こんにちわ。

ネクステラ・エナジーが2020年の1Qの決算発表をしました。

さらっと中身を見ていきたいと思います。


2020年1Qの決算内容

2020年第1四半期のネクステラ・エナジー発表は、各グループ企業の結果を見ていきたいと思います。


【FPL】フロリダパワー&ライト


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ネクステラ・エナジー社のプレゼン資料より抜粋。

EPSは1.22から1.31へ増加し、平均顧客数は、前年度から約72,000人増加しました。


【GP】ガルフパワー



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ネクステラ・エナジー社のプレゼン資料より抜粋。


純利益増となるものの、前年ながらEPSは、前年比と同じく0.08ドルでした。



NextEraエネルギーリソース

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GAAPベースでのEPSは0.67ドルから0.65ドルへと減少となるも、肝心となる調整後EPSでは0.97から1.08と大きく上昇する結果となった。

当然ながら最も売上比率を伸ばしたのもNEERでした。


グループ全体の売上高は11億700万ドルで、昨年比の10億600万ドルから10%増となり、全体内容としてそれなりに順調であったと言えるかと思います。

前回からの推移について

【NEE】ネクステラ・エナジー
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PERは31.1と続々と復活を果たすエネルギーセクター内でも、圧倒的な人気銘柄。


FPL、GPともに1%超の電力使用量の増加傾向にあり、2Q以降の結果に弾みをつける結果と見ています。


各企業とも2019年より大規模な設備投資を進めており、まだまだ太陽光発電量は増加となる見込みで、各計画ともにスケジュールには問題なく進む想定であれば、利用量の拡大は十分に見込めると想定しています。


2020年内の同社の目標として、EPS8.70ドルの範囲を予測しており、2021年までに6%から8%の範囲での成長率を見越しているとのことです。


少し期待値が高すぎる気もしますが、依然として同セクター内において、高水準な純利益率とキャッシュフローの高さがあり、EPS投資への期待とともに優位性は十分にあると感じています。


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レーティングがすべてではないが、期待値の高さは十分といえるでしょう。


まとめ

2020年1QのコンセンサスEPS予測は2.26であり、結果として2.38と大きく上回った形となります。


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2019年1Q当時でのEPSは1.41だったため、この1年での成長率は非常に期待できる数字といえそう。


現在のEPSは7.95まで上昇し、他電力会社よりも頭1つ抜けている数字です。

コロナショックに入る直前までは280ドルのピークであったため、公共事業セクター全般含め完全回復しきれておらず、配当は年間配当5.60ドル配当率2.38%となっています。

当時の決算発表後の株取引の結果は、11.75ドル(+4.99%)も上昇したことから、2Qの結果次第では2020年内の300ドル超えも可能性を感じさせてくれます。


加えてコロナショックによるピーク時の下落から併せてダブルトップを形成し、新たな上昇局面に入ることが期待できそうです。



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