こんにちわ。


ネクステラ・エナジーが2020年の2Qの決算発表をしました。


さらっと中身を見ていきたいと思います。







2020年2Qの決算内容

2020年第2四半期の、ネクステラ・エナジーの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は42億400万ドル
    (2019年の49億7000万ドルから比較して15.35%減)


  • 純利益12億7500万ドル
    (2019年12億3400万ドルから比較して3.3%増)


  • 2020年の第1四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は2.61ドル
    (2019年の2.35から比較して11.06%増)


  • 営業利益11億8600万ドルで
    (2019年の13億9900万ドルから比較して15.22%減)


全体としては、それなりの減収となっています。


グラフにすると、下記の通りとなりました。


nee-2q





前回からの推移について

【NEE】ネクステラ・エナジー
nee-chart

決算当日の株価は-0.72(0.26%)でした。

2日連続で、大きな下げ相場だったのであまり参考にはなりませんが、それを跳ね返すほどの内容ではなかったと言えるでしょうl。


7月以降、実に40ドル近い上昇となっており、共事業セクターでは数少ないコロナショック以前の株価に戻しつつある銘柄であるため、同セクターの今後の牽引を期待される部分もありましたが、思うほどの成果にはつながらなかった模様です。


各セグメントの内容は、下記の通りとなりました。

  • フロリダパワー&ライトカンパニー
    28億2500万ドルで、前年比10.5%減少。
    EPSは1.37ドルから1.52ドルへ10.9%増加。


  • ガルフパワー
    3億3300万ドルで前年比9%減少。
    EPSは前年比9セントから11セントへと増加。


  • ネクステラ・リソース
    10憶7700万ドルと前年比26.5%の減少。
    EPSは前年比1.39ドルから97セントへと30.2%の減少。




まとめ

辛うじて、予測を上回る内容でしたが、下半期も苦しい戦いを強いられそうな決算の内容だったように思えます。


しかし、同社の同社のキャッシュフローは大幅に改善されており、フリーキャッシュは前年同期比でも15.26%となる37億9000万ドルまで増加しています。


長期債務は増加してしまっているものの、加えて現金比率も大幅に上昇しているため、財務面での懸念はそれほど問題とはならないと見ています。


判断としては、ホールドで問題ないと考えています。


悩ましいのは、買いますタイミングですね。


上述の通り7月以降の同社のチャートは非常に良いですが、セクター全体では軟調です。


それゆえに同社への期待も高かったので、決算次第で前回最高値であった285ドルを超えるのを確認して買い増しする、というシナリオを想定していましたが、もう少し様子見する必要がありそうです。


加えてここ数日の、米中間の総領事館に関するキナ臭い動きもあることから、非常に市場が不安定となりつつあり、情報技術セクター含めて暴落が続いている要因の1つかな、と思います。


まだ焦らずに、タイミングを見計らったほうが無難でそうですね。



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