十分にあると思います。
加えて自社株買いは13%とまずまずの数字であり、安定した増配も見込める銘柄であることは間違いないでしょう。
2019年は特に艦船および航空宇宙事業が順調であり、同社の得意とする分野での売り上げが大きく伸びていることから2020年にはしっかり株価が戻ることを期待できそうです。
※コロナウイルスの影響を除き・・・
軍需企業は、少しずつ記事を増やしていきたいと思います。
【LMT】ロッキード・マーティンの企業紹介記事です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
最近ようやく、デイリー150~200PVへとさらに増加してきました!
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米国のゼネラル・ダイナミクスという軍需企業の紹介記事です。
多くの超大型重機系車両を得意とすることから、重機系コングロマリットとも呼ばれています。
カテゴリ的に軍需産業にしていますが、セクター的には資本材となるそうです。
ゼネラル・ダイナミクス(GD)
前身であるエレクトリック・ボードから1952年に同社名に変更した、世界有数の防衛宇宙複合企業です。
原子力潜水艦ノーチラスを製造したことで有名で、バージニア級原子力潜水艦などを得意としています。

1952年から1990年代まで、同社は戦車、ロケット、ミサイル、潜水艦、軍艦、戦闘機、および電子機器とあらゆる機器、事業を軍事サービスとして提供しましたが、部門の売却等により先鋭化した企業へと変わっていきます。
現在の事業形態は4つに分かれており、エイブラムス等の戦車車両を製造する軍用車両、ガルフストリーム・エアロスペースや小型ジェットを製造する航空宇宙、海軍用船、ルーセントやモトローラ等から買収した情報機器部門と情報分析があります。
以前に保有していた軍用の航空機器は、ロッキード・マーティンへ売却しており、米国の軍事企業はいずれも派生、親子関係にあたる企業も多く、歴史を辿るだけでも面白いですね。

1952年から1990年代まで、同社は戦車、ロケット、ミサイル、潜水艦、軍艦、戦闘機、および電子機器とあらゆる機器、事業を軍事サービスとして提供しましたが、部門の売却等により先鋭化した企業へと変わっていきます。
現在の事業形態は4つに分かれており、エイブラムス等の戦車車両を製造する軍用車両、ガルフストリーム・エアロスペースや小型ジェットを製造する航空宇宙、海軍用船、ルーセントやモトローラ等から買収した情報機器部門と情報分析があります。
以前に保有していた軍用の航空機器は、ロッキード・マーティンへ売却しており、米国の軍事企業はいずれも派生、親子関係にあたる企業も多く、歴史を辿るだけでも面白いですね。
S&P評価はA、連続配当は28年です。

株価ベータは1.15で、2019年の平均株価は180ドルとなり、徐々に減少傾向にあります。
軍用機器ということもあり、売上の80%近くは米国となっています。
配当について
連続配当の内訳を見ていきましょう。年間配当は4.40ドルで配当率は2.70%、配当性向は34.72%となっています。
増配率は110.17%と非常に頼もしい数字となっています。
ロッキード・マーティン社と比較すると株価には差はありますが、配当内容はかなり近い値となっていますね。
なお、ロッキード・マーティン社の年間配当は9.6ドルで配当率は2.19%、配当性向は39.56%、上昇率は110.34となっていることから、同社を意識した値にしている気がしますね。

F-16戦闘機、通称「ファイティング・ファルコン」。現ロッキード・マーティン社の商品となっている。
成長性
それでは、いつものやつですね。EPSは3年連続で増加傾向にあり、昨年度の11.18から11.98へと微増となっています。
財務的な数字もロッキード・マーティンと近いものがあり、営業利益、純利益などは例年大きく変動はなく、10~13%あたりで落ち着いています。
いずれも、米国の防衛費に依存する受注もあるので、この数値が安定値といえるのかもしれません。

営業CFがやや安定力に欠ける形となっています。
フリーCFは下がるものの、純利益は増となる、やや歪なフローですが各比率ともに決して悪くはないです。

売上的、株価ともに2018年より若干減少となっていましたが、2019年の決算は総じて好調だったと言えます。
航空宇宙が売り上げ増25.7%、軍用車両が13.1%となるものの、情報機器および分析機関が6.6%減とやや足を引っ張る形となっています。

2019年コンセンサスEPSは、平均0.07ポイント以上上回る結果で株価も回復の兆しが見えたタイミングで、敢え無くコロナウイルスの影響に巻き込まれてしまい、下落となってしまいました。

最も美しいプライベートジェットのガルフストリーム。一度は乗ってみたい。
まとめ

最強と言われるM1エイブラムス戦車。
現世界6位の軍需産業企業として、底堅さは十分にあると思います。
加えて自社株買いは13%とまずまずの数字であり、安定した増配も見込める銘柄であることは間違いないでしょう。
2019年は特に艦船および航空宇宙事業が順調であり、同社の得意とする分野での売り上げが大きく伸びていることから2020年にはしっかり株価が戻ることを期待できそうです。
※コロナウイルスの影響を除き・・・
軍需企業は、少しずつ記事を増やしていきたいと思います。
【LMT】ロッキード・マーティンの企業紹介記事です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
最近ようやく、デイリー150~200PVへとさらに増加してきました!
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