こんにちわ。
週末ブロガーのぺろりです。
アクセスして頂き、ありがとうございます。
今回はファーストトラスト社による、HYLSという高配当ETFをご紹介します。
マネックス証券、SBI証券にて取り扱いが開始になったようで、乱調となっているSPYDの代わりになるかなーと思って、調べてみることにしました。
やっぱり高配当という言葉には魔力があるのか、当記事は当ブログでも定期的にアクセスのある人気記事の1つとなっています。
かくいう私も多分に漏れず高配当個別銘柄は大好きで、保有している銘柄の紹介はこちらから確認できます。
2020年の記事で若干内容が古いこともありますが、近日中にリライト予定ですので目を通していただけると幸いです。
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ファーストトラスト社は、米国シカゴを本社国億1991年に設立された企業です。
そう運用資産残高は1450憶ドル、およそ30年の老舗ファンドであり、アクティブファンド運用を得意とし、その残高は285億ドルと自信の高さが伺えます。
そんな同社の主力ファンドのFNDというETF、気になる過去のパフォーマンスは、どうだったかというと、
【FND】First Trust Dow Jones Internet Index
こちらのETFは、ネット業界大手かつ出来高位の多いダウ・ジョーンズの40銘柄を組み入れたもので、株価はなんと、5年で10倍・・・!!
いうまでもなく、素晴らしい内容です。
そんな圧倒的な実績を持つ同社のアクティブ型ファンドで、高配当を主力に据えたETFということで、期待は高まるところ。
その名もHYLSは、設立は2013年、1億4500万ドルの資産総額を持つファンドであり、高配当ETFというだけあって、運用方針は明確に定義されています。
そう、つまり株価上昇はメインの目標ではない、ということですね。
これは、高配当ETFという銘柄を購入する際に確認しておくべき、最大のリスクだと思ってます。
先ほどのFNDと比較して、チャートを見てみればその内容の差は歴然です。
【HYLS】First Trust Tactical High Yield ETF
設立当初の50ドル前半から、2020年現在における46ドルまで約4ドルほど下落していることになります。
しかし、7年間にわたり配当5%を維持する銘柄で、±4ドルの株価推移は素晴らしい安定感だと思います。
実にベータ値は、0.43と底の固さは申し分ないですね。
過去の基準価値ベースでみるとこのようになりました。
この安定している株価の要因は、379という銘柄数の豊富さによるバランスと、ヘルスケアを中心とした組み入れ比率が故だと考えられます。
またそのセレクトも米国にとどまらず多国籍で、ロング、ショートポジションの双方を使い分ける運用です。
その独創的すぎるチョイスから、事項におけるすべての銘柄のピックに限界がある旨、何卒ご了承いただきたいと思います。
セクター比率は下記の通りとなっています。
次いで、ネットメディア、ソフトウェアと人気セクターで半数以上を占めています。
株価の減少に対する懸念はあるものの、長期保有が期待できるセクターであり、暴落するという要素は無いように思えます。
という訳で、最大の魅力である配当を見ていきましょう。
5%超えをキープしているものの、年度を重ねるたびに利回りは微妙に減少しているようです。
2016年の年間2.87ドルに比べて、直近では2.522ドルと12%ほどの減少となっています。
個別銘柄と比較して、連続増配の確約もなく配当の変動差があるため、已むを得ないものの株価が下がっている分、配当率が上がるという期待もないのは少しばかり残念ですね。
しかし、このETFにおける最大の魅力は、配当が毎月あること、です。
2020年の配当推移は、この通りです。
うーん、配当サイクルが早いということは、資産形成のターンが増えることになるので、有力な武器となることは間違いないですね。
これは、大きなメリットです。
ちなみに経費率は1.23%ですので、はっきり言って高め、の部類に属します。
それを差し引いても、7年間5%を享受できていると考えれば十分なリターンを得られていたことになりそうですね。
なお、このTOP10銘柄で全体の23.19%を占めていることから、かなり幅広いバランスで調整されているようですね。
【BHC】バリアント・ファーマシューティカルズ 3.13%
えっと、ノッケからわかりませんでしたが、カナダにある多国籍製薬会社だそうです。
【THC】テネット・ヘルスケア 2.85%
米国の医療施設、総合病院などを運営する企業です。
下毛手術センター、応急処置センター、救命センター等も所有し、医療施設全般、健康維持機構に出資するヘルスケアサービス企業です。
【CVC】ケーブルビジョン・システムズ 2.73%
※チャートは割愛します
ケーブルテレビ、エンタメ、新聞発行などを行う事業。
ニューヨーク大都市圏をはじめ、モンタナ、ワイオミング、コロラド、ユタ各州でケーブルテレビサービスを提供。企業向けにIP電話サービスと高速インターネット接続サービスを展開しています。
【HUBG】ハブ・インターナショナル 2.48%
その名の通り、ロジスティクス銘柄です。
船舶、鉄道などを中心に、コンテナ、トレーラー等の管理業務も行っています。
リフィニティブ 2.33%
※チャートは割愛します
英国での金融サービス、リスク管理などのサービスを提供する企業。
トムソン・ロイターからのスピンオフした部門なのだそうです。
Amwins Group 2.10%
※チャートは割愛します
保険商品およびサービスを提供する企業で、貨物、地震、洪水、テロ、商用車、傘、労働者災害補償、製造物責任保険等を実施。
【LNT】Alliant Holdings 2.00%
公共事業銘柄で94%と驚異の粗利を保ち、純利益も18%と非常に優秀です。
配当2.96%、連続増配16年目を誇る銘柄です。
【GTN】グレイ・テレビジョン 1.92%
こちらもメディア関連で、米国中南部を中心にテレビ放送網を運営する企業です。
【ENDP】エンドー・インターナショナル 1.85%
アイルランド、ダブリンに本拠を置くヘルスケア企業です。
主にジェネリック医薬品、専門医療のデバイスにおける製造、販売を手掛けています。
【NXST】ネックススター・メディア・グループ 1.80%
ニューヨーク、シカゴに本社を置くテレビ局を所有する電気通信企業です。
こちらは配当2.4%、7年連続の増配を続けており、株価も非常に順調に推移しています。
一通り見て頂いた大体の感想は、一緒だと思います。
・・・全っ然、わかんない・・・・。
そうなんです、アクティブファンドということもあり、非常に攻めたラインナップです。
同社の独自の評価により、市場の評価が著しく下がっている銘柄をチョイスしていることからも、世界中の視野の広さが売りともなるわけですが、トップ10でこの内容だと、追いかけるにも一苦労、というか、はっきり言って中身を掌握するのは無理な気がしてきました。
それゆえに、ある意味世間のトレンドとはかけ離れたチャートを形成する可能性もあり得る、ということですね。
管理人の最大の焦点としては、パフォーマンスでSPYDに勝てるかどうか、で調べてみたのですがおそらくパフォーマンスという意味では上回っているかと思います。
見ての通り、株価の減少率よりも安定した高配当が受給できているため、減衰する株価を気にせずに再配当で増配し続けることが出来れば、多くの配当を享受し続けることが出来たことかと思います。
しかし、同銘柄の最大のデメリットは、組み入れ銘柄のマイナーさと幅広さ、ではないでしょうか。
調べるだけでも一苦労しますし、パフォーマンスが下がった要因を個人で調べる労力もそれなりに掛かりますし、それだけでも上級者向けとも言えるんじゃないでしょうか。
もし、同じように月1回配当があるETFを探しているという方には、やや配当率は下がるもののBNDやAGGなども有名ですし、逆にこちらは安定な株価を維持しながらもちゃんと上昇している点も安心できますし、おススメしやすいかと思います。
そのためHYLSは、50ドル以下という安価に購入できる高配当銘柄、である一方きちんと高配当であるゆえのリスクと覚悟を受け入れられる方向け、と言えます。
あくまで個人的という観点では、SPYDで配当を稼ぐよりかは周囲のノイズも少なく、組み入れ数の多さによるディフェンシブ力も発揮できている点からも、こちらのほうを選択するかな、と感じました。
ただし、中身が見えにくく絶対乗り換えるぞ!というほどの決定打でもないかなぁ、という所。
もう少し、じっくり悩んでみる必要がありそうですが、皆さんの参考になれば、幸いです。
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週末ブロガーのぺろりです。
アクセスして頂き、ありがとうございます。
今回はファーストトラスト社による、HYLSという高配当ETFをご紹介します。
マネックス証券、SBI証券にて取り扱いが開始になったようで、乱調となっているSPYDの代わりになるかなーと思って、調べてみることにしました。
やっぱり高配当という言葉には魔力があるのか、当記事は当ブログでも定期的にアクセスのある人気記事の1つとなっています。
かくいう私も多分に漏れず高配当個別銘柄は大好きで、保有している銘柄の紹介はこちらから確認できます。
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First Trust Tactical High Yield ETF
ファーストトラスト社は、米国シカゴを本社国億1991年に設立された企業です。
そう運用資産残高は1450憶ドル、およそ30年の老舗ファンドであり、アクティブファンド運用を得意とし、その残高は285億ドルと自信の高さが伺えます。
そんな同社の主力ファンドのFNDというETF、気になる過去のパフォーマンスは、どうだったかというと、
【FND】First Trust Dow Jones Internet Index
こちらのETFは、ネット業界大手かつ出来高位の多いダウ・ジョーンズの40銘柄を組み入れたもので、株価はなんと、5年で10倍・・・!!
いうまでもなく、素晴らしい内容です。
そんな圧倒的な実績を持つ同社のアクティブ型ファンドで、高配当を主力に据えたETFということで、期待は高まるところ。
その名もHYLSは、設立は2013年、1億4500万ドルの資産総額を持つファンドであり、高配当ETFというだけあって、運用方針は明確に定義されています。
インカムを得ることを目的とし、値上がり益は副次的な目的です。
そう、つまり株価上昇はメインの目標ではない、ということですね。
これは、高配当ETFという銘柄を購入する際に確認しておくべき、最大のリスクだと思ってます。
先ほどのFNDと比較して、チャートを見てみればその内容の差は歴然です。
【HYLS】First Trust Tactical High Yield ETF
設立当初の50ドル前半から、2020年現在における46ドルまで約4ドルほど下落していることになります。
しかし、7年間にわたり配当5%を維持する銘柄で、±4ドルの株価推移は素晴らしい安定感だと思います。
実にベータ値は、0.43と底の固さは申し分ないですね。
過去の基準価値ベースでみるとこのようになりました。
またそのセレクトも米国にとどまらず多国籍で、ロング、ショートポジションの双方を使い分ける運用です。
その独創的すぎるチョイスから、事項におけるすべての銘柄のピックに限界がある旨、何卒ご了承いただきたいと思います。
セクター比率は下記の通りとなっています。
次いで、ネットメディア、ソフトウェアと人気セクターで半数以上を占めています。
株価の減少に対する懸念はあるものの、長期保有が期待できるセクターであり、暴落するという要素は無いように思えます。
という訳で、最大の魅力である配当を見ていきましょう。
5%超えをキープしているものの、年度を重ねるたびに利回りは微妙に減少しているようです。
2016年の年間2.87ドルに比べて、直近では2.522ドルと12%ほどの減少となっています。
個別銘柄と比較して、連続増配の確約もなく配当の変動差があるため、已むを得ないものの株価が下がっている分、配当率が上がるという期待もないのは少しばかり残念ですね。
しかし、このETFにおける最大の魅力は、配当が毎月あること、です。
2020年の配当推移は、この通りです。
うーん、配当サイクルが早いということは、資産形成のターンが増えることになるので、有力な武器となることは間違いないですね。
これは、大きなメリットです。
ちなみに経費率は1.23%ですので、はっきり言って高め、の部類に属します。
それを差し引いても、7年間5%を享受できていると考えれば十分なリターンを得られていたことになりそうですね。
構成銘柄
では、実際の構成TOP10を見ていきたいと思います。なお、このTOP10銘柄で全体の23.19%を占めていることから、かなり幅広いバランスで調整されているようですね。
【BHC】バリアント・ファーマシューティカルズ 3.13%
えっと、ノッケからわかりませんでしたが、カナダにある多国籍製薬会社だそうです。
【THC】テネット・ヘルスケア 2.85%
米国の医療施設、総合病院などを運営する企業です。
下毛手術センター、応急処置センター、救命センター等も所有し、医療施設全般、健康維持機構に出資するヘルスケアサービス企業です。
【CVC】ケーブルビジョン・システムズ 2.73%
※チャートは割愛します
ケーブルテレビ、エンタメ、新聞発行などを行う事業。
ニューヨーク大都市圏をはじめ、モンタナ、ワイオミング、コロラド、ユタ各州でケーブルテレビサービスを提供。企業向けにIP電話サービスと高速インターネット接続サービスを展開しています。
【HUBG】ハブ・インターナショナル 2.48%
その名の通り、ロジスティクス銘柄です。
船舶、鉄道などを中心に、コンテナ、トレーラー等の管理業務も行っています。
リフィニティブ 2.33%
※チャートは割愛します
英国での金融サービス、リスク管理などのサービスを提供する企業。
トムソン・ロイターからのスピンオフした部門なのだそうです。
Amwins Group 2.10%
※チャートは割愛します
保険商品およびサービスを提供する企業で、貨物、地震、洪水、テロ、商用車、傘、労働者災害補償、製造物責任保険等を実施。
【LNT】Alliant Holdings 2.00%
公共事業銘柄で94%と驚異の粗利を保ち、純利益も18%と非常に優秀です。
配当2.96%、連続増配16年目を誇る銘柄です。
【GTN】グレイ・テレビジョン 1.92%
こちらもメディア関連で、米国中南部を中心にテレビ放送網を運営する企業です。
【ENDP】エンドー・インターナショナル 1.85%
アイルランド、ダブリンに本拠を置くヘルスケア企業です。
主にジェネリック医薬品、専門医療のデバイスにおける製造、販売を手掛けています。
【NXST】ネックススター・メディア・グループ 1.80%
ニューヨーク、シカゴに本社を置くテレビ局を所有する電気通信企業です。
こちらは配当2.4%、7年連続の増配を続けており、株価も非常に順調に推移しています。
一通り見て頂いた大体の感想は、一緒だと思います。
・・・全っ然、わかんない・・・・。
そうなんです、アクティブファンドということもあり、非常に攻めたラインナップです。
同社の独自の評価により、市場の評価が著しく下がっている銘柄をチョイスしていることからも、世界中の視野の広さが売りともなるわけですが、トップ10でこの内容だと、追いかけるにも一苦労、というか、はっきり言って中身を掌握するのは無理な気がしてきました。
それゆえに、ある意味世間のトレンドとはかけ離れたチャートを形成する可能性もあり得る、ということですね。
まとめ
管理人の最大の焦点としては、パフォーマンスでSPYDに勝てるかどうか、で調べてみたのですがおそらくパフォーマンスという意味では上回っているかと思います。
見ての通り、株価の減少率よりも安定した高配当が受給できているため、減衰する株価を気にせずに再配当で増配し続けることが出来れば、多くの配当を享受し続けることが出来たことかと思います。
しかし、同銘柄の最大のデメリットは、組み入れ銘柄のマイナーさと幅広さ、ではないでしょうか。
調べるだけでも一苦労しますし、パフォーマンスが下がった要因を個人で調べる労力もそれなりに掛かりますし、それだけでも上級者向けとも言えるんじゃないでしょうか。
もし、同じように月1回配当があるETFを探しているという方には、やや配当率は下がるもののBNDやAGGなども有名ですし、逆にこちらは安定な株価を維持しながらもちゃんと上昇している点も安心できますし、おススメしやすいかと思います。
そのためHYLSは、50ドル以下という安価に購入できる高配当銘柄、である一方きちんと高配当であるゆえのリスクと覚悟を受け入れられる方向け、と言えます。
あくまで個人的という観点では、SPYDで配当を稼ぐよりかは周囲のノイズも少なく、組み入れ数の多さによるディフェンシブ力も発揮できている点からも、こちらのほうを選択するかな、と感じました。
ただし、中身が見えにくく絶対乗り換えるぞ!というほどの決定打でもないかなぁ、という所。
もう少し、じっくり悩んでみる必要がありそうですが、皆さんの参考になれば、幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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