こんにちわ。


プロクター&ギャンブルが2021年のQ1の決算発表をしました。


早速、内容を見ていきたいと思います。







2021年Q1の決算内容

2021年第1四半期の、プロクター&ギャンブルの発表は、ざっと以下の通りでした。

  • 純売上高は193億1800万ドル
    (2019年の177億9800万ドルから比較して8.54%増)


  • 純利益42億7700ドル
    (2019年35億9300万ドルから比較して19.03%増)


  • 2020年の第1四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は1.63ドル
    (2019年の1.36から比較して19.85%増)


  • 営業利益は52億8100万ドル
    (2019年の42億9000万ドルから比較して23.10%増)


見ての通り、上々の内容だったかと思います。


2Q連続の売り上げ増、平均12.95%以上という2桁営業利益増を達成しました。


前回の2020年4Qに引き続き、順調な回復を見せており、結果としてこの3か月の間で株価も15ドル近く上昇しています。


まさに好循環となっている良好な状態と言えるでしょう。

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消費が落ち込んでいるためセオリー通りとはいえ、一般消費、生活必需品セクターが非常に底硬かったこともあり、しっかり含み益を伸ばしてくれる優良銘柄です。


今回の決算でのフリーキャッシュフローは0.8%減、営業キャッシュフローは1.4%増となり、財務面における懸念もなく、配当も安泰と言えそうです。





前回からの推移について

【PG】プロクター&ギャンブル
pg-chart

前回の決算を受けて、丁度130ドルを突破したところでしたね。


10月以降もやや下げ相場が連続する日が続く中でも、同社のディフェンシブ差は健在です。



Q1のコンセンサスEPS1.41も余裕で超える形となり、このまま150ドルまでも、そう遠くなさそうな気配がしてきた気がしますね。



10のグローバル・カテゴリーの内、9つでオーガニックセールスは上昇、ほぼ内容的にも完ぺきに近い内容だったかと思います。



美容セグメントは前回に引き続き7%となる増加、パーソナルケア、SK-2といった製品の需要が伸びました。


グルーミングは前回の1%から5%と微増しましたが、ベビー用品は横ばい。


ヘルスケアは前回よりも増加し11%増、依然として洗剤、消毒関連を含むホームケアが前回同様14%増と非常に好調な売れ行きをキープ出来ていますね。


伸びているセグメントは前回とほぼ同じ内容ですが、全体的に上昇している点がさらに良好な結果へとつながっています。


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同社の決算資料より。


珍しく、男性が家事をやっている何気ない写真なんですが、やっぱり在宅勤務が増えた現代事情を意識したイメージカットなのかな?ってのは考えすぎでしょうか。





まとめ


P&Gを好きな銘柄な1つの理由に、8K決算資料が読みやすいこと、があります。


ちゃんとEarning Releaseを別冊で用意してくれていますし、数字が入ってきやすいところにある、と感じますね。


逆に〇BMなんかは、個人的に凄くわかりづらく感じます。



情報技術、ヘルスケアが乱高下を繰り返して、買い時が難しい、こういった景況感でもしっかり時間をかけて株価を伸ばせる銘柄は、安心感がありますね。


これからもがっちりホールドで、問題なさそうです。



同銘柄に加えエスティ・ローダー、ペプシコなどはまさに買い時がなく、どのタイミングでジョインしても長く保有できる銘柄と考えて良さそうです。


同セグメント他社の決済は、

キンバリー・クラークは10月22日、

チャーチ・ドワイドは10月29日、

コルゲート・パルモリーヴは10月30日が決算となっています。



引き続き、10月末決算内容をアップデートしていく予定です。



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