こんにちわ。


チャーチ・ドワイトが2020年の2Qの決算発表をしました。


それでは、早速中身を見ていきたいと思います。






2020年2Qの決算内容

2020年第2四半期の、チャーチ・ドワイトの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は11億9400万ドル
    (2019年の10億7900万ドルから比較して10.65%増)


  • 純利益1億8970万ドル
    (2019年1億3850万ドルから比較して36.96%増)


  • 2020年の第1四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は0.77ドル
    (2019年の0.57から比較して35.08%増)


  • 営業利益は2億5070万ドルで
    (2019年の1億8740万ドルから比較して33.77%増)


タイトルの通り、2期連続で2桁増を達成して上々の出来となりました。

今回の決算をグラフにすると、下記の通りとなりました。


chd-q2






前回からの推移について

【CHD】チャーチ・ドワイト
chd-chart


ディフェンシブ銘柄として踏んだから、値動きの小さい同社ですが下げ相場だということもあり、ザラ場でも3ドル以上の買いが進んでいるようです。


管理人も同社の目標株価を2021年までに100ドルに設定しており、ずっと買い増してきましたが、すでに95ドルも更新しており、あっさりと達成できそうですね。


決算を機に、PERは35%まで一気に加速しているようですし、このままクロロックスのように、長期的に伸びてくれることを期待したいですね。


さて、簡単に内訳をみていくと、


国内消費は9億3110万で13.6%の増加となり、買収したFLAWLESSも順調に売り上げに貢献できているようですが、国内が順調だった代わりにヨーロッパ、メキシコでは減少となっています。


洗剤、ホームケア、重曹、パーソナルケア、猫砂といったホームケアなどはオンライン売り上げでも13%超と過去最大のを伸び幅を記録することとなりました。


過密を避けるための、クーポン利用度が減少したことも売上高に貢献しているようですね。



売上高が全体的に好調だったこともあり、現金収入が大場に増加した結果、キャッシュフローも改善されています。


これによって当初8500万ドル程度の設備投資を1億ドルに増加する予定とのことで、ますます同社の優位性が弾んでいくことが予想されます。



全体の結果としては、先日のP&Gと傾向は似ていますね。


つまり自宅にいる時間が長くなったため、掃除、除菌といった需要増が同社の製品が景況感にドはまりしたということになります。


ディフェンシブ銘柄の良い点が、もっとも発揮できた決算内容だったかと思います。





まとめ

コロナショックでも同社の株価は、10%程度の下落に踏みとどまり、結果としてそれ以前の株価と比較しても、26%近い上昇を記録することとなりました。



この6月、7月で不調だった銘柄をかなりリバランスして、同社に持ち替えていた結果、大きく含み益へと成長してくれており、正解だったかなと思っています。


残念ながら爆騰したUPSを手放してしまったものの、長期的に見ればやはり同社のほうに賭けておいて良かったと思える日が来ると信じて、これからもバイ&ホールドを継続します。


個人的に同社を気に入っている理由の1つとして、決算報告書が見やすい、キレイにまとめてある、ということも付け加えておきます。


ごちゃごちゃと、CEOの回りくどい不振の言い訳なんかが無く簡潔です。


決して3Mのことを言っているわけではありませんよ。



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