こんにちわ。
エヌビディアという半導体企業の紹介記事です。
先日首位インテルを抜いて、半導体企業での時価総額1位となったことでも脚光を浴びていましたが、実際にはどんな企業なのか調べていきたいと思います。
半導体の中でも同社の主力はグラフィックボード、もしくはビデオカードと呼ばれる、PCパーツが専門の企業です。
PCゲーマーでは必携ともいわれるGeForceシリーズ。ワークステーション向けのQuadroと市場を牽引するトップブランド。
ジオメトリエンジンを搭載した現在の主流となるGeForcfeシリーズを発売し、当時、非常に高価であった3DCGの機材単価を一般消費者レベルにまで引き下げることに成功し、同社の人気、技術度合いが飛躍的に高まり始めます。
バーチャファイターを始めとした3Dポリゴン技術が、年々飛躍的に高まるにつれ同社の需要は伸び続け、現在では完全な一強のグラフィック技術メーカーとして君臨し続けています。
今ではPCゲームに関わらず、3DCG技術はCADを始めとして、あらゆる業界を問わずに使用されており、最も身近なところでは、任天堂のSwitchにも同社の特殊小型グラフィックボードが採用されています。
近年では、自動車の自動運転技術にも参入しておりトヨタとの提携を発表しています。
【NVDA】エヌビディア
2016年よりGPU人気によって株価が急騰し始めたことをきっかけに急上昇し、2020年にはテンバガーを達成。
S&P評価はA-です。
2017年にはとどまることを知らずに株価は上昇を続けて、
一生一緒にエヌビディア♪
と、一部の投資家の間では生涯ホールドを謳ったものですが、2018年の暴落で一気に、振り落とされる結果となっています。
最近でも、コロナショック後の情報技術セクターへの集中投資が再燃したため、600ドルも目前といった勢いでしたが、敢え無く2度目の大暴落を挟むこととなりました。
映像技術とGPUは唯一無二のブランドであり、他社の追随を許さないほど、圧倒的なシェアを確立しているものの、あまりの期待の高さとボラティリティの高さがネックとなり、買うタイミングを一歩間違えれば、マイナスへ転落するかもしれない大きなリスクも孕んでいる上級者向けの銘柄となっています。
つい先日(2020年9月)ソフトバンググループが保有していた半導体企業のアームを、エヌビディアに400億ドルで売却することを発表したことからも、同社及びソフトバンク株は大きく影響を受けることが予想されます。
なお、実際の取引完了については、2022年3月頃と推定とのことです。
2020年で連続増配は途絶える結果となっています。
株価の成長率が高すぎることもありますが、配当率としては0.12%とあまり内容に見合う結果とは言えません。
1株当たりのフリーキャッシュフローは、存分に蓄えがあるだけに、この辺り同業他社である株主配当に重点を置く【AVGO】ブロードコム辺りを見習ってほしいところ・・・。
過去の増配率としても、決して高い数値ではないため、今後も配当はあまり期待できないと見て良いでしょう。
各数字は、いずれも素晴らしい結果となっています。
営業利益、純利益については申し分ありませんが、何と言っても流動比率(カレントレシオ)は6.1という圧倒的なフリーキャッシュ率の高さを誇っています。
一時期、ディープラーニングや仮想通貨におけるマイニング用途での急激なGPU争奪戦が起こり、市場から同社製品の多くが買い占めに会い、供給困難な状況に陥るほどの過熱ぶりでした。
一人当たりの購入制限がかけられる結果となりましたが、マイニング需要が落ち着くととともに同社の株価は16%近く後退することを余儀なくされました。
しかし、数字を見る限り2019年以降もしっかり立て直ししており、株価の数字も比例する形で復活を果たしていると言えるでしょう。
売上に関しては、懸念がなく頗る順調と言えます。
営業利益の成長率は2019年から、連続で2桁成長を記録しています。
フリーキャッシュと純利益の比率が、大きくずれることなく右肩上がりとなっていますね。
営業マージンについても、同様の結果ですね。
2021年に向けてしっかり数字は上向きつつあるといえるでしょう。
負債比率は、半導体企業であるため決して低くはないものの、問題視するほどのウェイトではないと見ています。
毎年の波が非常に激しい形ですが、営業キャッシュフローだけは拡大しつつありますね。
2020年においては、一部増資となっていますが例年は自社株買いも適宜、実施されています。
無配グロース株といえど、しっかり自社株買いを継続している点は評価すべき内容です。
主要なインデックス、ETFを相手に圧倒的ともいえる大差。
ちなみに、直近の決算も非常に好調であったことから、株価は500ドルを超えて大きく躍進しましたね。
今回買収したアームはもとより汎用CPUに強みを持つ企業であるため、スマホ、クラウド、データセンターと多岐にわたる同社の拡張戦略に大きなシナジー効果を得られることが期待されます。
ここ最近の情報技術セクターの暴落ぶりは特に酷かったために、耐えきれずに多くの投資家も売り逃げている状況の中において、同社のアーム買収報道は期待できるニュースとなることは間違いなさそうです。
管理人もこのニュースを織り込んで、少額ながら同社に投資をしたので、「なんとか助かった・・・。」とやっと安堵しているところでした。
ほんの1週間ほど前までは、550ドルを大きく上回っていた銘柄ですので、買いに火が付けばまたあっという間に元値に戻す可能性も高いと言えます。
今後の、同社に期待する投資家は今が絶好の買い場となる可能性もありますので、この機会を見逃ずに注視しておく価値があるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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【ARKW】エヌビディアも少数ながら組み込まれているETF。
【VGT】こちらにも組み込まれています。
エヌビディアという半導体企業の紹介記事です。
先日首位インテルを抜いて、半導体企業での時価総額1位となったことでも脚光を浴びていましたが、実際にはどんな企業なのか調べていきたいと思います。
エヌビディア(NVDA)
LSIロジックを退社した台湾系米国人のジェン・スン・ファン氏がCEOを務め1993年に設立、、米国カリフォルニア州サンタクララに本拠地を置く半導体企業です。半導体の中でも同社の主力はグラフィックボード、もしくはビデオカードと呼ばれる、PCパーツが専門の企業です。
PCゲーマーでは必携ともいわれるGeForceシリーズ。ワークステーション向けのQuadroと市場を牽引するトップブランド。
ジオメトリエンジンを搭載した現在の主流となるGeForcfeシリーズを発売し、当時、非常に高価であった3DCGの機材単価を一般消費者レベルにまで引き下げることに成功し、同社の人気、技術度合いが飛躍的に高まり始めます。
バーチャファイターを始めとした3Dポリゴン技術が、年々飛躍的に高まるにつれ同社の需要は伸び続け、現在では完全な一強のグラフィック技術メーカーとして君臨し続けています。
今ではPCゲームに関わらず、3DCG技術はCADを始めとして、あらゆる業界を問わずに使用されており、最も身近なところでは、任天堂のSwitchにも同社の特殊小型グラフィックボードが採用されています。
近年では、自動車の自動運転技術にも参入しておりトヨタとの提携を発表しています。
【NVDA】エヌビディア
2016年よりGPU人気によって株価が急騰し始めたことをきっかけに急上昇し、2020年にはテンバガーを達成。
S&P評価はA-です。
2017年にはとどまることを知らずに株価は上昇を続けて、
一生一緒にエヌビディア♪
と、一部の投資家の間では生涯ホールドを謳ったものですが、2018年の暴落で一気に、振り落とされる結果となっています。
最近でも、コロナショック後の情報技術セクターへの集中投資が再燃したため、600ドルも目前といった勢いでしたが、敢え無く2度目の大暴落を挟むこととなりました。
映像技術とGPUは唯一無二のブランドであり、他社の追随を許さないほど、圧倒的なシェアを確立しているものの、あまりの期待の高さとボラティリティの高さがネックとなり、買うタイミングを一歩間違えれば、マイナスへ転落するかもしれない大きなリスクも孕んでいる上級者向けの銘柄となっています。
つい先日(2020年9月)ソフトバンググループが保有していた半導体企業のアームを、エヌビディアに400億ドルで売却することを発表したことからも、同社及びソフトバンク株は大きく影響を受けることが予想されます。
なお、実際の取引完了については、2022年3月頃と推定とのことです。
配当について
配当を見ていきます。2020年で連続増配は途絶える結果となっています。
株価の成長率が高すぎることもありますが、配当率としては0.12%とあまり内容に見合う結果とは言えません。
1株当たりのフリーキャッシュフローは、存分に蓄えがあるだけに、この辺り同業他社である株主配当に重点を置く【AVGO】ブロードコム辺りを見習ってほしいところ・・・。
過去の増配率としても、決して高い数値ではないため、今後も配当はあまり期待できないと見て良いでしょう。
成長性
続いては、成長性を見ていきます。各数字は、いずれも素晴らしい結果となっています。
営業利益、純利益については申し分ありませんが、何と言っても流動比率(カレントレシオ)は6.1という圧倒的なフリーキャッシュ率の高さを誇っています。
EPS
一時期、ディープラーニングや仮想通貨におけるマイニング用途での急激なGPU争奪戦が起こり、市場から同社製品の多くが買い占めに会い、供給困難な状況に陥るほどの過熱ぶりでした。
一人当たりの購入制限がかけられる結果となりましたが、マイニング需要が落ち着くととともに同社の株価は16%近く後退することを余儀なくされました。
しかし、数字を見る限り2019年以降もしっかり立て直ししており、株価の数字も比例する形で復活を果たしていると言えるでしょう。
営業利益
売上に関しては、懸念がなく頗る順調と言えます。
営業利益の成長率は2019年から、連続で2桁成長を記録しています。
フリーキャッシュと純利益の比率が、大きくずれることなく右肩上がりとなっていますね。
負債率
営業マージンについても、同様の結果ですね。
2021年に向けてしっかり数字は上向きつつあるといえるでしょう。
負債比率は、半導体企業であるため決して低くはないものの、問題視するほどのウェイトではないと見ています。
キャッシュフロー
毎年の波が非常に激しい形ですが、営業キャッシュフローだけは拡大しつつありますね。
2020年においては、一部増資となっていますが例年は自社株買いも適宜、実施されています。
無配グロース株といえど、しっかり自社株買いを継続している点は評価すべき内容です。
まとめ
SP500との比較では、下記の通りとなりました。S&P500との比較
主要なインデックス、ETFを相手に圧倒的ともいえる大差。
ちなみに、直近の決算も非常に好調であったことから、株価は500ドルを超えて大きく躍進しましたね。
今回買収したアームはもとより汎用CPUに強みを持つ企業であるため、スマホ、クラウド、データセンターと多岐にわたる同社の拡張戦略に大きなシナジー効果を得られることが期待されます。
ここ最近の情報技術セクターの暴落ぶりは特に酷かったために、耐えきれずに多くの投資家も売り逃げている状況の中において、同社のアーム買収報道は期待できるニュースとなることは間違いなさそうです。
管理人もこのニュースを織り込んで、少額ながら同社に投資をしたので、「なんとか助かった・・・。」とやっと安堵しているところでした。
ほんの1週間ほど前までは、550ドルを大きく上回っていた銘柄ですので、買いに火が付けばまたあっという間に元値に戻す可能性も高いと言えます。
今後の、同社に期待する投資家は今が絶好の買い場となる可能性もありますので、この機会を見逃ずに注視しておく価値があるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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【ARKW】エヌビディアも少数ながら組み込まれているETF。
【VGT】こちらにも組み込まれています。
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