こんにちわ。

久しぶりにゲーム&日本株ネタです。

さて任天堂Switchの最後の大物タイトルである「あつまれ どうぶつの森」が発売されました。


近況の確認

今後の任天堂の株価を推測していく前に、現状を振り返っておきたいと思います。

先週末には17,000円を割り、このまま落ち込んでいくのかと思いきや、先週末より少しづつ買戻しが入りつつあります。


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ソフトバンクGが、4.5兆円の資産売却したうえで、最大2兆円の自己株取得する旨のニュースを受けて、+500円となるストップ高を記録し、日経平均も16,000円台で踏みとどまる形となりました。

昨年はWeWorkによる損失で1兆円の営業赤字を計上し、S&Pグローバル・レーティングからも格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げられ、投資家の不安が高まる状態が続いていました。

先週末にも同社の出資支援するカーシェアリングのゲットアラウンド、ワンウェブの2社ともにコロナウイルスの影響に受け、資金がショートしていることから身売りするニュースも出ており、週明けに大幅な下落が予想されていた中、きちんと投資家への回答を用意してくるあたりが流石ですね。

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半分以下の株価になったものの、それ以下への下落を防ぐ対策を打ってきたSBG。


政府国内におけるコロナウイルスの対応も、評価が変わってきており、全検査をしなかったことにより、パニック、医療崩壊を防ぎ、封じ込めに成功しているという認識になってきているようです。

トヨタを始めとする国内工場内でも感染者が発見され、工場停止といった大きな処置にまで発展しているものの、ヨーロッパ(各産業の停止にまで踏み切ったイタリア)諸国の状況よりは、正解だったと言えるでしょう。

少しだけ、持ち直した感のある日本市場ですが、最後の本丸はやはりオリンピック開催であり、まだ予断はならない状況であることには間違いなさそうです。

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じわじわと、延期ならワンチャンあり得る、と言った報道がチラついてきた感・・・。

任天堂(7974)の株価

改めて主題に戻ります。

3月20日に、Nintendo Switchにて「あつまれ どうぶつの森」が発売されました。

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3連休ということもあって、初動のセールスも気になったところですが、週明けの計測によると、パッケージ版の消化率は89%程度で176万7900本のセールスを達成した、とのことです。


マジですごい・・・。


それは当然のことで、どうぶつの森は、今や任天堂のトップセールスを誇るタイトルであり、3月内の国内販売でもダブルミリオンは間違いなく達成できるでしょう。

さらに驚くべきことに、販売比率は国内40%に対し、北米40%、欧州20%と海外比率のほうが売り上げが高いわけです。

全世界同時発売ですので、国内の176万本が4割とすると海外では265万本相当が売れていることになり、現時点のパッケージ販売だけでもあっさりと400万本をクリアしていることになります。

450万本としても、6,000円のソフトを粗利60%で算出しても16,200,000,000円の売上が予測されます。


ダウンロード版だとさらに粗利が80%近くまで上がり、おそらく任天堂のトータル販売目標は1000万本近くを見込んでいるのではないでしょうか。

改めて、恐ろしい数字ですね。

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またどうぶつの森は、リアルタイムの時間と連動しているため、発生イベントが経過日数によって徐々に増えていくため、長期で遊べるコンテンツなので、年間を通じて値下げせずにセールスが記録されていきます。


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3年経過した今でも、ゼルダの伝説BOTWは月に7~8000本未満の新品が出荷されている。


さて、チャートに話を戻しますと、
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コロナショックがなければ、60,000円超えも十分狙えたタイトルだった。


一時的に32,000円を割るところまで落ち込みましたが、3/23日時点でも+580と大きく伸ばしており、このまま40,000円を大きく超えていくことは想像に難くなさそうです。


コロナウイルスのおかげで、引きこもる理由が増えた全世界において、タスク漬けにさせられる同タイトルは、まさに最高の暇つぶしとなるでしょう。


今のところ、課金アイテムはない、との発表ですが、スマホアプリとの連動を考えると、いずれは有料コンテンツも出てくるのかな、という気がしています。

もちろん、管理人も購入しました!

が、

もう子供にSwitchごと占領されてしまいました・・・(´・ω・`)。


このまま、株価が戻ってくれれば、それはそれでいいや・・・。

まとめ

とはいえ、気にしておくべきこととして、同株も12/10の47,000の高値を付けて以来、ズルズルと下がっていたことです。

これは、新規タイトルがなかったからに他なりません。

そして現在、Switch発売から3年が経過し、任天堂が過去に展開していたすべてのシリーズタイトルにおいて、3DSからSwitch市場に出し切ったとも言い切れます。

簡単に言えば、タマ切れです。

期待されている大型タイトルは、ゼルダBOTWの続編ですが、2020年内は難しいとみています。

そうなると、ぶつ森で一時的に伸びたとしても、その後の高騰した株価を維持するのは難しくなる可能性もありそうですので、長期の保持は危険かもしれませんね。



話は変わりますが、来月には、スクエニからFF7リメイクが発売予定です。

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どうぶつの森とのバッティングを避けるために、4月に延期したのは正解だった。

予約販売数だけでも、かなりの出荷が予定されているだけあって、こちらも大きなセールスが期待されそうですが、4月にはコロナウイルスも多少は落ち着きを取り戻していることを期待したいですね。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

日を追うごとにPVが増加しており、200~250PVへと伸びてきました!


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