こんにちわ。

ホームデポが2020年の1Qの決算発表をしました。

さらっと中身を見ていきたいと思います。


2020年1Qの決算内容

2020年第1四半期ホームデポの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は282億6000万ドル
    (2019年の263億8100万ドルから比較して7.1%増)


  • 純利益22億4500万ドル
    (2019年の25億1300万ドルから比較して10.7%減)


  • 調整後1株当たり利益(EPS)は2.08ドル
    (2019年の2.27から比較して8.4%減)


  • 営業利益は32億7600万ドル
    (2019年の35億9700万ドルから比較して8.9%減)




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当然ながら、前年度比では、やや心許ない結果でしたが、コロナショックという世界的な下落相場の中において、大健闘ともいえる内容だったかと思います。



そして、今回の増配内容は、1.36ドルから1.50ドルでの2桁増配!!

今回の増配率は、110.29%。

やったー。


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配当は2.51%ながらも、配当率は60.76%とまだまだ余裕はあります。

ちょっと株価が高いのが難点ですが、コロナショック後の株価自体の上昇も力強く、トータルリターンではまだ稼いでくれそうです。


前回からの推移について

【HD】ホームデポ
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株価は完全に復活。

コロナショックの暴落の中で、買い出動した銘柄の中で最も高いパフォーマンスを発揮しているのが、このホームデポです。

ターゲットはコロナ以前より下落が目立ち始めていたため、下落幅も大きかったものの同様に株価は戻ってきています。


株価の安定度で言えば、小売りセクターにおいてはウォルマートがダントツで硬かった印象です。



概要としては以下のような感じでした。

  • 売上

    一般顧客に対する入場制限等を実施した結果、3億9000万ドルから3億7480万ドルの3.9%減少。

    とはいえ同社が売り上げの指標としている1平方フィート(面積当たりの売上)は、7.2%の増加となっており、客単価も巣篭もり需要で増加となっています。

    結果として大きなマイナスに至っていない、と点において問題ないと見ています。


  • 負債

    のれん代は、着実に減少傾向にあり、問題はありません。

    長期負債は前年度の10億8400万ドルから、42億ドルまで大きく膨らんでいます。



パンデミック影響下における対策として、65歳以上の従業員に追加の有給休暇、店舗と配送センター職員に対するボーナス付与および、残業代を2倍支払い、その他共同負担金の免除等、社員に対する支援金だけで850万ドル相当を放出しています。

これは、士気があがりますし、こういった会社が伸びていく理由にも深く納得できますよね。

流石というか、金の使いどころが、素晴らしいと思います。


まとめ

この不景気時に増配できる企業こそ、安心して買い増しできる銘柄だと思います。


徐々にロックダウン解除の動きが見られる中、2回目のパンデミック再発と2番底の再来を予測する意見が多い中、すでにホームデポの株価は、コロナショック以前の高値を超え新高値を記録し始め、250ドルも目前に迫ってきました。


また暴落が来るようであれば、迷わず同社の数を買い増すことになると思います。


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