こんにちわ。
先日オーバーストックを紹介しましたが、同業他社であるウェイフェアの紹介記事です。
コロナショック後をもってなお、依然として好調なオンラインショッピングサイトの1つです。
2002年設立のCSNストアから2011年にウェイフェアとして再出発し、家具、インテリア、小物、キッチン、バス用品などを取り扱うEコマース専門の企業です。
分類的には、ホームインプルーブメントにも属するわけでホームデポやロウズなんかもカテゴリ的には同じ企業ということになりますね。
サイト内は、とにかく圧倒的な量の画像が掲載されており、商品のカラーバリエーション毎に家具のインテリアを変えてあるなど、とにかく商品の情報量が多いため、ついついアレもコレもといった気分にさせてくれる造りになっています。
価格もピンからキリまであるため、ついつい高級感のある家具に引き込まれてしまいます。
というのも、デザイン的にも非常に洗練され、とってもオサレな家具が揃っており、見るだけでも現実逃避できてしまうほどの、クオリティの高い素材が山積みです。
それもそのはず、WayfairはサイトUIに非常にこだわっており、画像検索に対応、写真内に商品タグを置いてあったり、ARを駆使した3Dの配置機能を備えていたりと、とにかくユーザー視点の購買意慾を掻き立てるサイト設計となっています。
この辺りはAmazonとの対抗意識であり、ふんだんにイメージ画像を使用し、インテリア家具全体のトータルコーディネートを提案するといった、緻密なサイト戦略、リピート獲得対策を実施している辺りは流石です。
【W】ウェイフェア
コロナショック後の株価は3倍以上に拡大。
先日のオーバーストック同様、コロナショック以降に急激に需要を伸ばしている企業ですね。
外出禁止、在宅勤務が主流となったために自宅用オフィス用品の購入や、引きこもり生活で気分を変えたり、高価な模様替えを楽しむといった需要が急増しています。
それにしては、株価が織り込みすぎているような気もしますが、バリエーションを確認していきたいと思います。
残念ながら、配当はございません。
続いては、成長性を見ていきます。
ここまで株価が上がれば、さぞファンダメンタルズは優秀だろうと思いきや、まだ全体の数字としては非常に粗い内容が目につきます。
まずは、EPSから見ていきますが、
清々しいほどの、万年マイナスを記録。
売上は順調に推移しているものの、粗利も低く営業利益もマイナスです。
例年赤字ながらも増収を続けている、ということになります。
2020年に入ってようやく、営業利益はプラスに転じる形となっています。
オーバーストックもそうでしたが、やはり利益率は決して高くありません。
逆に言えば、コロナショックがなかった場合、この風向きはなかったとも考えられます。
営業マージンは、マイナス成長となっており、負債比率は拡大傾向にあります。
やや、不安になってくる数字とも言えます。
非常にリッチなコンテンツを多く抱えるサイトであるため、サイトスピードのレスポンス、最適化、ストレージ、といったクラウドのITインフラに対する投資額も、例年肥大化しているであろうことが予測されます。
2020年でようやく営業キャッシュフローが、マイナスから抜け出した形となりました。
財務キャッシュは拡大の一途を辿っており、財務面での懸念は一段と強まった印象です。
まだまだ増資傾向が強く、自社株買いは、ありません。
上昇の強さもさることながら、急落もえげつない推移となっており、ボラティリティは極めて高いと言えます。
直近の決算では、下記のような数字となっていました。
やはり売り上げは、過去を抜いてダントツの上昇で、今年でようやく黒字転換できる見通しとなりそうです。
その逆、現時点における特需は、圧倒的とも言えますが、このペースでの成長を維持するのはそう長くない可能性も高い気がします。
個人的には、こういった企業に投資するのは控えたいところですが、現時点における株価の強さは無視できない力強さを持っており、見逃せないのも事実。
オーバーストックもまさに同様ですが、オンライン小売はAmazon以外で、不動の地位を確立するのが難しいと見えますし、【ONLN】オンラインETFのような銘柄にお任せするのが最適解じゃないかな、と考えています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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【ONLN】今、注目株のオンライン小売ETF。
【OLLI】気が付いたら、100ドルを突破していたオリーズ・バーゲン
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【OSTK】爆騰を続けるオンライン小売企業、オーバーストック。
先日オーバーストックを紹介しましたが、同業他社であるウェイフェアの紹介記事です。
コロナショック後をもってなお、依然として好調なオンラインショッピングサイトの1つです。
ウェイフェア(W)
2002年設立のCSNストアから2011年にウェイフェアとして再出発し、家具、インテリア、小物、キッチン、バス用品などを取り扱うEコマース専門の企業です。分類的には、ホームインプルーブメントにも属するわけでホームデポやロウズなんかもカテゴリ的には同じ企業ということになりますね。
サイト内は、とにかく圧倒的な量の画像が掲載されており、商品のカラーバリエーション毎に家具のインテリアを変えてあるなど、とにかく商品の情報量が多いため、ついついアレもコレもといった気分にさせてくれる造りになっています。
価格もピンからキリまであるため、ついつい高級感のある家具に引き込まれてしまいます。
というのも、デザイン的にも非常に洗練され、とってもオサレな家具が揃っており、見るだけでも現実逃避できてしまうほどの、クオリティの高い素材が山積みです。
それもそのはず、WayfairはサイトUIに非常にこだわっており、画像検索に対応、写真内に商品タグを置いてあったり、ARを駆使した3Dの配置機能を備えていたりと、とにかくユーザー視点の購買意慾を掻き立てるサイト設計となっています。
この辺りはAmazonとの対抗意識であり、ふんだんにイメージ画像を使用し、インテリア家具全体のトータルコーディネートを提案するといった、緻密なサイト戦略、リピート獲得対策を実施している辺りは流石です。
【W】ウェイフェア
コロナショック後の株価は3倍以上に拡大。
先日のオーバーストック同様、コロナショック以降に急激に需要を伸ばしている企業ですね。
外出禁止、在宅勤務が主流となったために自宅用オフィス用品の購入や、引きこもり生活で気分を変えたり、高価な模様替えを楽しむといった需要が急増しています。
それにしては、株価が織り込みすぎているような気もしますが、バリエーションを確認していきたいと思います。
配当について
残念ながら、配当はございません。
成長性
続いては、成長性を見ていきます。ここまで株価が上がれば、さぞファンダメンタルズは優秀だろうと思いきや、まだ全体の数字としては非常に粗い内容が目につきます。
まずは、EPSから見ていきますが、
EPS
清々しいほどの、万年マイナスを記録。
売上は順調に推移しているものの、粗利も低く営業利益もマイナスです。
例年赤字ながらも増収を続けている、ということになります。
営業利益
2020年に入ってようやく、営業利益はプラスに転じる形となっています。
オーバーストックもそうでしたが、やはり利益率は決して高くありません。
逆に言えば、コロナショックがなかった場合、この風向きはなかったとも考えられます。
負債率
営業マージンは、マイナス成長となっており、負債比率は拡大傾向にあります。
やや、不安になってくる数字とも言えます。
非常にリッチなコンテンツを多く抱えるサイトであるため、サイトスピードのレスポンス、最適化、ストレージ、といったクラウドのITインフラに対する投資額も、例年肥大化しているであろうことが予測されます。
キャッシュフロー
2020年でようやく営業キャッシュフローが、マイナスから抜け出した形となりました。
財務キャッシュは拡大の一途を辿っており、財務面での懸念は一段と強まった印象です。
まだまだ増資傾向が強く、自社株買いは、ありません。
まとめ
SP500との比較では、下記の通りとなりました。S&P500との比較
上昇の強さもさることながら、急落もえげつない推移となっており、ボラティリティは極めて高いと言えます。
直近の決算では、下記のような数字となっていました。
やはり売り上げは、過去を抜いてダントツの上昇で、今年でようやく黒字転換できる見通しとなりそうです。
その逆、現時点における特需は、圧倒的とも言えますが、このペースでの成長を維持するのはそう長くない可能性も高い気がします。
個人的には、こういった企業に投資するのは控えたいところですが、現時点における株価の強さは無視できない力強さを持っており、見逃せないのも事実。
オーバーストックもまさに同様ですが、オンライン小売はAmazon以外で、不動の地位を確立するのが難しいと見えますし、【ONLN】オンラインETFのような銘柄にお任せするのが最適解じゃないかな、と考えています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ポチリお願いします。ぺこり。
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【ONLN】今、注目株のオンライン小売ETF。
【OLLI】気が付いたら、100ドルを突破していたオリーズ・バーゲン
【LEG】レゲットアンドプラットの苦境は続く。
【OSTK】爆騰を続けるオンライン小売企業、オーバーストック。
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