こんにちわ。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます。


米国投資を調べながらも、何かと耳にすることが多い企業の1つにイスラエルがあるかと思います。


そんなときは米国以外にも目を向けようってことで、最近気になっているイスラエル発の企業を探ってみましたよ。


皆さんの参考になれば、幸いです。


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なんで今、イスラエル?


米国市場がアレだからって、なぜ今、イスラエルなんだって思いますよね。


実は、私もそう思います。



大きな理由の1つとして、今や米国屈指のファンドとなりつつあるキャシー氏率いる、ARK社でもIZRLというイスラエルのETFを創設していることは注目に値すると思います。

【IZRL】
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ハイパーグロース銘柄が人気となっている中、クラウド、SaaS/IaaSを中心としたイスラエル出身企業の躍進が目覚ましく、株価は右肩上がりを続けているのです。



また最近では、ワクチンの接種回数でも話題となっていますね。


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世界でも類を見ないほどの、このダントツの接種回数!


日本と同じファイザー社のワクチンということだそうですが、いかにイスラエルがコロナという脅威に対するアクションを迅速に対処できているか、という姿勢が垣間見れるかと思います。


小国ならではのスピード感もあるとは思いますが、やっぱり国民性が大きく反映されている結果かな、と。


そんな中、イスラエルというお国柄を知らないだけで、お宝銘柄を見逃しているかもしれませんし、そう考えると、だんだん興味が湧いてくるものです。



実は中東のシリコンバレー、と呼ばれているイスラエル。

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イスラエルってどこだっけ、という方に。


近隣諸国とのトラブルが絶えないというイメージがありますが、教育レベルは非常に高く、海外からの投資額も年々増加しているそうです。


中東諸国の中でも最も米国との関係も近く、ナスダック上場企業は、米国、中国に次いで、3位。


日本企業よりはるかに多いんですよね。


そしてお国柄といいましょうか、大国に挟まれている上に、国土面積が近隣諸国と比べ非常に狭いことからも、危機意識が非常に強いことから高付加価値な先進技術を持つIT企業や、防衛やセキュリティに強い企業が揃っており、ユニコーン企業も多く存在しています。


実に情報技術が4割弱、半導体が3割と圧倒的に情報技術が占めており、小学校からプログラミング授業があり、高校卒業後には徴兵制があるため、高度な知識や技術訓練などが培われる環境にあるのだそうです。


プログラミング授業を必修にしたのは、イスラエルが初であり中国で採用されているSTEM教育もイスラエルが発祥と言われています。


つまり、ITに特化しながらも問題解決能力に秀でた、有望な人材を多く育てることに成功している国とも言えます。


起業数の多さは特に、中東諸国においても異例中の異例ともいえるほどで、毎年800~1000件程度の規模でスタートアップが誕生しては、GoogleやApple、Microsoftといったテクノロジー分野の巨大企業が買収するという動きが一般的になりつつあります。


非常に理想的な、企業サイクルが成立しているということですね。


管理人も調べながら知ったのですが、Googleのサジェスト機能も発祥はここイスラエルなんだそうです。


他にもUSBメモリ、チェックポイント社のファイアウォール、ジェスチャー認識技術のキネクト、携帯間でのショートメッセージなどもイスラエル発の技術です。


つまりイスラエルは、非常に起業家精神が強く、ベンチャー投資額も年々高くなっていることから、早期の段階で目をつけておけば、いずれは大化けする銘柄も多く存在しうる、という訳です。



また最近では、トランプ大統領の仲介により、イスラエル首相のネタヤニフ首相は、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンとも国交正常化合意に署名しており、明るい兆しが見え始めています。


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日本東京オリンピックでもサイバーセキュリティ強化のため、イスラエルとの協力をすることが決定していますし、日本政府もデジタル庁の創設を検討していることから、より国防関連の技術提供と称して緊密な連携を取る可能性もあり得るでしょう。


そうなるとセキュリティ銘柄が、国策企業となりえる可能性も大きい、と言えそうです。


個人的にも最近ようやく、セキュリティ市場が賑わい始めており、今後の投資のネタになるのは、この分野になるんじゃないかな、という思惑もありイスラエル銘柄を調べておくのは、無駄にはならないんじゃないかな、と思っています。


マイナー(低PER)なお宝銘柄が眠っている可能性が高い、という視点でイスラエルに注目している価値は十分にあり得そうですよね。


気になるイスラエル銘柄5選!

という訳で超個人的に、以下の5銘柄をピックアップしてみました。


補足:この記事は定期的にリライトしています


【NICE】ナイス
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知る人ぞ知る音声デバイスの専門機材やソフトウェア、インフラを開発、販売する企業です。


通話録音、VoIP、音声バイオメトリクス認証、会話分析、品質管理といったあらゆる音声に関する技術を有し、トップブランドとして君臨しています。


録音が必須な超VIP用顧客との録音、金融関連のオペレーター支援、音声のテキスト化など、音声ソリューションはニッチながらも幅広い需要があり長期にわたり成長し続けている企業です。


国内でもまれに保有していらっしゃる方をお見掛けしますが、素晴らしい選球眼だなぁ、と感嘆します。

今からでも、買いたいなと思える企業です。


2021年8月末時点で293ドルまで上昇しており、引き続き強い需要が期待できそうですね。


この記事を紹介した2020年9月の時点では221ドルでしたので、注目が高まったこの1年間においても株価は32%も上昇していますね。


買っておきゃよかった・・・



【WIX】ウィックス
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ホームページ作成支援のウィックス。


最近Web広告でも良く見かけるようになりましたね。


内容的には完全に、ホムペ作成企業、エンジニアを絶滅させるほどのレベルじゃないかな、と感じているほどで、とにかくテンプレートが多彩ですべておしゃれです。


ワードプレス派がまだ主流とはいえ、セキュリティホールも多いツールですので今後もっと伸びていくのではないかな、と期待しています。


こちらも1年経過しグロース最盛期とも言えた2021年2月ピーク時には360ドルにタッチましたが、その後の勢いを失い、残念ながら株価はヨコヨコとなっていましたね。


【FVRR】ファイバー
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フリーランス、個人授業主がサービスを提供するオンラインのマーケットプレイスを展開。


コロナ禍中にギグエコノミーという新しいビジネスジャンルを確立した、立役者ともいえるでしょう。


ワールドワイドなココナラみたいなイメージといえば、わかりやすいかもしれません。


コロナショックにより多くの利用者が急増したこともあり、急激な株価の成長を見せています。


こちらも1年経過してみたところ、先ほどのWIX同様にピークシフトしており2021年8月では180ドルまで戻ってくる形となりました。


紹介した際より、50ドル程度増加していますので時期に乗り遅れず購入できた方はしっかり含み益ホールドできているかと思いますが、管理人のように高値掴みしてしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。



【VRNS】ヴァロニス
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【CRWD】クラウドストライク、【ZS】ゼットスケーラーと人気を博しつつあるセキュリティ銘柄の中でも、やや風変わりな侵入検知技術を持つヴァロニス。


攻撃や侵入が当たり前となりつつある昨今では、クラウド、オンプレミスの両端でセキュリティリスクを評価しておくことが企業にも求められていくのではないかな、という気がします。


すでにクラウドセキュリティはすっかり、DXの範疇に入ったという認識でおり今後も市場のニーズ基盤は揺るがないと予測できそうです。


先の2社ほどの勢いはありませんが、引き続き株価も順調に推移しているようですね。



【FORTY】フォーミュラシステムズ
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1985年創業の老舗ソフトウェア、コンサルティング企業で幅広い分野でのソリューションを多く手掛けています。


無配グロース企業が多い中、若干ランダムではあるものの配当が支給されている数少ない企業。


2019年から株価は2倍に成長しました。


同率5位として、追記。


【YALA】ヤラ・グループ
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中東発のボイスチャットSNSという点でも話題となっている、ヤラ・グループ。


上場直後は、10ドルアンダーで停滞が続いたかと思えばのいきなりのブレイク。


MAUも大きく増加傾向にあり、今後要注目となるサービスへ化けそうな気がしますが、残念ながらグロースが2021年2月に焼かれ始めて以降、すっかり地合いも悪く落ち込んでしまったようですね。


グロースに代わりに息を意を増し始めたと言えば、ヘルスケアで注目を浴びてきていると言えば、こちらのインモードなんかも非常に興味深いですね。


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最後に番外編として、検討するのであれば、この2銘柄でした。


【ESLT】イスラエルの軍需産業、ロッキードマーティンといったところでしょうか。ややボラティリティが高く安定しないのが、ネックなので候補から除外となりました。


【CYBR】サイバーアーク・ソフトウェア、最近よく企業名を耳にするようになりましたし、知名度は確実に上がってきているかと思います。

2019年に一気に70ドルから倍の140ドル近くまで上昇したものの、ここ数か月で軟調な気配だったため、今回は除外しました。






まとめ

いかがでしたでしょうか。


イスラエルが技術大国であるってことは、投資を通じてなかなか普段知るきっかけは少ないんじゃないかな、と思います。


これまでは、米国株メインでしたが、今のような乱調の相場が続く場合でも、同国の銘柄をポジっておけば比較的冷静に居られそうな可能性はありますよね。


個人的にも、本気で買いたいと思っているのはNICE、FVRR辺りでその業界でのプラットフォーマーとなっている、もしくはなりつつある企業という意味でも今後の永続性はかなり期待できそうです。



引き続き、イスラエル発の企業があれば積極的にピックしてみたいと思います。


【追記】
この記事を書いたのが2020年9月でしたが、当時の紹介した株価から大きく上昇しましたねー。


特にFVRRなんて、2.5バガーを達成していますし、まだまだ伸びそうです。



管理人は、敢え無く手放してしまいましたが、YALAはすでに4バガーを達成しているため、引き続きこちらに期待したいと思います。


また続いて、じわじわと注目を浴びているのが、こちら。


【GILT】ギラット・サテライト・ネットワークス
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ARKのISRLでも構成銘柄トップを誇る5G銘柄としても注目を浴びており、ジム・クライマーのマッド・マネーでも紹介されていましたね。


こちら、私も飛び乗ろうか非常に迷っている銘柄です。


これも数か月後にリライトしようとした際に、爆謄しているのかな~なんて思うと、


まだ株価の安い今のうちが勝負時なのかもしれませんね。



こんな感じで、イスラエル銘柄は、ニッチながらも隙間をついたような面白い企業が眠っているので、


調べておいて損はない投資対象国だと考えています。



イスラエル同様に、アイルランドにも特徴のある企業が揃っていますので、気になる方はこちらの記事もどうぞ。





最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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