こんにちわ。


管理人の一押しグロース株の1つである、マイクロソフトが2020年の4Qの決算発表をしました。


それでは、早速中身を見ていきましょう。







2020年4Qの決算内容

2020年第4四半期の、マイクロソフトの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は38億330万ドル
    (2019年の33億7170万ドルから比較して12.8%増)


  • 純利益11億2020万ドル
    (2019年13億1870万ドルから比較して15.05%減)


  • 2020年の第1四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は1.46ドル
    (2019年の1.71から比較して14.61%減)


  • 営業利益は13億4070万ドルで
    (2019年の12億4050万ドルから比較して8.07%増)


ここ直近では2桁成長を継続していましたが、ようやく途絶える形となりました。

というより、2019年以降が怒涛の躍進過ぎた感もあり、ここに来て一時減速といった形でしょうか。


決算内容をグラフにすると、下記の通りとなりました。


msft-q4


今回、純利益が大きく減少する形となりましたが、売上および営業利益はしっかり伸びており、大きく不安要素となる内容ではなかったように感じます。





前回からの推移について

【MSFT】マイクロソフト
msft-chart


さて、決算の内容を市場はどう判断したか、ということなのですが、当日の取引は+3.00ドル(1.44%)となり、概ねポジティブに捉えているということですね。


結果、211ドルの新高値を更新することにもなりました。


Office製品はコマーシャル、コンシューマー、クラウドのいずれにおいても好調をキープし、サブスクライブアカウント数も4270万人まで増加。


主力であるAzure収益は驚異の47%増となり、IBMのRedhatなどを大きく上回る数字であり、ほぼエンタープライズ、ビジネスユースでのクラウドシェアは、AmazonのAWSと、マイクロソフトのAzureの2強時代へ移りつつあるかな、と見ています。



個人向けは、コロナ需要により伸びていますが、BING、MSN等の検索サービスは減収となりました。


一時はLinkedInも、大量の失業者増加に加え、広告費の削減となり、フェイスブック同様に危ぶむ声も聞こえていましたが収益は10%増加。


まさに死角なしか。





まとめ


年間の収支として、前年度比較では下記の通りとなりました。

  • 収益は1430億ドルで前年比14%増

  • 営業利益は530億ドルで23%増

  • 純利益は443億ドルで、GAAPは13%、非GAAPは20%増

  • 希薄化後1株当たりの利益は5.76ドルでGAAPは14%、非GAAPは21%増


検索、広告費といった事業がコロなショックによって大きく減収、コンシューマー向けプロダクトの販売売れ行きが鈍化したことなどが、今回の4Q決算としてマイナスを刻む結果となりましたが、トータルの数字で見てみれば、問題視する内容ではなかったかなと思います。


依然として純利益は33%をキープする、クラウドビジネスを大きくリードする企業には間違いなく、今後同社が注力していくであろうAIのサービスにも十分な期待が持てそうです。



加えて2020年の自社株買いは89億ドル、昨年度より16%も増加しています。

マイクロソフトの流動性は2.9圧倒的な財務健全性を保っており、引き続き同社へ安心して投資することが出来る大きな理由の1つとなっています。


同社に投資し始めてからすでに、70ドル近く増加しましたが、これからも、上昇株価を気にせずにガンガン投資していくつもりです。



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